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2025年4月1日火曜日
コスメの王様
高殿円。
明治から大正の神戸、花隈を舞台に、同じ顔をした少年と少女の成長を描く。
詳しくは知らないが、実際の化粧品会社の創業者がモデルとなっているのだそう。
狸坂のトブにはまっていた利一を助けたハナは花街に生きる女。
商売に掛ける利一の成功をかげで見守り続けるが、惹かれ合う二人を引き裂く出来事など、その時代の理不尽な現実がなかなか重たい。
タイトルからは想像がつかなかった物語は、ちゃんといい結末を迎えた。
(^^)
2025年1月28日火曜日
グランドシャトー
高殿円。
大阪京橋のキャバレー、グランドシャトー。
家庭の事情で大阪に流れ着いた19歳のルーは、グラントシャトーのナンバーワン真珠に拾われる。
ついにナンバーツーの座についたルー。
日本の社会が昭和から平成に移り変わる中、キャバレーはその姿を変えていく。
そしてルーもまた、大阪から東京へ出て行くのだった。
再び大阪に戻ったルーが仕掛けるキャバレーの立て直し。
ルーの生い立ちもさるものながら、真珠の隠された過去が明らかになるとき、何とも言えない高殿らしいストーリー展開は感動もの。
一気読み必至。
(^^)
2023年1月9日月曜日
上流階級 富久丸百貨店外商部 其の四
高殿円。
シリーズ第四弾。
富久丸百貨店芦屋川店外商部の鮫島静緒。
バイトの叩き上げからスタートし、今は全国売上のトップ10に数えられ、その名は本部でも知れ渡った存在となっている。
百貨店の合併問題の波に揉まれながら、仕事の量だけは増え続ける静緒に現れる身体の異変。
次々とやってくるオーダーをこなしながら彼女は何を思うのか。
竹内結子主演でドラマ化されないという現実がmarble的には一番切ない。
まだまだ次回作に期待が持てる展開はファンには堪らない。
(^^)
2022年1月23日日曜日
上流階級 富久丸百貨店外商部 其の三
高殿円。
シリーズ第三弾。
元々の一作目と続刊は光文社から発刊されていたが、小学館から3部作がいきなり文庫化された。
40歳を目前に控え、外商員としての順調な仕事とプライベートの狭間で自分を見つめ直す静緒。
シリーズを通して静緒の成長振りとお客様や同僚たちとの関係性が心地よい。
中盤では本シリーズの完結を予感させる展開があるのだが、まだまだ続きそうな…
いや、続いて欲しいね。
(^.^)
2018年9月3日月曜日
ポスドク!
高殿円。
「マル合の下僕」を改稿、改題した作品。
マル合は既読であったが、内容はほぼ記憶のかなたに消えていたので、まずまず楽しく読めた。
(^^)
2018年6月16日土曜日
トッカン 徴収ロワイヤル
高殿円。
「トッカン」シリーズ第四弾。
東京国税局京橋中央税務署特別国税徴収官で京橋中央署の死に神との異名を持つ鏡雅愛。
そのトッカン付き国税徴収官のぐー子こと鈴宮深樹。
特に悪質な税金滞納案件を扱うトッカンに鍛えられたぐー子の成長振りが見ものな6話の短編集。
続編に大いに期待。
(^o^)
2018年2月22日木曜日
政略結婚
高殿円。
不思議な縁(えにし)でつながる、三つの時代を生き抜いた三人の女性たち。
聡明さとしなやかさを兼ね備え、自然体で激動の時代を生き抜く彼女らを三部構成でドラマチックに描き出した壮大な大河ロマン!
