2012年6月14日木曜日

プロメテウス・トラップ

福田和代。

MIT在学中にFBIのシステムに侵入し刑務所に入ることになった天才ハッカー。

日本で静かにプログラマーとしての生活を送る彼に、ICチップの解析という仕事が舞い込む。
きな臭い匂いを感じた時には既にヤバい仕事から逃れられなくなっていた。

神々の意思に逆らって人間に火という財産を与えた反骨の半神、プロメテウスを名乗る天才ハッカーが巻き込まれた陰謀の真相。

プロメテウスを裏切る宿命を背負い、神々が使わしたパンドラを名乗る若き天才。

二人の天才の友情の行方は…
元SEという経歴を持つ福田が描くサイバーテロの驚異。

正直面白い。( ̄▽ ̄)

2012年6月12日火曜日

地層調査

佐々木譲。

警視庁刑事部捜査一課におかれた特命捜査対策室。

キャリア管理官を詰り謹慎中の水戸部は、刑事を退職し、このために相談員となった加納とともに15年前の未解決事件の再捜査にあたることになる。

芸奴から置屋の女将になった老女が刺殺された事件は、バブル景気の土地転がし絡みとも考えられたが、決定的な証拠はなく捜査本部は解散。

当時、捜査員として走り回っていた加納には忘れられない葛藤があった。

時代を知らない若き水戸部は、加納のアドバイスを受けながら、荒木町の過去に思いを馳せる。

僅かな証拠と水戸部の勘が、迷宮の地層から真実を探り出す。

難しいストーリーではないが、丁寧な作り込みが好感。
( ̄▽ ̄)

2012年6月9日土曜日

外科医 須磨久善

海堂 尊。

日本が誇る心臓外科のスペシャリスト。
そのバイオグラフィを海堂が紡ぐ。

映画「チーム・バチスタの栄光」で医療監修を行い、リアリティある作品に仕上げた立役者でもある。

須磨の成し遂げた成果は計り知れない。
本物を見ることが大切だと語る彼が見てきた地獄を想像できる人は一握りなのではないか。

ミステリーではないが一気読みの力作。
( ̄▽ ̄)

2012年6月1日金曜日

ユリゴコロ

沼田まほかる。

2011年のミステリー&エンターテイメントベストテンで5位。

う〜ん。

話としてはかなり重たいのだが、淡々と進むせいか嫌な感じはしない。

たまにはこんな小説もあり。

コメントはネタバレになりそうなので今回は控えよ〜。
(^^;

2012年5月24日木曜日

ハリエンジュ


この季節に通勤途中の河原で見かけるコイツ。
人によっては大迷惑なものでもあるのだが、marble的にはニンマリ。

一般的にはニセアカシアと言われているけれど、和名はハリエンジュ。
質の良い蜂蜜が採れることから、養蜂をしているところもありますな。







帰宅途中の通行量の多い道を外れ、車通りの少ない堤防にバイクを停めたらいそいそと河原へ降りていく。

咲いたばかりの花を見繕い、20房ほどを袋に詰めたら、とっとと退散。










帰宅すると、タイミングよく妻が揚げ物の真っ最中。

すぐさま下ごしらえをしたなら、天ぷらに仕上げます。











花の蜜の甘さがほんのりただよう、旬の一品の出来上がり。
(^O^)

ミシュラン

コイツを購入した時に履いていたEAGLE F1。
ひび割れが酷い状態となり、更に右フロントのタイヤだけエアの減りが異常に早いという危険な感じになってしまったため、交換を決意。















すぐさま近所のお店で注文。
国産のエコタイヤに興味があったものの、車的には・・・(-_-;)
ほどほどの性能と少しは静かなモノにしようと選んだ銘柄は、ミシュランのPilot Sport 3。
サイズは、TI純正の215/45-ZR17XL。








トレッドパターンはこんな感じで、走行ノイズは控えめな印象。













ネットで検索してみると、確かに安い所もあるのだが、注文したり、届いたモノを他店に持ち込んだりという煩わしさと、ご近所の義理もあって、馴染みのところに落ち着いた次第。

性能うんぬんは、素人には分かりませんし、まだほとんど乗っていないので何とも。
ただし、乗り心地は劇的に良くなり、以前のモノは相当キテいたのかな、と感じた。

それから、社長が手洗い洗車と室内掃除、ブレーキダストで汚れていたホイールを見違えるほど綺麗にしてくれていたので、満足満足。(^O^)

これで安心して乗り回せるはずなんだけど、乗る時間がない・・・(--〆)



2012年5月17日木曜日

刑事のまなざし

薬丸岳。

夏目刑事シリーズの短編7作品。

法務技官としての職を離れ、30歳で警察官の道へ進んだ彼は、ある事件の被害者の父親でもあった。

法務技官として、罪を犯した少年少女の更正に情熱を注いでいた夏目をある日襲った悲劇。
少女たちを襲った犯人を捕まえることのみが彼の本心ではないだろう。
池袋の街を見つめる刑事のまなざしは何を憂うのか。

罪を犯す者の心理を巧みに描く警察小説。

なかなかいい。( ̄▽ ̄)

2012年5月14日月曜日

心に雹の降りしきる

香納諒一。

2011年のミステリー&エンターテイメントベストテンで9位。

七年前に起きた幼女誘拐事件の捜査員だった刑事は、未解決のまま幼女の生還を望んでいる父親に振り回されていた。

普通なら生きているとは考えられないのだが、新たな事件の関係者が次々と亡くなり、誘拐事件は急展開を見せはじめる。

心が荒んでしまった刑事は頑なに捜査を続け身も心もボロボロになる。彼を救ってくれたのは、また心に傷を持つ女だった。

かなり暗いイメージのストーリーと文章だったが、内容はイイですな。
(^O^)

2012年5月13日日曜日

宇宙兄弟(映画版)

今日は朝からリトルのグラウンド準備。
午前中はシニアの練習試合で球審。
午後はリトルの練習試合で塁審。

でもって、夜は、次男が映画が観たいというので、映画館まで。(^^;

運転手なので、ノンアルコールで我慢、ガマン。
原作は読んだことないんだけど、ストーリーは面白かった。
小栗旬、岡田将生、他の出演者たちも渋いどころが揃っていて、なかなかでした。
( ̄▽ ̄)

「でっかいどう」でラーメン食べたら帰りま〜す。(^^ゞ

2012年5月1日火曜日

ジェノサイド

高野和明。

2011年のミステリー&エンターテイメントベストテン堂々の1位。
大人気で図書館の予約も半年待ちだったのだが、漸く借りられた。

突然死した父から、新薬開発を託された大学院生の研人。
難病の息子を抱え、秘密作戦に臨む傭兵のイエーガー。
日本とコンゴでそれぞれの戦いが繰り広げられる。

核ミサイルの発射ボタンを握る権力者の野獣性を感じ取る者はヒトか神か。
人類の殺戮の歴史は繰り返されるのだろうか。

スピーディーな場面展開と驚きの真相はエンターテイメント度高し。
( ̄▽ ̄)