2009年9月22日火曜日

ウインクで乾杯

東野圭吾。
作風からすると、東野のイメージとは少し違うんだなぁ。
推理小説である事には違いないのだけれど…
20年ほど前に書かれたせいなのか、いろんな場面がノスタルジックな感じがした。

2009年9月16日水曜日

分身

東野圭吾著。
そっくりな二人の女子大生を襲う悲劇。
そして真相を探るうちに行き着く最先端医学の禁断の領域。
交互に描かれる二人のそれぞれの場面、切り替えも巧み。
東野は技法だけじゃなく、登場人物の心情をよく表現してくれる。

2009年9月4日金曜日

冬の狙撃手

鳴海 章著。
鳴海の描写は実に細かい。
序盤、航空機のコクピットが描かれる。
全編に渡る、銃のディテールの描写も圧倒的だ。
作品としても、ストーリーは絶妙な伏線により奥行がある。
テロリストの正体が悲しかった。