2013年12月29日日曜日

経済特区自由村

黒野伸一。

不遇な中学、高校生活を送り、若くして世間の荒波に揉まれた天才少年は、ファーストフードチェーンで成功し、日本一の金持ちになった。
しかし、そこで出される食材は、抗生物質だらけの餌を大量に与えられた異様な鶏などであった。

脱マネーと自給自足の生活を実践しながら、環境保護や循環型社会を目指す人里から離れた神山田村。
全ての住民が土地を離れた後の村に単身住み着いた若者。
彼が築こうとしている理想郷は、様々な境遇を持つ入植者たちにより、少しずつ歪められていく。

格闘家として有名な岬洋子は、生計を維持するためのスポーツインストラクターの仕事で知り合った有閑マダムから依頼を受け、神山田村のFEEコミュニティーに潜入するが…

想像を超えたストーリー展開。
伏線の張り具合も絶妙。
(^^)

2013年12月28日土曜日

サイバー・コマンドー

福田和代。

新刊のため、ネタバレ注意。
以下は本書のPRHPより引用。ご勘弁。

使命はサイバー戦争から日本の平和を守ること

2014年、防衛省に《サイバー防衛隊》が設置された。
ネットワークを介したあらゆるテロに対処する、官民の精鋭を集めた組織だ。
通称サイバー・コマンドー。
民間からは若き天才ハッカーの明神海斗と、米セキュリティ企業出身の出原しのぶが参加した

海斗たちが悪辣ロシア人ハッカーの捜査を進めていた時だった。
全国で通信障害が多発し、もの作り日本を支える各地の工場では原因不明の稼働率低下が発覚した。
海斗は真相解明のため、急遽、浜松の自動車工場へ向かうが、駅のホームに降り立った直後、後続の新幹線が突如暴走し大破する。
惨劇は鉄道だけではなかった。

信号、電話…あらゆるライフラインが海斗の目の前で崩壊していった。サイバー攻撃が始まったのだ。

誰が? 何の目的で? 

衝撃のラストに戦慄する超弩級エンターテインメント

福田らしく緻密な近未来の戦争の姿を描く。
(^^)

2013年12月24日火曜日

オレンジモンスター

2007年に購入したSEIKOのダイバーズウォッチ。

それまで使っていた同じSEIKOのクロノグラフが、数度のオーバーホールの末、ついに修理不可能になってしまったことから買い替えたもの。

海外輸出モデルの自動巻きで、その名のとおり、文字盤が鮮やかなオレンジ。
モンスターシリーズのごつい筐体に本格200メートル防水。

そんな環境で使う訳ないのだが、日常防水では何とも心許ないので、コイツは安心。

ここ数ヶ月で、1日に1分以上平気で遅れる様になり、毎朝時計を合わせていたのだが、これではいかんとオーバーホールに出していたのが戻ってきた。

しばらく使ってみたが、時間の狂いは嘘のように無くなり非常に快適。

海外輸出モデルでもしっかりアフターサービスが受けられるのはとてもありがたい。
整備料金は送料込みで一万円ちょっと。

既に次期モデルがお目見えしているオレンジモンスターだが、まだまだ現役で頑張ってもらう。
(^_^)b

2013年12月22日日曜日

処断〜潜入捜査〜

今野敏。

環境犯罪研究所に勤める佐伯。
彼は、元警視庁刑事部捜査四課のマル暴刑事で、現在は環境庁の外郭団体であるこの研究所に出向していた。

頑なに暴力団を嫌う所長の内村は、千葉県の小さな漁港で起きた若い漁師の事故死と、岐阜県東濃地方の山中で行われているカスミ網による密猟の関係に考えを巡らす。

内村の命を受けた佐伯は、エコ・フォースと名乗る環境団体と共に山中に潜入するが、そこには凶暴な暴力団の代貸、乾の姿が…

佐伯の過去は明かされないため、二人の美女との関係は見えてこないのだが、このシリーズって他の作品もあるのかな?

