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2025年8月11日月曜日

マスカレード・ライフ

東野圭吾。

シリーズ第五弾。

7月に上梓されたシリーズ最新刊のため、ネタバレ注意。

ホテル・コルテシア東京の保安課長となった新田浩介。

フロントオフィス・マネージャーの山岸尚美とはホテルを支える同僚として信頼関係にある。

ホテルで開かれる文学賞選考会に殺人事件の重要参考人がいるということで警視庁捜査一課の梓警部から捜査協力の依頼が舞い込む。

その対応に追われる新田が、警察官を志したきっかけや、転職の理由が詳らかにされる中、ホテルには次々と仮面を付けたお客様がやってくる。

間違いなく一気読み必至。
(^-^)

2025年1月9日木曜日

架空犯

東野圭吾。

昨年11月に上梓された最新作。

帯に「白鳥とコウモリ」の世界再びとの記載があったので、まずは本棚から引っ張り出してこちらを再読。パラッと捲るつもりだったのだが、結局はじっくり読んでしまった。
本作でも登場するのは警視庁捜査一課の五代努。
桜川班の五代は切れると噂される刑事が臨んだ事件の真相は。

これまた帯から引用。
誰にでも青春があった。
被害者にも犯人にも、そして刑事にも…。
燃え落ちた屋敷から見つかったのは都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。
華やかな人生を送ってきた二人に何が起きたのか。

前作「白鳥とコウモリ」やこれまでの著者の傑作の数々の根底に流れる「罪と罰」。
またしても東野にやられた。
これも傑作。
(^o^)

2024年11月14日木曜日

クスノキの女神

東野圭吾。

クスノキの番人の続編。

クスノキの番人になった玲斗はある日、女子高生から自作の詩集を神社において欲しいとお願いされる。

クスノキを題材とした詩集から広がるストーリー展開は流石の東野。

6月の新刊のため結末は言えないが、ちょっと感動するかも。
(^^)

2024年2月17日土曜日

ブラック・ショーマンと覚醒する女たち

東野圭吾。

 つい先月末に上梓された新刊のため帯から引用。

亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽物だ」といいだす。
女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。
果たして嘘をついているのはどちらなのか・・・。
謎に包まれたバー「トラップハンド」のマスターと、彼の華麗な魔術によって変貌を遂げていく女性たちとの物語。
「人が生きていくうえで助けとなるのは、失ったものではなく、手に入れたものです」

短編連作6作品。

著者が描く新たな主人公、ブラック・ショーマンこと神尾武史。
前作「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」から3年と少々。

短編もかなりいける。
(^^)

2023年12月5日火曜日

あなたが誰かを殺した

東野圭吾。

9月に上梓された書き下ろしのため、帯から引用。

8月の別荘地。
様々な家族が夏を過ごすためにやってくる。
総合病院を経営する夫妻と我が儘な一人娘、その婚約者。
大企業の会長とやり手の妻とその部下家族。
経営陣の妻と公認会計士の夫のパワーカップルと、中学生の娘。
別荘地に移り住んだ未亡人、その姪夫婦。
そして今は空き家になっている別荘。
彼らには、毎年恒例の行事があった。それは優雅なバーベキュー・パーティ。
いつもど通り開催されたその催しが、思いがけない悲劇の幕開けとなる。
事件に巻き込まれた家族たちは、真相を自分たちの手で解き明かそうとする。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。

久し振りに東野を読了。

京都出張のバスの中で一気に読み切る面白さ。
(^^)

2023年6月22日木曜日

魔女と過ごした七日間

東野圭吾。

「ラプラスの魔女」シリーズ第三弾。

久し振りに本屋さんに出掛けて発見。
3月の新刊のため帯から引用。

AIによる監視システムが強化された日本。
指名手配犯捜しのスペシャリストだった元刑事が殺された。
「あたしなりに推理する。その気があるなら、ついてきて」
不思議な女性・円華に導かれ、
父を亡くした少年の冒険が始まる。

またまた東野圭吾ワールドが炸裂!
現代社会に巻き起こる政治不振も絡めて近未来の日本を舞台にあの魔女が動きだす。
やっぱり東野は面白いなぁ。
(^-^)

