2013年9月25日水曜日

ナンバー

相場英雄。

警視庁刑事部捜査二課第三知能犯捜査企業二係。
企業における横領や詐欺事件の捜査を主な仕事とする西澤警部補。通称、西。

高校球児として捕手を務め、負ける悔しさを知っている西を、所轄の四ツ谷署から引き抜いた理由…

知能犯ナンバー同士の競い合いに心を痛めながらも、先輩老刑事の期待に答えようと足掻く日々。

一人前の知能犯担当刑事になるための試練が西を襲う。

こういう朴訥さが、女は気になるのかねぇ…

「震える牛」で、一気にメジャーになった感があるが、短編作の西シリーズもイケる。

もう一冊、相場作品を借りてあるので、通勤バスのお伴にしよう。
(^^)

2013年9月21日土曜日

STATEMENT

徳永英明コンサートツアー2013。

妹夫婦が行く予定だったのだが、諸般の理由によりチケットをいただき、キッセイホールへ妻といそいそと出掛けてきた。

4年ぶりのニューアルバムを引っ提げての全国ツアー7日目。
知ってる曲が3つだけだったのは内緒…(笑)

SS席のファンクラブは総立ちでノリノリだったが、最後列から2列目はある意味最高!
静かに聴きたいし、ゆっくり座っていられた。

終始変な格好で歌っていた徳永が、アンコール時のトークで語ったのだが、スタイリストが用意したブーツのヒールが高くて、脚がプルプルしていたんだそうな。

曲の途中で山賊焼きと餃子のゲップもしちゃったちょっとお茶目な一面にファンは大喜びの様子。

marble的には、もっとバラードが多い方が好みだなぁ。

行けなかった妹には、ツアーグッズのTシャツをお土産に。

2013年9月17日火曜日

DOLCE

誉田哲也。

表題作を含む短編6話。

主人公は、練馬警察署刑事組織犯罪対策課強行犯係の魚住久江巡査部長。
かつて、警視庁捜査一課に在職したこともあるやり手の久江。

彼女が所轄の強行犯係にこだわる理由。
独り身に甘んじる昔の些細な出来事。

久江が扱う日々の事件。
それは、単純な事件の皮を被っているが、中身は苦くて甘味で切ない物語たちだった。

姫川玲子と双璧をなす魚住久江というニューヒロインの登場。

配役は誰がいいか勝手に悩むが、marble的には深津絵里がいいかな。
あんなに煙草を吸わせたくないけど…
( ̄▽ ̄)

2013年9月16日月曜日

ミスター・グッド・ドクターをさがして

東山彰良。

医師転職サポートコーディネーター、国本いずみ32歳、独身。

上司は競艇狂いの元ヤクザ。

高校からの友人絢子は、座っただけで4万円が飛ぶクラブ・トリシアのママ。

過去の男を忘れられないいずみにまとわりつく風変わりなドクター。

プロットだけでも面白さがにじみ出る。

訳ありのドクターたちの転職に、医療業界の闇を見つけたいずみが立ち向かう先には希望が見えるのか。

女同士の辛辣な言葉の応酬は、男性作家とは思えない描写力。

ハードボイルドにソフトがあるのか?と甚だ疑問だが、そんな感じ。

単発のドラマあたりで映像化すれば、魅力的な配役になりそう。
(^-^)

2013年9月12日木曜日

東京ダンジョン

福田和代。

首都東京の地下に広がる迷宮。

東都メトロ銀座線工務区に勤める的場は、保線要員として、鉄路の異常を確認するという大事な任に就いている。

一見地味なこの仕事は、華やかではないが、責任の重さは半端がない。

ある日の仕事中、トンネル内にいるはずのない人影を見た的場は、知らず知らずのうちに、テロと対峙していく。

地底人出現という噂に翻弄されるメトロ職員と警察。

国際問題と経済問題を研究する鬼堂の愛弟子である朝宮が仕掛けた若者達による地下占拠テロ。

発達したネットワークを巧みに利用し、煽動を続ける朝宮は、何を求めているのか。

福田らしい技術面の描写が何ともリアル。
(^^)

2013年9月9日月曜日

夏休み

勤務の都合もあり、本日は夏休み。

前日までの雨で稲刈りにはならず、1日フリー。

かみさんと、現在公開中の「風立ちぬ」を観にシネマライツ。
感想としては…( ̄〜 ̄;)

単純明快なラブストーリーという訳ではなく、主人公の二郎が、世間離れしてるのも…
まぁ、ユーミンの歌は良かったけど。

その足で、十数年ぶりに翁堂へ。
懐かしいスパゲティ、イタリアンとタラコをいただく。
全然知らなかったのだが、店舗が大幅に縮小されていたのと、メニューも寂しくなっていたのは残念。

ついでに、小口楽器でギターの弦を買って帰宅。

一休みしたら、生け垣の剪定。

夕方、妹の旦那さまから拝借中の名機の弦を張り替えてみた。

何だか忙しい1日が終了。
( ̄O ̄)

2013年9月7日土曜日

スワナイ9月

主宰者のcazさんに、私の都合を配慮いただいた今月のスワナイ。

ディナーの後、珈琲哲学へ直行。

駐車場にスパイダーが3台と147、156を発見。
marbleのは残念ながら近くに停められず、入口付近に駐車。

遠方からイベント巡りのお二人と県内4名、総勢6名での車談義はラストオーダーの後も30分ほど続き、名残惜しくはありましたが、散会となりました。

生憎の雨降り、皆さんお気をつけてお帰りくださいませ。
そして、明日のイベントも楽しんでくださいね〜。
\(^o^)/

高校生レストラン

松本第一高校の生徒達による高校生レストラン。

かみさんが予約して、次男、三男と4人でディナー。

前 菜・・・夏野菜と牛肉のセルクル詰め

ス ー プ・・・にんじんの冷製ポタージュ

メ イ ン・・・信州サーモンのパイ包み焼き

デザート・・・洋なしのタルト&豆乳アイス

手作りパン、コーヒー

価格:お一人様2,500円

手際よくという訳にはいかない部分もあったが、まずまずの出来。

指導にあたったという茅野のレストランのオーナーが、ランチよりは大分ましになったと評していた。

初日で大変だったのは事実かな。
(^-^;

回廊封鎖

佐々木譲。

普通に生活しながらも、消費者金融に頼らざるを得なくなった不運な者たち。

大手のサラ金企業に人生を狂わされた彼らは、世間に紛れて私的な制裁に手を染める。

警視庁捜査一課の久保田らは、別件捜査の端緒から奇妙な繋がりを見いだし、独自捜査に乗り出す。

アンハッピーエンドなんだもんなぁ…