ハードボイルドテイストだが、すんなり読めてしまうかな。
(^^)

2013年12月20日金曜日

世界でいちばん長い写真

誉田哲也。

中学三年生、写真部所属、超がつく綺麗な従姉に可愛がられている少年、宏伸。

幼なじみの洋輔が引っ越してしまい、消沈の日々を過ごす彼が、ある日出会ったmamiya6×7の改造カメラ。

それは、宏伸の学生生活を激変させるグレート・マミヤだった。

大人しくて目立たない少年、綺麗なのにオヤジ化したお姉さん、元気なクラスメートと、可憐な学年のマドンナ、親友と、いじめっ子に、破天荒な爺さん…という、いかにも的な素晴らしいキャスト。

ほのぼのな中にも、銀塩カメラという無骨な機械をあしらった青春ストーリー。

誉田の多才振りが伺える。
(^O^)

2013年12月19日木曜日

オメガ 警察庁諜報課

濱 嘉之。

極秘裏に組織された国防の要。
警察庁諜報課、通称Ωオメガ。

高度なインテリジェンス活動をミッションとする特殊な組織は、精鋭の捜査官を擁しイリーガルな作業をこなす。

北京支局香港分室に籍を置く、美貌の持ち主、榊冴子。
彼女に与えられたミッションは、北朝鮮から密輸された麻薬の精製工場の把握と殲滅。

時を同じくして、北朝鮮側への攻撃を仕掛ける土田。

更に、中国サイバー軍中枢部を探る岡林。

一つのミスが取り返しのつかない事態を招く過酷な作業に、それぞれの思いを抱えて臨むエージェントたち。

鮮烈な冴子のデビュー戦を描く新シリーズ。
まぁ、ベタではあるがそれなり。
(^^)

2013年12月11日水曜日

疾風ロンド

東野圭吾。

「白銀ジャック」に続くいきなり文庫。
そして、これまたスキー場が舞台となる大活劇の長編ミステリー。

大学の医科学研究所から盗み出された生物兵器。
犯人は、それをスキー場のどこかに隠し、研究所の所長に脅迫メールを送った後で事故死してしまう。

僅かな手掛かりを頼りに捜索に臨む研究員とその息子。

タイムリミットが迫る中、様々な登場人物と、彼らの心の描写が織りなす人間模様にホロリ。

そしてダイナミックなアクションシーンと、圧倒的な描写力に、読み手の気持ちを高ぶらせること必至。
!(^^)!

2013年12月2日月曜日

祈りの幕が下りる時

東野圭吾。

加賀恭一郎シリーズ書き下ろし最新作。

加賀が幼い頃に家を出た母。

彼女が仙台で亡くなったと連絡を受け、遺骨を受け取った加賀は、自分の連絡先がどうして知れたのか疑問を抱きつつ、その謎を追い続けていた。

加賀の従兄弟で警視庁捜査一課の松宮は、小菅のアパートで見つかった他殺死体の捜査に臨むが、捜査は難航。

走査線に浮かぶ人物を繋ぐ母の影に加賀は何を想うのか。

日本橋に拘る加賀の謎が氷解するが、ネタバレ注意のためこの辺で。
(^^;)

2013年11月25日月曜日

ATOK

日本語入力システムを20年以上慣れ親しんだATOKにしたくてお試し版をインストール。

フラワー入力は若干戸惑ったが、ここまで入力してみたところ、Xperia標準よりもいい感じ。(^-^)
というか、変換効率がイイネ!

職場のPCはMS-IMEなんだが、こいつがまた相性が悪い…(-_-#)

いや、ホントなかなかイイぞATOK(ノ^^)ノ

2013年11月23日土曜日

林檎

本日から我が家の晩秋のイベント、林檎の収穫が始まりました。

親族総出で四分の一ほどが終わり、中間慰労会をカルビ大将で。(^-^)

今年は凍霜害と4月の降雪の影響で果実が小振りなのが残念ですが、色付きはなかなか。

例年並みに贈答用の注文があるので、なんとかせんとねぇ。

2013年11月13日水曜日

標高ニ八〇〇米

樋口明雄。

短編全八話。

山の話かな?と思って読み始めたのだが、系統は大分違った。

現代版、遠野物語と、原子力発電がもたらす悲劇のミックスダブルス。
しかも、SF入ってるという斬新な組み合わせ。

他にも色々書いているみたいなので、引き続き注目するかな。
(-.-)