2022年7月7日木曜日

パラレルワールド・ラブストーリー

東野圭吾。

中学から大学院までずっと一緒だった親友の智彦に紹介された彼女、津野麻由子は、崇史が大学院時代に通学で利用していた山手線と平行して走る京浜東北線に乗る恋い焦がれた女性だった。

智彦の彼女だと紹介された麻由子だったが、崇史がある日目を覚ますと自分の恋人として存在していた。

その状況に違和感を抱いた崇史は、封印された記憶を少しずつ取り戻すのだが。

東野ワールドだねぇ。
(^^)

2022年5月13日金曜日

マスカレード・ゲーム

東野圭吾。

マスカレードシリーズ第四弾。

4月末に発刊されたが瞬く間に増刷に次ぐ増刷になっているらしい。

昼間、時間があったのでいそいそと本屋へ行って購入。

帯から引用。

解決の糸口すらつかめない3つの殺人事件。
共通点はその殺害方法と、被害者はみな過去に人を死なせた者であることだった。
警部・新田、再びコルテシア東京へ…。

東野の筆が走りまくり、驚愕の真相までまさしく一気読み。

お馴染みの面子に加えて新たな刑事も登場。もちろん山岸尚美も重要な役所で締めてくれるのでファンにはたまらない。
(^-^)

2021年11月14日日曜日

透明な螺旋

東野圭吾。

ガリレオこと湯川学の秘密が明かされるシリーズ第10弾にして最新刊。

帯から引用。

房総沖で男性の遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が。
草薙は、横須賀の両親のもとに滞在する湯川学を訪ねる。

伏線だらけなのにそれと分からない仕掛けが東野らしく、一気読み必至。

東京への行き帰りの高速バスであっという間に読了。
(^-^)

2021年6月11日金曜日

白鳥とコウモリ

東野圭吾。

この4月の新刊で本屋に平積みされていたので購入。

東野は久し振りな感じだったが、このストーリーは流石!

ネタバレのため内容には触れず。
(^^;)

いずれ映像化されそうだよな。
(^-^)

2021年2月3日水曜日

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

東野圭吾。

昨年11月に上梓された書き下ろしの新作。
古本屋に並んでいたので思わず買ってきた。

二ヶ月後に結婚式を控えた真世に父親が亡くなったという連絡が入る。

真世の父は地元中学校の国語教諭を勤め上げ多くの生徒達に慕われていた人で、一週間後には真世達の学年で行う同窓会にも呼ばれていた。

コロナウイルスの収束が見えない東京から故郷に帰った真世は警察から父の死が殺人の可能性が高い事を知らされる。

突然現れた父の実弟である武史に、自らの手で事件の真相を突き止めたいと打ち明けられた真世は協力を決意するのだった。

東野らしい伏線の張り巡らせ方と特徴的な登場人物たちの振る舞いにストーリーに没入させられること間違いなし。

図書館の予約は軽く百人超えで順番が回ってくる気がしなかったので、久し振りの本屋巡りが功を奏した。
(^^)

2020年4月29日水曜日

クスノキの番人

東野圭吾。

図書館の予約もなかなか順番が回って来ないので、本屋で物色して購入。

この3月に発行された著者の作家生活35周年を祝う書き下ろしの最新刊。

柳澤家が代々守ってきたクスノキは、その木に祈念することで願いが叶うと言われている。

自ら招いた事のツケを払うため、その番人を任されることになった玲斗は、祈念そのものの何たるかを教わることなく番人を続けるのだが…

たまにはこんな感じの物語もいいもんだ。
(^^)

2020年2月7日金曜日

探偵倶楽部

東野圭吾。

平成2年に刊行された「依頼人の娘」が改題されたもの。

政財界のVIPのみを会員とする調査機関で美貌の男女が秘密厳守で捜査にあたる。

改題前の表題作を含む短編5話。

最近の著者の長編を読み慣れているせいか、30年前の作品だからなのか、若干物足りなさはあるが、推理小説としての素性は良好。
(^^)

2020年1月25日土曜日

希望の糸

東野圭吾。

昨年7月に上梓された最新刊。
図書館で半年待ちだったが漸く順番が回ってきた。
ちなみに、市図書館の予約人気ランキングでは堂々の一位。

加賀恭一郎シリーズというより、本作の主人公は加賀の従兄弟にあたる刑事の松宮脩平。

講談社BOOK倶楽部の紹介から引用。

「死んだ人のことなんか知らない。
あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない」
ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。
どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。

閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。
捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。
容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。

半年待った甲斐がある充実したストーリー。流石は東野の長編作。
(^o^)

次の予約の人のためにとっとと返却してこようっと。
(^^ゞ


2019年8月17日土曜日

沈黙のパレード

東野圭吾。
図書館に予約を入れて半年以上。
ようやく貸し出しの順番が回ってきた。
ちょっと懐かしさのあるガリレオシリーズ。
静岡県の小さな町で発生した家屋火災。
焼け跡からは二体の遺体が発見される。
一体は家人の老女であったが、もう一方の遺体は三年前に東京都菊野市で行方不明になっていた19歳の女性だと確認された。
理事官の多々良と管理官の間宮に呼び出された草薙と内海は、この事件の捜査を命じられる。
遺体で発見された老女が、過去の未解決事件で逮捕された男の母親であることが判明し、その捜査にあたったのが間宮と草薙であったことから、多々良は草薙を今回の捜査に就かせたのだった。
過去の未解決事件とは23年前に足立区で12歳の少女が行方不明となり、奥多摩の山中で焼却後に遺棄されたと見られる解体された骨として発見された。
その有力な容疑者とされたのが件の男、蓮沼寛一なのだが、蓮沼は犯行を完全否認し黙秘に徹した。
状況証拠の数々から蓮沼が少女を殺めたことは疑いようもなかったのだが、裁判の判決は無罪となり事件は幕を閉じた。
ほんのプロローグでこの濃密さ。
そして、捜査をすすめる草薙は旧知の友人である湯川に協力を求め、物語は驚きの展開を見せる。
東野ファンにはグッとくる一冊。
(^-^)









2019年1月28日月曜日

マスカレード・ホテル 劇場版

映画って普通に観に行くと1,800円だけど、割引になると4割引き位で観られる。
イオンシネマでハッピーマンデー割が1,100円だったので、かみさんと話題の作品を観に出掛けてきた。
原作はもちろん読んでいたが、映像作品でも面白さは変わらず。
原作者の東野圭吾も主役の新田刑事はキムタクをイメージして書き上げたというのだからはまり役には違いない。
明石家さんまはどこに出ていたのかは分からずじまい。
(^^;)


2019年1月15日火曜日

素敵な日本人

東野圭吾。
短編ミステリー9作品。
東野らしさ満載で一気読みなのだが、これならこの倍の量を読みたくなる。
(^^;)

2018年12月15日土曜日

名探偵の掟

東野圭吾。
名探偵天下一大五郎と県警捜査一課警部の大河原番三の二人を主役に、著者の推理小説に対する熱い思いを説いたと思われる連作短編集。
巻末の村上貴史氏による解説を読まなければ、理解に苦しむところだった。
(°°;)
数多の東野作品に通じる小説家としてのスタンスを考えると腑に落ちる作品。
(^^;)

2018年4月21日土曜日

魔力の胎動

東野圭吾。

来月から映画が公開される「ラプラスの魔女」の前日譚。

鍼灸師の工藤ナユタは、顧客であるスキージャンパーの治療に出掛け、ひょんなことから羽原円華という少女と出会う。

彼女はまるで未来を予測できるかのような言動を繰り返しナユタを翻弄する。

円華のこの特殊な能力は、あらゆる物理現象を元に予測をするものなのだというのだが…

円華の父であり開明大学医学部脳神経外科医の羽原教授にしかできない脳神経の損傷部位を蘇生させる羽原手法と呼ばれる手術との関係。

「ラプラスの魔女」へと繋がるキーワード満載の本作だが、単品としても納得の出来栄え。
(^^)

2018年2月8日木曜日

祈りの幕が下りる時(再読)

東野圭吾。

映画化にあたり再読。
http://marbletk.blogspot.jp/2013/12/blog-post.html?m=0

いやぁ、やっぱりいいでしょ。
映像化作品も観てみたい。

加賀恭一郎シリーズ最期のストーリーと言われているが、marble的にはもう一歩踏み出して、加賀と登紀子の未来を綴ってもらいたいね。
(^^)