著者のデビュー作にて、創元ホラー長編賞の受賞作。
ちなみに、この彼はmarbleの高校時代の恩師の息子さんである。
昨年恩師にお会いした際に本書を上梓されたことを聞き、気になっていたのだが、ようやく手に入れた。
カバー裏から引用。
会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントでとある怪談を聞いた日を境に、高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることになる。
暗闇から響く湿り気のある異音、ドブ川のような異臭、足跡の形をした汚水…
あの時聞いた“変な怪談”をなぞるかのような現象に追い詰められたカレンは、藁にもすがる思いで「あしや超常現象調査」の二人組に助けを求めるが…
ホラーといわれれば、その要素はしっかりと入っているし、ミステリーといわれれば、ストーリー展開はそれそのもの。
なかなか楽しく読ませていただいた。
(^^)

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