2013年11月8日金曜日

首都感染

高嶋哲夫。

中国で発生したH5N1型の新型インフルエンザ。
サッカーワールドカップの観戦者が感染し、一気に全世界に広がる。

いち早く不穏な動きに気付いた元WHOメディカルオフィサーである瀬戸崎医師は、猛威を振るうウイルスの首都封じ込め作戦を政府に提案する。

環状8号線の内側は戒厳令さながらの様相を呈するが、針をも通さぬ鉄壁の守りで、日本各地への広がりは食い止められる。

世界中が感染者で溢れる中、奇跡的な取り組みを見せた日本の総理と厚労省大臣の英断。

異例のスピードで変異する強毒性ウイルスに対抗するパンデミックワクチンの製造は間に合うのか。

致死率60%の新型インフルエンザと人類との戦い結末は。

緊迫したストーリーにのみ込まれ、ページが進む。
( ̄▽ ̄)

2013年11月3日日曜日

ライジング・ロード

高嶋哲夫。

オリエント電気中央研究所でメガソーラーシステムの開発に取り組んでいた陽子は、会社を辞した後、潰れかけの東北科学大学の非常勤講師になった。

与えられた仕事は、全日本ソーラーカーレースでの優勝。

一癖も二癖もある学生たちを集めた研究室、僅か二百万円の資金と三ヶ月という期間で、予選会出場用のマシンを一から作るという極めて困難なミッションが始まる。

地域の力に助けられながら完成したチェリー1。ギリギリで掴み取った全国大会出場のキップ。

その祝賀会の最中に襲った東日本大震災。

自分たちも被災した陽子と学生たちは、それまでに培った知識とチームワークを発揮し、避難所の生活を支える。

一度は津波にさらわれたチェリー1が奇跡的に見つかり、もう一度研究室に集まった彼らが目指すものは。

レースに臨む彼らの前に、太陽が昇り出す。
そして陽子にも転機が訪れる予感が…

フィクション…だよな?

まぁ、押さえるべき所は押さえてますな。
(^-^)

2013年10月30日水曜日

幸せの条件

誉田哲也。

理科学実験ガラス機器メーカーに勤める瀬野梢恵は、目的もなく単調な日々を過ごしていた。

そんなある日、バイオエタノール精製装置を開発した社長が梢恵に長野出張を命じる。

戸惑いながらも単身長野に乗り込んだ梢恵は、バイオエタノール用の米を栽培してくれる農家を探すのだが…

成り行きで農家に住み込み、そこでの生活と農作業に明け暮れる梢恵が感じた素晴らしい生き方。

農業、福島原発事故、新エネルギー問題を軸に、若き女性の人生観を変えた田舎での生活を描く。

登場人物は結構多いのだが、個性派揃いなので、戸惑うこともない。

農業に関する端々の描写は、実家が専業農家のmarble的にも十分合格点。
(^-^)

2013年10月26日土曜日

ドンナ ビアンカ

誉田哲也。

「ドルチェ」に続く魚住久江シリーズ。

富士見フーズ専務の副島と中華レストラン点点楼大塚店店長の村瀬が誘拐され、誘拐事案の指定捜査員である久江に招集がかかる。

中野署特別捜査本部で腐れ縁の金本と組み、村瀬の妻、瑶子の動向をあたる久江が感じた瑶子の女心は、捜査にどう活かされるのか。

瑶子と副島の愛人関係に心を悩ます村瀬。

擬装結婚ではあるが、お互いの気持ちを感じ会う瑶子と村瀬。

二人が求めた些細な幸せは、大きな障害に阻まれ、瑶子の幸せを願い解決の道を探る村瀬は、副島の悪巧みに巻き込まれていく。

その結末は…

物語の伏線として、久江をめぐる金本と後輩刑事の峰岸巡査長の水面下の争いがあるのだが、43歳の久江になす術はあるのだろうか。
シリーズの行く末も見逃せない。
d(^-^)

2013年10月23日水曜日

輝天炎上

海堂尊。

前作「ケルベロスの肖像」が、バチスタシリーズの最終章だと思っていたら、とんでもない、またまた同時進行の別物語を用意してくれた。

「螺鈿迷宮」をはじめ、これまでの数々の名作のエピソードを散りばめながら、医大生、天馬大吉が医者を志した思いと、青春の偶像を描き出す。

碧水院の天使すみれ、幼なじみの葉子、天馬を慕う才女の深雪。
これほどのラッキーペガサスが、他にいるのか?

