2016年2月11日木曜日

ベンチシート

昨晩ふと思い立ち、おもむろにCADで図面を引く。

原図では背もたれもあったのだが、妻から邪魔になると一喝されたため断念。

本日は近所のカイン○ホームに開店と同時に赴き、必要なモノを買い揃える。

一応メモしとくと、
2×4×12F 1本
2×4×6F 1本
2×6×12F 2本
木材カット 9回
布ヤスリ 4枚
ウレタン塗料 ケヤキ色
刷毛
クッションフェルト

しめて7,000円。
塗装しなければ、5,000円ちょっとであがるので、高いのか安いのかビミョーなところではある。

予め材からの寸法取りを考えておいたので、お店でカットしてもらい時間短縮。

養生テープで位置決めしてドリルで下孔を開けたらコーススレッドで組み付けていく。

前後の脚を若干開きぎみにしたのと、材の捻れもあるので多少歪みがでたが気にしない。

水性ウレタン塗料は、キッチンの色に合わせてケヤキ色で明るめに仕上げた。

1回塗りで本日の作業は終了。

次回は2回目の仕上げ塗りと脚裏にクッション用のフェルトを貼り付ける予定。

あ〜、腰が痛い。
(^^;)

2016年2月9日火曜日

過ぎ去りし王国の城

宮部みゆき。

高校の推薦入学が決まり、ポスト受験生として周りより一足早く暇になってしまった真は、実家のカレーショップの手伝いで出掛けた銀行で展示されていた子どもたちの絵に目を留める。

混み合う銀行で偶然から古城のデッサンが描かれた画用紙を持って帰ってしまった真は、絵の中の世界が覗けるという不思議な体験をする。

絵の中の世界に入り込むことを切望する真は、協調性に欠けるが抜群に絵が上手なかつての同級生の珠美に声を掛ける。

珠美の協力で別世界へと乗り出した真たちは先客に出会い、この世界の目的を探り始める。

彼らの消耗と引き換えに明らかになるある少女の失踪事件と古城のデッサンが描かれた意図。

最期の賭けに出た真たちにはどんな変化が待つのか。

宮部らしいミステリー。
(^^)

2016年2月3日水曜日

若桜鉄道うぐいす駅

門井慶喜。

鳥取県の山間部を走るローカル線の若桜鉄道。

わずか19キロしかないこの鉄道の駅の一つである「うぐいす駅」の駅舎を取り壊して病院を造ろうとする村長グループと、歴史的な建造物であるとの理由から保存を叫ぶ京都大学名誉教授を中心としたボランティア団体。

それぞれのリーダーは、ここ鶯村の尋常小学校で机を並べた竹馬の友であり、この物語の主人公は、村長の孫でかつ名誉教授の孫弟子という複雑な立場の大学院生の涼太。

祖父と名誉教授の双方から、駅舎の素性を洗い出せとの勅命を受けた涼太は、うぐいす駅の設計図に疑問を抱く。

なかなかに波乱な物語の結末は読まなきゃ分からないかな。
(^^)

2016年1月26日火曜日

レオナルドの扉

新保裕一。

過去にマンガの原作者としてアニメーションに携わっていた作者が思いついていたストーリーを30年振りに小説に書き下ろしたもの。

レオナルド・ダ・ヴィンチが残したノートには、その天才の研究の成果が数多く綴られているという。

今なお見つからない最後のノートには、軍事目的に利用されては困るほどの秘密が記されており、レオナルドの末裔たちは代々その存在を守ってきた。

1529年、このノートを躍起になって探すフランス軍を率いるナポレオンと謎の女たちが現れ、イタリアの片田舎の村で暮らしていたジャンは、行方不明になっている父の使命を悟るのだった。

マンガの原作として考えられていたことから、中盤以降の冒険活劇はとても面白い。

盛り込める限りの史実を加えることで微妙なリアリティが生まれ、厚みを増しているところが新保らしい。
(^-^)

