2015年5月31日日曜日

侵食捜査

安東能明。
赤羽中央署生活安全課少年第一係の疋田と、部下の晩嬢ことマコが捜査に当たる事件は、真相がつかめないまま容疑者だけが増えていく。

時代に流されるまま潰れていく地方の総合病院と、それを食い物にする医療コンサルタントを名乗る謎の集団。

過去を語りたがらない医師たちもまた暗闇を隠し続ける。

疋田と晩嬢の行方の方が気になるけれども、終盤の怒涛の展開は読み応えあり。
(^^)

2015年5月26日火曜日

農業維新

島崎秀樹。

「儲かる農業」第二弾。

2015年5月24日日曜日

豊岡鞄

仕事用の鞄がだいぶくたびれてきたのと、日々の残業でくたびれている自分にニューアイテムを与えた。

Made in Japan、兵庫県豊岡製のビジネストートの中からオレンジ色をチョイス。

以前のものよりマチが広いので、同じだけ物を入れてもはちきれ感はない。

荷物を減らす方が手っ取り早いのだが…
(^-^;)

2015年5月15日金曜日

歌舞伎町ダムド

誉田哲也。

「ジウ」シリーズ、そして「歌舞伎町セブン」の続編。

なのだが、前作を読まずにいきなり読んでしまった。(..;)

歌舞伎町を裏で牛耳ると噂される謎の集団セブン。

新進気鋭の殺人者として売り出し中の男ダムド。

そして、歌舞伎町封鎖事件を主導した新世界秩序。

歌舞伎町の都市伝説とも言われる彼らは何のために動くのか。

歌舞伎町で繰り返される不可解な失踪と死に疑問を抱いた新宿警察署の東は、何者かに命を狙われる。

シリーズ読まなきゃ全貌が見えないけど単品でも読み応えあり。
ちょっとキツメの描写は好きずきかな。
(^-^;)

2015年5月11日月曜日

バッテリー交換

お亡くなりになっていたバッテリーを交換しようとネットで注文したのだが、GWに重なってしまいようやく配達されてきた。

純正バッテリーと同容量の72AHのものはなかなか見つからず、値段との折り合いをつけてコレをチョイス。

ちょろっと工具を用意して田植えの合間に作業を開始。

マイナス側から端子を外す。
プラス側はヒューズボックスと一体になっているのと隙間があまりないのでちょっと面倒。
ヒューズボックス裏側のコネクターが4つあるのでこれも外す。

バッテリーの上に覆い被さっているエアインテーク側のパイプを途中から外した後、バッテリー本体を固定しているバンドのボルトをエクステンションをつけたラチェツトレンチで外す。

こうしてわずかな隙間を作り、ようやくバッテリーの摘出。

新しいものを逆の手順で組み込んでいき、ここで追加パーツ。

かみさんのセレナにも付けているバッテリーの寿命を判定してくれるというPanasonicのLife WINKを装着。
他メーカーだけどまぁ大丈夫でしょう…(^-^;)

バッテリー本体 19,600円
Life WINK 1,500円

2015年5月5日火曜日

デッドエンド

今野敏。

フランス外人部隊の兵士としてコルシカ島の第二落下傘部隊に配属となり、その後はフリーランスの傭兵として様々な土地で戦った工藤兵悟。

現在46歳になる工藤は警備会社で要人警護の職に就いていたが、ウラジオストクから来日したカジンスキーという男からボディガードの依頼を請ける。

カジンスキーを狙う暗殺者は元KGB特殊部隊、グループ・ヴィンペルに所属していた戦闘のプロ。

不審な行動の依頼人と意味深な暗殺者の言葉に揺れる工藤。

物語が新たな展開を見せるとき、工藤の心と身体には忘れていた感覚が蘇る。

ハードタッチも今野のお得意。
(^.^)

2015年5月2日土曜日

憧憬☆カトマンズ

宮木あや子。

外資系セキュリティーベンダーのサポートセンターで派遣職員として働く、この道6年で仙人と呼ばれる後藤ちゃん。

東京一のバカ大学からの付き合いで、こちらは大手人材派遣会社の営業職として働く中尾ちゃん。

29歳という年齢を迎えた二人に、これでもか!という幸せが舞い込む現実逃避小説。(笑)

4話目のパティこと松田リカの話もいい感じで、気楽に読み流そう的な…
(^-^;)

ダブル・フォールト

真保裕一。

テニスでは二度目のサーブが許されている。
最初は渾身の力を込めたサーブにチャレンジするがたとえ外してもやり直しが利き、試合を続けられる可能性がある。

町工場の味方と言われ、弱き立場の弁護を引き受けることで有名な高階弁護士事務所にイソ弁として勤務する新米弁護士の本條務。

経験の浅い務にボスの高階から与えられたある殺人事件の被疑者の弁護。

被害者は町金の社長、被疑者はその金融業者から何度も融資を受けていた町工場の経営者であり、自ら自首しており反省の言葉もあるという。

弁護士事務所の専門分野がはっきりと分かれる昨今、専門技術を求められる殺人事件は先輩弁護士も手がけた者が少ないにも係わらず、務に弁護を任せる高階。

公平な裁判のために、被害者であるにも係わらず父親の過去の行動を明かされることに憤る被害者の娘、香菜。
その矛先は必然と務に向けられる。

また、被疑者の言葉を信じきれず選任弁護士を外された務に近づく香菜。

事件の裏に隠された何かを感じた務がとった行動により裁判は思わぬ展開を見せる。

真保らしい固めの文章。ストーリーもグッド。
(^^)