己の命運を背負い、東城医大の未来を掛けた骨肉の争いに巻き込まれた青年の眩しい日々を描きつつ、バチスタ最大の謎を白日の下にさらけ出した渾身の一作。

次もあるんじゃないかとキタイシテイイのか?
(^-^;

2013年10月13日日曜日

鹿ジャーキー〜燻製編〜

思いの外しっかり乾燥してきたので、早速、最終工程へ。

しばらくウッドデッキの隅でオブジェになっていたmarble特製段ボールスモーカーを引っ張りだし、夏の間に作っておいたこれまたmarble家産のリンゴチップを用意。

鉄皿にチップを山盛りにしたらガスストーブにかけて、煙が出たら後は弱火に。

リンゴ特有の甘い香りが漂い始め、煙が出なくなったら、チップを継ぎ足しつつ2時間ほどで完成。

かなり頑張って薄切りにしておいたので、これは保存性も良さそう。

食べやすくキッチン鋏で小分けにしたら完成。
( ̄▽ ̄)b

2013年10月11日金曜日

鹿ジャーキー〜乾燥編〜

終バスで帰宅。

塩抜きをした後、気温の高い日が続いていたので、キッチンペーパーに挟んで冷蔵庫で保管。

毎日取り替えつつ徐々に乾燥させていたのだが、本日から自然乾燥にチェンジ。

かみさんに買ってきてもらった多用途ネット2ケースに並べ、並べきらなかった分はゼムクリップを加工したフックで吊り下げてみた。

これで、しっかり乾燥させれば、いよいよ燻製工程へ。

まだまだ先は長いよ。
ヽ(´▽`)/

2013年10月7日月曜日

神様のカルテ

夏川草介。

第10回小学館文庫小説受賞作。

櫻井翔、宮崎あおい主演で映画化もされた。

なんといっても、信州大学医学部卒の現役医師の作品で、松本を舞台としているところが、親近感が湧く。

地域医療の砦として、24時間365日体制で患者の受け入れを行う地域の基幹病院で、内科医として過ごす一風変わった医師、栗原。

彼を取り巻く可憐な細君と風変わりな御嶽荘の住人たち。そして病院の仲間と患者たちとのふれあい。

医師として、真摯に人の生き死にに寄り添う姿が好印象。
医療小説なのに、さくっと読めてしまう。

映画第二弾は来春公開予定だとか。

映画も観てみたいかも。
(^^)

2013年10月6日日曜日

鹿レバーパテ

本日の作業、リンゴの葉摘み。

続いて、本日の一品。

鹿レバー600グラム。(頂き物0円)
玉ねぎ1玉。(我が家産)
ニンジン適量。(我が家産)
セロリ適量。(スーパーで購入)

ウイスキー少々。(飲みかけ)
日本酒少々。(飲みかけ)
赤ワイン適量。(とにかく安いもの)

ガーリックオイル適量。(自家製)
ブラックペッパー適量。
ナツメグ少々。
砂糖適量。
塩少々。

バター適量。
クリームチーズ適量。(冷蔵庫の残り物あっただけ)

調理の秘訣。
レバーの血抜き、安い食材、後は愛情?

早速、妹の家に届けて試食してもらう。
評価はまぁまぁかな?(笑)

2013年10月5日土曜日

鹿ジャーキー〜仕込み編〜

本日はリンゴの葉摘み。
夜は二時間ほどの会議。

この間、昔の上司が送ってきてくれた鹿肉を何とかせんといかんと思いたち、出掛ける前に冷蔵庫から出しておいた。
カレーにでも入れたら、と言われていた脚の辺りの肉だが、おもむろにソミュール液を準備。

かなりシンプルに、15%の濃度に仕上げる。
レシピは、塩、砂糖、ブラックペッパー、ナツメグと、玉ねぎとニンニクのみじん切りを煮込み、そいつをざっと濾して冷ましておく。

