2013年2月7日木曜日

マイクロ・ワールド(下)

マイクル・クライトン。

マイクロヒューマンにされ、ジャングルからの脱出を図る大学院生たちは、無慈悲な自然とCEOが送り込んだ刺客たちにより次々と殺されていく。

一方、続発する不審な事件を追うダン警部補は、Nanigen社への警戒を強める。

魅力的な自然界や昆虫たちの描写と息をも尽かせぬアクションシーン。

エンターテイメントSF小説の雄。
クライトン最後の小説が形となった奇跡に感謝するとともに、冥福を祈るものである。

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