2014年10月26日日曜日

神様のカルテ3

夏川草介。

恩師の死からふた月ほどが経ち、相変わらずの忙しさの本庄病院に召喚された膵胆管造影のスペシャリストである美人女医。

ICUの重症患者を管理人しながら外来と内視鏡検査をこなし、夜間緊急の当直も行いつつさらに論文を書くという彼女のやり方を目の当たりにした一止は、己の信念に僅かな疑問を抱く。

患者に向き合うことについては常に真摯であったが、現在の医療の限界点で鑑別診断を下すことの重大さに気付いた一止は、新たな道に進もうと決意するのだった。

シリーズ3作目は書き下ろし多数で、本庄病院編を描ききった感。続編がもしあれば、大学病院編なんだろうな。
(^-^)

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