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2017年5月15日月曜日

ハッカーの報酬

ジョン・サンドフォード。

1989年に執筆され、平成4年に山田久美子の日本語訳により出版された本書。

普段は画家として生活している主人公のキッド。
彼の裏の顔は優秀なプログラマーとして表沙汰にはできないコンピューターがらみの仕事に手を染めている。

航空電子工学の会社を傘下に持つアンシャイザー社は、軽戦闘機サンファイアに高度な自動制御システムであるストリングスを搭載することで、競争相手であるホワイトマーク社の重戦闘機ヘルウルフの優位に立とうとしていた。

キッドは、アンシャイザーの右腕として魅力的で有能な女性マギーから、ストリングスの機密を盗んだホワイトマーク社への破壊工作の依頼を受ける。

この仕事にチームで臨むことを決めたキッドは、女泥棒のルーエレン、元ペンタゴン専門の敏腕記者デイスと共に準備に奔走する。

顔も知らないハッカー仲間ボビーのサポートも受けながら、キッドたちはホワイトマーク社への攻撃を開始する。

仕事は順調なはずだったのだが、国家安全保障局からの監視が始まった途端、歯車が狂い出す…

四半世紀前のコンピューターは流石に時代を感じるが、ストーリーは悪くない。
(^^)

2010年12月26日日曜日

ハッカーの報酬

ジョン・サンドフォード。
画家として悠々自適な生活を送るキッド。
ところが、彼はコンピュータがらみの裏仕事を引き受ける優秀なハッカーだった。
流石に20年前の作品ということがあり、コンピュータに関する場面はインターネットが普及した現在とは様相が異なる。
電話回線で2400ボーの通信って懐かしい。
marbleがパソコン通信してた時代でも25600ボーは出てたもんなぁ。
おっと脱線したが、小説自体はテンポもよく、多くの話題が散りばめられている。
娯楽小説としてかなり楽しめる。