2016年1月21日木曜日

盲目的な恋と友情

辻村深月。

東京のはずれにある私立大学の管弦楽団。

元タカラジェンヌを母に持つキレイな子、蘭花。

同じ楽団で、有名な画家を父に持つけしてキレイではない留利絵。

二人は第一バイオリンで共にそれなりの奏者であり親友でもあった。

蘭花は前途有望な指揮者との恋に溺れるのだが、不誠実な彼の言動に振り回され憔悴していく。

これまで友人ができなかった留利絵は、初めての親友である欄花と同居しながら彼女を支えつづけていた。

蘭花と留利絵のそれぞれの視点で描かれる二つの物語。

そして迎えた蘭花の結婚式の結末は…

辻村書き下ろしのドロドロ系女子小説。
こういうのもありといえばあり。
(^-^;)

2016年1月16日土曜日

砂の街路図

佐々木譲。

東京の私立高校で国語教師として教鞭を取る俊也が北海道の地方都市である運河町を訪れたのは、20年前にこの町で運河に転落して亡くなった父の死をめぐる事情を解き明かすためであった。

運河に囲まれ、南北500メートル、東西800メートルのそのエリアは石造りの倉庫やビル、クラシカルな建物で形作られており、異国情緒溢れる町並みは希少価値があるとされている。

父と母が通ったこの町の法科大学図書館で当時の父の様子を探した俊也は、漕艇部の活躍とその衰退に僅かな疑問を持つ。

20年前の父の足取りを追い、遺品の一つであったマッチブックの酒房を訪ねた俊也は、父が何のためにこの町に出掛けたのかを知る。

更に謎解きを進める俊也は、この町に隠された古い過去を知る羽目になるのだが…

確かに伏線はあったのだが、明かされる意外な真実に物語の深みが増す仕掛け。

久し振りの佐々木作品だったが、いい感触。
(^-^)

2016年1月10日日曜日

スマホカバー

これまで使っていたオレンジ色のアルミカバーがあちこちひび割れてきたので、革細工の練習を兼ねてリニューアル。

ひび割れを瞬間接着剤で補修し、カバーを巻き込む様に黒の型押し革を貼付。

多分上手くいかないかなと思ったので、カバーの下処理をしなかったのだが、思いの外仕上がってしまった。

おかげで、革とスマホの隙間に下地のオレンジがチラ見え。(>_<)

まぁ、とりあえずヨシとしますか。
(^^;)

2016年1月9日土曜日

二重螺旋の誘拐

喜多喜久。

大学の神経薬理学研究室で助手として働く啓介。彼は幼かった妹を悲しい事故で亡くしていた。

啓介の大学時代の先輩である佐倉は、啓介の幼なじみだった貴子と結婚し、一人娘の真奈佳たたちと幸せな家庭を築いていた。

ある夏の日、一人でプールに出掛けた真奈佳が行方不明になり、佐倉は誘拐犯からの電話を受ける。

登場人物たちのバックグラウンドが凄いのと、啓介と佐倉のそれぞれの視点で進むストーリーに騙されるのだが…

喜多の持ち味である大学、理系、ラブコメディにきっちり仕上がっている。
(^^)

2016年1月8日金曜日

帝国の女

宮木あや子。

帝国テレビジョン、日曜10時からのドラマ「ラスト・プリンセス」。

この脚本家である大島多恵子、主演女優のマネージャー片倉一葉、プロデューサーの脇坂麻耶、宣伝部の松国貞江、テレビ誌の帝テレ局担当記者の山浦清美。

男運に恵まれず恐ろしいほどの激務に耐える彼女たちを描く短編6話。

アナウンス部から声が掛かったこともある美形で才女の脇坂プロデューサーや、デビュー前の若手アイドルにプロポーズされてしまうほど綺麗なのに兵隊のようにモーレツに裏方をこなす貞江など、テレビ業界で働いていることで、婚期をのがす個性的な女性たちをコミカルなタッチで描く。

宮木らしい文体とストーリーはなかなか嵌まる。
(^-^)

2016年1月3日日曜日

こちら警視庁美術犯罪捜査班

門井慶喜。

警視庁刑事部捜査第二課の下部組織である美術犯罪捜査班は、岸すみれ警部補と新米刑事の三田村豪気の二人だけの職場である。

東京都内で美術品にからむ事件が起きた場合に、その解決の任に当たる特殊な捜査班に舞い込む事件とは。

すみれにほのかな恋心を寄せる豪気だったが、すみれには一人娘がいて、離婚した元夫はすみれ達が追う贋作美術商、天翔堂の社長大迫であった。

ロダンやらレンブラントやらゴッホなど、美術は分からないが、分かりやすいストーリーと伏線は、まあ読みやすい。
(^^)