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2024年7月31日水曜日

ドクターM

海堂尊、久坂部羊、近藤史恵、篠田節子、知念実希人、長岡弘樹、新津きよみ、山田風太郎。

医療ミステリーを手掛ける人気作家8人の中、短編を集めた医療ミステリーアンソロジー。

初読の著者も3人いる。

既読の作品もあったが、読み返してみるのもいい。

Mって、ミステリーってことだよね?
(^^;)

2024年3月13日水曜日

螺旋の手術室

知念実希人。

純正会医科大付属病院に勤務する冴木裕也。

彼が第一助手として入った腹腔鏡下胆嚢摘出術の最中、不慮の出血に襲われた患者は命を落とした。

それほど難しくない手術で亡くなってしまった患者は、同大学の外科医でもあり、次期教授選の候補者と目されていた冴木真也、裕也の父であった。

教授選を巡っては、他の候補者が暴漢に襲われて殺害されており、大学を探る探偵がいるなど、不可解なことが続き、警察も捜査に乗り出していたのだが、裕也は一人事件の調査を始めるのだった。

螺旋が示す真相とは。
驚愕の医療サスペンス。
(^^)



2023年12月20日水曜日

祈りのカルテ 再会のセラピー

知念実希人。

シリーズ第二弾。

研修医を経て30歳になった諏訪野良太は、学会発表のあと、医学生時代の友人達と出会う。

研修医の頃に経験した体験を話す良太には人しれない思い出があった。

三重県出張の移動時間に読了。

意外な展開に軽く衝撃。
(^-^;)

2023年12月17日日曜日

祈りのカルテ

知念実希人。

純正医大付属病院で二年間の初期臨床研修中の諏訪野良太は、数ヶ月ごとに様々な科を回り医者としての基礎的な力を身に付けようとしていた。

患者の悩みを真剣に考え、それを解決するだけの能力と優しさをを持つと評される良太は自らの進む道をどう定めていくのか。

久し振りに図書館でたくさん借りてきたうちの一冊。

シリーズ2作目もあったので、併せて借りてきた。

なかなかいい感じの中編連作5作品。
(^-^)

2023年12月7日木曜日

となりのナースエイド

知念実希人。

つい10日ほど前に上梓された新刊なので裏表紙から引用。

新人ナースエイドの桜庭澪は、星嶺大学医学部付属病院の統合外科病棟に配属された。
技術至上主義の天才外科医・竜崎大河と時にぶつかりながら、医療行為が許されない立場で患者に寄り添い、癒やしていく。
澪がナースエイドを志したのは、半年前に起きた凄惨な事件がきっかけだった。
ある日、澪の身辺に怪しい影が差し事件がまだ終わっていなかったことを知る…。
どんでん返しの連続に息を呑む、ノンストップ医療サスペンス!

なかなか穏やかではないストーリーに、そういえば知念の作品ってこんなだったかも、と思い出す。

あとは、空想の病気や医療技術が描かれるため現実感が薄い。

大きな謎が一つ残ったのもモヤモヤ感が消えない。

続編があるなら解決してほしいかな。
(^^;)

2023年1月2日月曜日

十字架のカルテ

知念実希人。

光陵医科大学雑司ヶ谷病院、大学付属病院としては珍しい精神科の専門病院に配属された弓削凛。

院長であり、精神鑑定の分野では第一人者として一目をおかれている影山准教授に弟子入りを志願した彼女は、影山の助手として経験を積んでいく。

同僚女性の刺殺事件の容疑者の本鑑定を依頼された影山は凛と共に面接に臨むのだが、9年前の十字架を隠した凛の行動を悟った影山は彼女を面接から外す。

事態は進展しないまま、鑑定期限が迫る。

心の闇を扱った医療ミステリー5連作。
(^^)