2013年4月29日月曜日

双頭のバビロン

皆川博子。

このミステリーがすごい!2013で12位。

1930年生まれの著者が描く重厚で切ない物語。

双生児のゲオルグとユリアンは腹部が癒着した状態でこの世に生を受けた。

分離手術の後、その出生の秘密を隠すために引き離されて暮らす二人。
彼らは大切に育てられ、また高度な教育を受けていた。

後にハリウッド映画監督となったゲオルグと、隠匿生活を送るユリアン。

離ればなれとなった二人には、他人には分からない特殊な力が備わっていた。

お互いの存在を意識しながらもすれ違う二人。そして彼らを結びつけるツヴェンゲルの存在。

最後が切なくてイカンなぁ。
(-.-)

初日

今日から田植えシーズンイン!!

特にトラブルなく初日が終了〜。(^O^)
本日の成果は3町歩ちょっと。

明日は勤務のため長野へ。(^_^;)

その後は11連休の耐久レース。

2013年4月28日日曜日

補給部隊

明日の田植えに備えて2台のトラックに苗を満載。

RG-8はあっと言う間に植え込んでいくので、苗を載せる手番は大忙しなのだ。
(^_^;)

2013年4月27日土曜日

出撃準備

今シーズンは昨年導入のRG-8で戦います。

燃料を入れて最終調整完了。

なんだけど、あまりに寒くて明日は見合わせて29日からの田植えかなぁ。
(^_^;)

2013年4月22日月曜日

今年も

間もなく田植えシーズンが到来。

我が家でも9000枚の苗箱を広げ終え、これからは水管理と荒くれ作業。

代かきが始まってからがmarbleの出番。

それにしても日曜日の雪は予想外。(-.-;)

西山もまた白くなっちゃいました。

2013年4月20日土曜日

カリユシ長野店

グループの本家は松本にあって、手広く居酒屋を展開している。

昔、よく通っていた。
久しぶりに行ってみたがメニューはほぼ同じ。
沖縄料理だからね。(^_^;)

とりあえず残波をボトルで入れてロックで頂く。

結局、かろうじてボトルキープできたが、次回はすぐに入れなきゃだわ。

海ぶどうのサラダをつまみに終バスで帰宅。
(-.-)

2013年4月19日金曜日

助六

権堂にあるmarble御用達のおでん屋さん。

昔は割烹もやっていたのだが、親父さんが亡くなってからしばらくして店は畳んでしまった。

いろいろあったが、今は場所を移して息子さんが切り盛りしている。

何年か振りに顔を見に立ち寄ってみた。

もちろん、おでんも頂いたのだが、店のホワイトボードに「ほやの塩辛」の文字が…

以前から生は苦手なのだが、塩辛ならとチャレンジ。(^_^;)

大将の一手間が功を奏して、かなりイケました。
(^O^)

因みに大将は、marbleと一緒のアイスホッケーチームでウイングを務めた仲なのだ。

2013年4月15日月曜日

キングを探せ

法月綸太郎。

このミステリーがすごい!2013で8位。

周到に準備された四重交換殺人。

交換殺人の結団式で行われたカードを使った儀式。

殺す相手と順番を決める為のそれは裏切り行為を許さない契約書。

計画どおりに進んだと思われたのだが、一度綻んだ計画は元には戻らない。

捜査に臨む法月警視とその息子、綸太郎が事件の謎に挑む。

良くも悪くも淡々と進行してしまうので、物足りなさが残る。
(-.-)

2013年4月11日木曜日

感染遊戯

誉田哲也。

言わずとも知れた、ドラマ「ストロベリーナイト」の原作。

姫川の影は薄く、天敵勝俣と以前の部下葉山を主軸におく。

元官僚が襲われる事件が相次ぐ。

官僚に怨みを持つに至った者たちの晴れない思いは、ウイルスが拡がるように爆発的に広まっていく。

ドラマにもなったストーリーだが、原作の方がよりシビア。

原作の登場人物がドラマでもバッチリ合っているあたりが素晴らしいね。
(^-^)

2013年4月9日火曜日

越境

永瀬隼介。

marble的にはハードボイルドなんだよなぁ。(^_^;)

だけれども、序盤から中盤にかけての掛け合い?は、とてつもなくスムージーで読者の心を釘付けにする。

決して悪くないが、ハードボイルドだと思えば、心和むシーンの描写が秀逸すぎ。(笑)

( ̄ω ̄)

2013年4月6日土曜日

地の底のヤマ

西村健。

このミステリーがすごい!2013で第5位。

九州福岡、大牟田を舞台に昭和49年から半世紀に渡る男の人生をたどる長編。
二段組863ページは流石に読み応えあり。(^_^;)

高度成長を支えた三井三池炭鉱。

戦後の炭鉱都市に集まってくる様々な人々を支え続けた警察官を父に持つ鉄男は、自らも同じ道に進む。

鉄男は、多くの人々と父の偉業に支えられ、時には人生を翻弄されながら、その狩人たる本領を発揮してゆく。

定年が間近に迫った鉄男は、最後の捜査として、単身父の死の謎に挑む。

心に闇を持ちながら歩む彼の人生。
炭鉱町の盛衰、そこに生きる男たちの生き方をもまざまざと描く。

物語の終わりに明らかになるいくつものエピソードの結末。

途中、挫折しそうになったが何とか持ち直し読了。
(^_^;)
高評価。(^O^)