てんさいの君、プリンセス・クタニ、華族女優の3部作。
「そういう時代であった。」
有無をいわさぬこの説明に納得。
(^^)
2017年1月4日水曜日
上流階級 富久丸百貨店外商部Ⅱ
高殿円。
一作目は竹内結子主演でドラマ化された。
登場人物はほぼ変わらないが、静緒とルームシェアをするわけありセレブ桝家修平の生い立ちが一つの軸となる。
そして、ノルマに追われる静緒が衰退の影を見せる百貨店の外商の在り方を根底から覆すホテル催事の企画を提案。
様々な外商顧客から頼られる静緒もまた顧客から何かを学ぶ。
バツイチ独女の奮闘劇をエンターテイメントに昇華させた高殿の筆力。
これもこのままドラマ化希望。
(^-^)
2015年4月12日日曜日
マル合の下僕
高殿円。
関西の最難関大学、K大をストレートで卒業、院で修士号を取り、助手をしながらD論をしあげた貴宣であったが、指導教授のスキャンダルのとばっちりを受け、今は香櫨園女子大学環境学部総合文化学科の非常勤講師として月収10万8千円で働いている。
5歳年上の姉が育児放棄した小学6年生の甥っ子である誉とふたり、慎ましく暮らしていた貴宣に色んな意味で転機が訪れる。
アパートの中国人大家からのとんでもない依頼や、急死した教授の後釜として香櫨園女子大最大手のマル合、大和教授との合同研究。
あまりの忙しさに誉からのSOSサインを見過ごしてしまった貴宣。
誉のいない独りきりの生活に苦しむ貴宣に追い討ちをかける黒い影。
登場人物が多いけれど、きっちり役割があって伏線も納得の展開。
(^-^)
2014年10月9日木曜日
トッカン the3rd おばけなんてないさ
高殿円。
死神とあだ名される鏡の下での特官付きも2年目を迎え、ちょっぴり成長したぐー子。
調子に乗って鏡の怒りを買ったぐー子は、霊感商法法人の滞納案件を一人で片付けるよう命令され、単身宇都宮に乗り込むことに。
嫌われ者の税務署の知名度を上げるための裏工作など知る由もない彼女は、自らを奮い立たせるのだが…
人のこころに巣くうおばけを主題とした本作、若干の重たさもあり、新たな局面が新鮮。
問題物件ばかりに移り住む鏡の心情が明らかになったり、基本の登場人物が固定したりと、かなり熟成されてきたトッカンシリーズ。
さて、次はあるのかな。
(^.^)
2014年9月29日月曜日
トッカンVS勤労商工会
高殿円。
トッカンシリーズ第二弾。
鏡が担当していた滞納者が自殺し、勤労商工会の弁護士である吹雪が代理人としてぐー子の前に現れる。
自らを正義の味方と言い放つ吹雪の言葉に揺れるぐー子であったが、自殺した食堂の主人の妻のわずかな綻びに気付く。
女の体裁、男の体裁。
誰もが作り上げる体裁に翻弄され、自らの体裁にも気付いたぐー子。
彼女は4年目の国税職員として独り立ちできるのか。
前作からかなりパワーアップし、登場人物も充実してきた。さて、三作品目はどうかな。(^-^)
2014年9月25日木曜日
トッカン 特別国税徴収官
高殿円。
東京国税局京橋税務署の特別国税徴収官であり「死神」と呼ばれる鏡は、ゼネコンと税務署ぐるみの収賄事件で責め立てられたこの支店を立て直すため、本店である国税局から遣わされたエリート徴収官である。
トッカンと呼ばれる鏡をサポートするのは、言いたいことを言えずに「ぐ」と詰まってしまい、みんなから「ぐー子」とあだ名される新米徴収官の鈴宮深樹。
井上真央主演でドラマになったが全く観ていないので、そちらは分からない…
税務署に敵意を持ちながらも、自ら税務の道に進んだ深樹。
鏡の過去や、滞納者の苦悩を知った彼女は、それまでの自分の仕事ぶりを振り返り成長していく。
高殿は、前に読んだ本が好印象だったので、図書館に並んでいたシリーズ3冊を借りてきた。
( ̄∇ ̄)
2014年4月21日月曜日
上流階級 富久丸百貨店外商部
高殿円。
百貨店の年商の三割を叩き出す究極の営業。
外商部営業一課の鮫島静緒。彼女は一風変わった経歴を持つ。
ほんの一握りのお金持ちを相手に、 どんな手段を使ってもその要望に必ず応える。ただし、金銭でカタがつくサービスの範囲内ではあるのだが…
カリスマ外商と呼ばれ、この世界の神と呼ばれた葉鳥が突然の引退を宣言し、彼の太客を引き継ぐために10名の優秀な若手外商員たちが集められた。
男の城である外商部にただ一人配属された静緒は、生粋のバイヤーの才能と負けん気の強さで、月々のノルマを何とかこなしていく。
年末の特賓会での成績が葉鳥の後継者を決めるといわれたその会場で、粗野な客を相手に大立ち回りを演じた静緒の運命は…
キラキラと輝く夢の宝石箱、百貨店が今日も開店する。
う〜ん、面白かった。(^-^)
2011年7月18日月曜日
メサイア 警備局特別公安五係
高殿円。
図書館で物色中にふと目にとまった。
国家公安委員会 特別公安五係はサクラと呼ばれる。
実態は特別殺人権を持つスパイの始末屋。
その訓練を受ける者たちは戸籍も国籍もない亡霊。
任務に失敗したサクラを救うことは誰にもできない。訓練生時代の相棒であるメサイアを唯一の例外として。
う〜ん、ハードボイルドとまではいかないかも…だが、まずまず。
(^_^;)
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