2014年8月31日日曜日

Qrosの女

誉田哲也。

名前すらあかさず、突然TVCMの主役として世間の目に晒された女。

Qrosという衣料品メーカーのCMに出たことから、Qrosの女と呼ばれ、ネットの話題は彼女の個人情報の晒し合いに発展。

過去に自信の記事でアイドルを一人潰したことを悔やむ週刊誌の芸能記者、栗山は、偶然彼女を匿うことになる。

人並みはずれた美貌とスタイルを持つ彼女を情報の渦から救い出すことができるのか?

彼女の個人情報を晒し続ける輩の目的とは?

芸能界の暗闇を上手く散らしたストーリーは誉田の手に掛かればこんな仕上がりになる。
( ̄∇ ̄)

2014年8月24日日曜日

ジェノベーゼ2014

裏庭のバジル。

今年は出来がイマイチだけど、お天気のせいかなぁ。

田んぼの草刈りの合間を縫ってバジルを収穫。

例のごとく、バジルは冷蔵庫で冷やしてからオイルとナッツ類を買い出しに。

◆2014のレシピ◆

フレッシュバジル 280グラム
にんにく 1株
オリーブオイル 1リットル
アーモンド 95グラム
カシューナッツ 100グラム
生くるみ 70グラム
粉チーズ 80グラム
ブラックペッパー 適量
塩 適量

フードプロセッサーにかけた材料をボウルに移して、チーズ、調味料を加えてオリーブオイルと混ぜ合わせたらできあがり。

料理の際に味は整えたいので、塩味は薄めにするのがmarble流。
( ̄∇ ̄)

2014年8月23日土曜日

恋する創薬研究室

喜多喜久。

2013年10月、書き下ろしで上梓。

例のシリーズからは外れて、SF色は払拭されたが、理系ラブコメベースで、既出作品ともリンクするなど、シリーズもの感はある。

今回はいい意味でヤラれたのだが、読者を巧みに騙した著者の狙いは大成功だといえる。映像化はできないだろうけどね。(笑)

ネタバレ注意なり。
( ̄∇ ̄)

2014年8月20日水曜日

猫色ケミストリー

喜多喜久。

理系ラブコメミステリー第二弾。

今回、死神は出て来ないのだが、魂という概念は踏襲。

人と関わりを持ちたくない大学院生の明斗は、近くにいた同級生のスバル、可愛がっていた猫と共に落雷にあう。

その刹那、二者と一匹の間で魂の入れ替わりが起こり、明斗は女子学生のスバルの身体に、スバルは猫の身体に乗り移ってしまう。

突然の出来事に戸惑う二人だが、明斗の身体だけは目を覚まさない。

修士論文のデータどりのため明斗はスバルの身体で実験に臨むのだが、満足のいく結果が得られない。

元の身体に戻る方法を探す二人は、研究室で覚醒剤が作られていることに気づく。

果たして三人は元に戻れるのか、そして、入り乱れる恋愛模様の行方は。
(^^ )

2014年8月18日月曜日

ラブ・ケミストリー

喜多喜久。

第9回このミステリーがすごい!大賞の優秀賞受賞作品にして、著者のデビュー長編。

前回、理系ラブコメの三作目から読み始めてしまったので、原点に立ち帰るべく図書館の書棚から、残りの関連作品をごっそり借りてきた。

余命わずかとなり、この世に未練を残してしまう者の魂を浄化するために現れた死神カロン。

恋愛経験ゼロの理系大学院生の奮闘振りが微笑ましい。

ラストサプライズはベタなのだが、このシリーズはありだね。
( ̄∇ ̄)

2014年8月17日日曜日

東京バビロン

新堂冬樹。

ノワール小説。
好き嫌いあるよね〜。

出だしは良さげな感じがしたんだけど後味が…
(´・ω・`)

2014年8月14日木曜日

ラブ・リプレイ

喜多喜久。

「ラブ・ケミストリー」で、第9回このミステリーがすごい!!大賞優秀賞を受賞した著者のラブコメミステリー。

惚れ薬を開発した幼なじみの宗輔の命を救うため、未来の改変に挑む大学院生の奈海。

死神から10回までという制限付きでこの僥倖を与えられ奔走する奈海だったが、望む未来はなかなか訪れない。

人間不信だった死神の心を揺さぶる奈海の行動が未来を変えていく。

完全にSFなんだけど、すんなり受け入れられるストーリー。

ラブコメサイドも正統派の香りがプンプン。

表紙が可愛すぎて図書館で借りるときに躊躇したが、まぁオッケー。
( ̄∇ ̄)

2014年8月13日水曜日

アクアマリンの神殿

海堂尊。

眠りの神であるモルフェウスと呼ばれるアツシ。

レティノブラストーマの治療のため人工冬眠を行った彼が今守っているのは、彼の眠りを献身的に支えた涼子である。

彼女もまた、彼女の意志によりオンディーヌの神殿に眠っている。

アツシの願いは、オンディーヌが無事に目覚めてくれること。

バチスタシリーズ初期から登場するアツシ、彼の「勇者になりたいであります」という一途な願いは叶うのか。

そして、まだまだ続きそうな物語の行く末は…

前作「モルフェウスの領域」を読み返したくなるなぁ。
(^-^)

2014年8月7日木曜日

よろずのことに気をつけよ

川瀬七緒。

第57回江戸川乱歩賞受賞作品。

人を呪い殺す目的で作られた本物の呪術符を持って現れた少女。

彼女の話しに協力を決意した文化人類学者の仲澤は、少女とともにこの特殊な呪いの真相を探る。

題材やストーリー、登場人物の設定はなかなかのもの。

呪術なんかはフィクションなのかもしれないが、これだけ仕立てがよければ読み物としてはオッケー。

なかなか読む暇がなくて、図書館で延長してもらいようやく読了。
(^-^)

2014年8月3日日曜日

岡崎花火

毎年恒例、かみさんの実家の岡崎花火大会。

今年は助っ人に、ポップのプロと酒屋の娘の二人をお願いしての岡崎入り。

昼過ぎに到着し、夕方の商売開始を目指して準備を整える。

雨の心配もあり、テントは二張り。

marbleの担当は「やきとり」ということで、七輪を二台、保温用にバーベキューコンロを一台、炭の補給用に炭おこし器をスタンバイ。

揚中のTシャツに着替えたならば、早速炭をおこす。

あいにくの小雨模様のためか、人手は気持ち少なかった様でしたが、やきとりに専念していたmarbleには、客の入りどころではありません。(~_~;)

1,500本を焼き切った時点で、自分も燃え尽きました。(笑)

姪っ子がmarbleの活躍ぶりを撮影してくれていたので、記念になりました。

花火は直接観れなくても、五感で感じるものなんですな。
( ̄∇ ̄)