会議から帰宅し、先ずは包丁を研ぐ。
肉は、大きめの削ぎ切りにしてジップロックに投入。
ソミュール液を流し込んだら、冷蔵庫で寝かす。

今日の作業はこれで終了。

二日間漬け込んだら、次の工程へ。

すぐには食べられないのが残念だが、お楽しみは、これからだ。
( ̄▽ ̄)b

血の轍

相場英雄。

今年の頭に出版された書き下ろし小説。

警視庁刑事部捜査一課長の海藤、戸塚署時代に彼の部下であった兎沢は第四強行班七係に在職。そして、志水は公安部公安総務課に身を潜めていた。

兎沢と志水が、各々の道を歩まなくてはならなかった組織の思惑。
それは、海藤にも影を落とすものになる。

地道な捜査により事件を解決する刑事部と、国家を守るという使命に燃える公安部の血で血を洗う争い。

信じる正義が時と場合で変わってしまう非日常の世界に身を置く彼らに救いの時はやってくるのか。

決して交わらない轍が寄り添う時…

警察小説の二大テーマをこれでもかと盛り込んだ意欲作。
( ̄▽ ̄)b

2013年9月25日水曜日

ナンバー

相場英雄。

警視庁刑事部捜査二課第三知能犯捜査企業二係。
企業における横領や詐欺事件の捜査を主な仕事とする西澤警部補。通称、西。

高校球児として捕手を務め、負ける悔しさを知っている西を、所轄の四ツ谷署から引き抜いた理由…

知能犯ナンバー同士の競い合いに心を痛めながらも、先輩老刑事の期待に答えようと足掻く日々。

一人前の知能犯担当刑事になるための試練が西を襲う。

こういう朴訥さが、女は気になるのかねぇ…

「震える牛」で、一気にメジャーになった感があるが、短編作の西シリーズもイケる。

もう一冊、相場作品を借りてあるので、通勤バスのお伴にしよう。
(^^)

2013年9月21日土曜日

STATEMENT

徳永英明コンサートツアー2013。

妹夫婦が行く予定だったのだが、諸般の理由によりチケットをいただき、キッセイホールへ妻といそいそと出掛けてきた。

4年ぶりのニューアルバムを引っ提げての全国ツアー7日目。
知ってる曲が3つだけだったのは内緒…(笑)

SS席のファンクラブは総立ちでノリノリだったが、最後列から2列目はある意味最高!
静かに聴きたいし、ゆっくり座っていられた。

終始変な格好で歌っていた徳永が、アンコール時のトークで語ったのだが、スタイリストが用意したブーツのヒールが高くて、脚がプルプルしていたんだそうな。

曲の途中で山賊焼きと餃子のゲップもしちゃったちょっとお茶目な一面にファンは大喜びの様子。

marble的には、もっとバラードが多い方が好みだなぁ。

行けなかった妹には、ツアーグッズのTシャツをお土産に。

2013年9月17日火曜日

DOLCE

誉田哲也。

表題作を含む短編6話。

主人公は、練馬警察署刑事組織犯罪対策課強行犯係の魚住久江巡査部長。
かつて、警視庁捜査一課に在職したこともあるやり手の久江。

彼女が所轄の強行犯係にこだわる理由。
独り身に甘んじる昔の些細な出来事。

久江が扱う日々の事件。
それは、単純な事件の皮を被っているが、中身は苦くて甘味で切ない物語たちだった。

姫川玲子と双璧をなす魚住久江というニューヒロインの登場。

配役は誰がいいか勝手に悩むが、marble的には深津絵里がいいかな。
あんなに煙草を吸わせたくないけど…
( ̄▽ ̄)

2013年9月16日月曜日

ミスター・グッド・ドクターをさがして

東山彰良。

医師転職サポートコーディネーター、国本いずみ32歳、独身。

上司は競艇狂いの元ヤクザ。

高校からの友人絢子は、座っただけで4万円が飛ぶクラブ・トリシアのママ。

過去の男を忘れられないいずみにまとわりつく風変わりなドクター。

プロットだけでも面白さがにじみ出る。

訳ありのドクターたちの転職に、医療業界の闇を見つけたいずみが立ち向かう先には希望が見えるのか。

女同士の辛辣な言葉の応酬は、男性作家とは思えない描写力。

ハードボイルドにソフトがあるのか?と甚だ疑問だが、そんな感じ。

単発のドラマあたりで映像化すれば、魅力的な配役になりそう。
(^-^)

2013年9月12日木曜日

東京ダンジョン

福田和代。

首都東京の地下に広がる迷宮。

東都メトロ銀座線工務区に勤める的場は、保線要員として、鉄路の異常を確認するという大事な任に就いている。

一見地味なこの仕事は、華やかではないが、責任の重さは半端がない。

ある日の仕事中、トンネル内にいるはずのない人影を見た的場は、知らず知らずのうちに、テロと対峙していく。

地底人出現という噂に翻弄されるメトロ職員と警察。

国際問題と経済問題を研究する鬼堂の愛弟子である朝宮が仕掛けた若者達による地下占拠テロ。

発達したネットワークを巧みに利用し、煽動を続ける朝宮は、何を求めているのか。

福田らしい技術面の描写が何ともリアル。
(^^)

