初読が続くが、「警察官の心臓」と一緒に紹介されていて気になっていたもの。
こちらも帯から引用。
1985年、バブルに沸く日本。
大晦日に札幌市内から知床半島ウトロへと向かう「北斗流氷号バスツアー」へ参加していた少年と少女は、バスの転落事故ですべてを失ってしまった。
そして1999年。成長した彼らは、きたるべきミレニアムに浮き足立つ新宿の街で再開する…
身元不明の首吊り遺体を挟んで。
定年間近のベテラン刑事と、競争から外れてしまった若手刑事が、二つの時代をつなぐ事件の真相を追うべく、駆けずり回る。
この国で隠され続けてきた、あまりにも悲しい真実とは?
たしか、広告の一文には「白夜行」を思わせる紹介があったのだが、序盤から確かにそう感じることはあった。
終盤に描かれる作者の仕掛けには舌を巻いたが、一気読み必至の素晴らしい作品。
(^-^)
手持ちの本が底をついたので補充しなきゃだが、手っ取り早く「白夜行」でも読むかなぁ。
(^^;)

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