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2013年2月18日月曜日

パイレーツ 掠奪海域

マイクル・クライトン。

クライトンの死後、故人のMacからほぼ完成状態で発見された未発表長編作。

17世紀のカリブ海、ジャマイカ島の港町ポート・ロイヤル。

ジャマイカ総督公認の掠奪者である私掠者のハンター船長は、スペイン領のマタンセロス島に停泊しているという財宝船を狙う。

難攻不落の要塞島には残虐さで名を馳せるカサーリャ指令官が待ち構える。

ハーバード大学を卒業したというハンターが立てた侵攻作戦は吉と出るのか。

ここまででやっと折り返し。
この後の展開がどうなるのかは読後のお楽しみ。

クライトンのエンターテイメント性は題材を選ばないねぇ。
(^O^)

2013年2月7日木曜日

マイクロ・ワールド(下)

マイクル・クライトン。

マイクロヒューマンにされ、ジャングルからの脱出を図る大学院生たちは、無慈悲な自然とCEOが送り込んだ刺客たちにより次々と殺されていく。

一方、続発する不審な事件を追うダン警部補は、Nanigen社への警戒を強める。

魅力的な自然界や昆虫たちの描写と息をも尽かせぬアクションシーン。

エンターテイメントSF小説の雄。
クライトン最後の小説が形となった奇跡に感謝するとともに、冥福を祈るものである。

2013年2月4日月曜日

マイクロワールド(上)

マイクル・クライトン。

2008年に亡くなったクライトン。彼の死後にパソコンから発見された未完の遺稿。
サイエンス・ライターのリチャード・プレストンが書き継ぐクライトン最後の傑作。

生物学を専攻し先端研究に勤しむ7人の大学院生。
彼らは新薬開発を行うベンチャー企業に誘われハワイの研究所までやってきた。

兄の殺された理由を探るピーターたちは、CEOのドレイクの罠にはまり、身長2センチ足らずのマイクロヒューマンにされ、昆虫や小生物が蠢く恐怖の密林に迷い込む。

それぞれの専門知識を活かしてサバイバルを続ける彼らの運命は…
下巻につづく。
(≧∇≦)

2011年9月17日土曜日

恐怖の存在

マイクル・クライトン。
人々を操るために必要なものは「恐怖」を駆り立てること。
地球温暖化という「恐怖」に実態をもたせるために、莫大な資金を投じて自然をコントロールしようとする者たち。
愚行に気付いた、環境運動を支援していた大富豪がとった異常な行動。
そこに巻き込まれていく弁護士と秘書たち。
以前にも読んでいたのだが、ストーリーはあまり覚えていなかった。
かなり複雑な展開で読み疲れた。
二度目でやっと消化できた気がする。
良かったヨ〜。(^_^;)

2011年8月21日日曜日

PREY-獲物-

マイクル・クライトン。
企業が造り出したハイテクナノマシンが野生化して自己増殖を始める。
暴走するナノマシンたちは人間をも捕食しながら驚異的なスピードで進化を続ける。
クライトン流のテクノロジーに対する警鐘はサスペンス仕立てで、読む者を引き込んで離さない。
図書館で間違え借りてきてしまい読むのは二度目なんだが、面白さに変わりなし。
( ̄▽ ̄)

2011年8月8日月曜日

NEXT

マイクル・クライトン。
遺伝子テクノロジーの進歩によってもたらされた驚異と恐怖。
著者お得意のフィクションとノンフィクションの融合がストーリーを加速させる。
久しぶりにクライトンを読んだが、知的好奇心をくすぐる題材の選択は秀逸。
( ̄▽ ̄)