2013年9月9日月曜日

夏休み

勤務の都合もあり、本日は夏休み。

前日までの雨で稲刈りにはならず、1日フリー。

かみさんと、現在公開中の「風立ちぬ」を観にシネマライツ。
感想としては…( ̄〜 ̄;)

単純明快なラブストーリーという訳ではなく、主人公の二郎が、世間離れしてるのも…
まぁ、ユーミンの歌は良かったけど。

その足で、十数年ぶりに翁堂へ。
懐かしいスパゲティ、イタリアンとタラコをいただく。
全然知らなかったのだが、店舗が大幅に縮小されていたのと、メニューも寂しくなっていたのは残念。

ついでに、小口楽器でギターの弦を買って帰宅。

一休みしたら、生け垣の剪定。

夕方、妹の旦那さまから拝借中の名機の弦を張り替えてみた。

何だか忙しい1日が終了。
( ̄O ̄)

2013年9月7日土曜日

スワナイ9月

主宰者のcazさんに、私の都合を配慮いただいた今月のスワナイ。

ディナーの後、珈琲哲学へ直行。

駐車場にスパイダーが3台と147、156を発見。
marbleのは残念ながら近くに停められず、入口付近に駐車。

遠方からイベント巡りのお二人と県内4名、総勢6名での車談義はラストオーダーの後も30分ほど続き、名残惜しくはありましたが、散会となりました。

生憎の雨降り、皆さんお気をつけてお帰りくださいませ。
そして、明日のイベントも楽しんでくださいね〜。
\(^o^)/

高校生レストラン

松本第一高校の生徒達による高校生レストラン。

かみさんが予約して、次男、三男と4人でディナー。

前 菜・・・夏野菜と牛肉のセルクル詰め

ス ー プ・・・にんじんの冷製ポタージュ

メ イ ン・・・信州サーモンのパイ包み焼き

デザート・・・洋なしのタルト&豆乳アイス

手作りパン、コーヒー

価格:お一人様2,500円

手際よくという訳にはいかない部分もあったが、まずまずの出来。

指導にあたったという茅野のレストランのオーナーが、ランチよりは大分ましになったと評していた。

初日で大変だったのは事実かな。
(^-^;

回廊封鎖

佐々木譲。

普通に生活しながらも、消費者金融に頼らざるを得なくなった不運な者たち。

大手のサラ金企業に人生を狂わされた彼らは、世間に紛れて私的な制裁に手を染める。

警視庁捜査一課の久保田らは、別件捜査の端緒から奇妙な繋がりを見いだし、独自捜査に乗り出す。

アンハッピーエンドなんだもんなぁ…

2013年8月25日日曜日

!Σ( ̄□ ̄;)

さっき、長男に言われるまで気がつかなかったが、今日は18年目の結婚記念日だったようだ…

忘れちゃうよねぇ(^^;

洗車

ちょっとホイールだけでもきれいにしようかと洗車場へ。

最初は大人しくバケツに洗剤を入れて、ブラシでゴシゴシ。

やっぱり、一箇所だけがきれいになってるというのもおかしなものなので、本格的に洗車を開始。(^o^;)

以前に施工してもらったクリスタルキーパーは、そろそろ効果もなくなっている感じなので、LOOXで簡単に仕上げてみた。

近くで見ると、下地までイッテる傷がたくさんあって、残念賞…( ̄〜 ̄;)

2013年8月18日日曜日

松本サマーフェスト2013

昨日から始まった、花公園でのイベント。
27日まで毎日開催される。

今日は夕方早目に総勢8名で乗り込んだ。

グラスの保証金込みで1杯2,300円のビールっていうのは、marble的にはアンビリーバボー(/--)/

後はワインの試飲に回って、ハイボールで終了。

ピザは旨かったけど、後は(-_-;)
まぁ、こんなもんかと思ってガマン…

混みだしたので早々に退散し、帰りに凌駕でからし味噌ラーメン食べて終了。

イベントも少し考えなきゃ、あれじゃぁ、御免ですわ。