ラベル 池井戸潤 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 池井戸潤 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2019年10月13日日曜日

下町ロケット ヤタガラス

池井戸潤。

シリーズ第四弾。

前作の「ゴースト」と合わせて一つのストーリーになっている。

帝国重工が手掛ける大型ロケット事業とそれによりもたらされる新たな周辺ビジネス。
それは伏魔殿と呼ばれる帝国重工の中でも己の信念を貫こうとする誠実な男、財前道生に拠るところが大きい。

第一弾から脈々と続く佃製作所の佃社長と財前のタッグや素晴らしい社員たち、そして都度の登場人物の良さがこのシリーズの真髄か。

ドラマの最後は米農家としては非現実的なシーンに失笑モノだったのだが原作はしっかりしていたので安心した。(笑)

ストーリーの素性の良さと読みやすさに次作も期待したいところ。
(^-^)





2019年10月12日土曜日

下町ロケット ゴースト

池井戸潤。

下町ロケットシリーズ第三弾。

阿部寛の好演でお馴染みのドラマになったことで有名だが図書館の書架に並んでいたモノをようやく借りてきた。

台風19号の影響による大雨で仕事にならないので読み始めたところ、ストーリーが分かっちゃうからなのか文章が秀逸なのか、あっという間に読了。

その割に内容は濃いのよね。

そして次号へ続くのであった。
(^-^)



2015年12月2日水曜日

下町ロケット2 ガウディ計画

池井戸潤。

前作「下町ロケット」で成功を収めた佃製作所に、新たな依頼が舞い込む。

これまでに携わった事のない高度医療機器である心臓用人工弁の開発。

時間とカネがかかるため大手企業ですら二の足を踏むこの新事業の発案者は、ゴッドハンドと呼ばれながらも師匠との確執により地方大学へ左遷された心臓外科医。

サポートするのは人体への浸潤性の高い医療用特殊繊維を編むことができる中小企業の社長。彼もまた悲痛な思いを胸に計画に参加していた。

新たなロケットエンジン用バルブの納入にあたってのコンペを控えた佃は一度はこの誘いを断るのだが…

今まさにドラマで絶賛放映中の本作。
阿部寛主演で、原作とは若干の違いはあっても素晴らしい出来とmarble的には高評価。(≧▽≦)

以前、WOWOWでは三上博史主演でドラマ化されたが、あちらもいい出来だった。

原作がいいってことだよなぁ。(^^)

2015年11月14日土曜日

ようこそ、わが家へ

池井戸潤。

青葉銀行からの出向で中堅企業であるナカノ電子部品の総務部長を務める倉田は、会社帰りの山手線代々木駅で、若い女性を突き飛ばして割り込んできた男を注意する。

その後執拗に倉田を追いかける男を撒いて帰宅したのだが、翌朝から倉田家に対する嫌がらせが続く。

一方、会社ではそりの合わない営業部長、真瀬の不正疑惑に振り回され、ついに2千万円を超える不渡りが出る。

茶髪でシングルマザーのベテラン経理担当、摂子と共に不正のからくりを探る倉田は、真瀬の過去からその端緒を掴む。

物語後半、倉田家への嫌がらせの意外な真実が明らかになり…

相葉雅紀主演でドラマ化されたが、原作とはストーリーが異なるらしい。
こちらは観ていないので何とも。
(^.^;

2014年2月1日土曜日

下町ロケット(ドラマ版)

2011年WOWOWにてドラマ化。

原作が最高だったので、動画を検索して発見。

三上博史、渡部篤郎らを据えて、かなりしっかり作り込んでいる。

原作と違う部分は新たな展開で、これまたいい出来。

marble的には120点。
(^_^)b

2014年1月27日月曜日

下町ロケット

池井戸潤。

大型水素エンジン、セイレーンの開発に9年間の研究人生を捧げた佃航平であったが、セイレーンの打ち上げ失敗に挫折、先代の社長が亡くなったことを機会に宇宙科学開発機構を辞し、家業の佃製作所の経営者になった。

こと、エンジンに関しては大企業をも凌ぐと言われる下町の中小企業に成長した佃製作所に襲いかかる災難は、突然の取引停止と、主力エンジンの特許侵害訴訟。

大企業の理不尽なやり方に翻弄される佃たちであったが、その優良な経営状況と高い技術力を高く評価する味方を得て窮地を脱する。

そんな折り、宇宙航空関係国内最大メーカーの帝国重工が 佃の持つ特許を買い取りたいと打診してきた。

諦めきれない夢と、生活の安定を望む社員たちの言葉に思い悩む佃。

過去にWOWOWでドラマ化されているらしいが、この面白さが引き出されているのか?

掛け値なしに面白い。(^O^)