2019年5月29日水曜日

贖罪の奏鳴曲

中山七里。
弁護士御子柴礼司シリーズ第一弾。
図書館に行ったら既刊4冊全てがあったのでまとめて借りてきた。
過去に殺人を犯し「死体配達人」として名を馳せた御子柴は少年法に守られ更生し司法試験を一発で合格して弁護士になった異色の存在。
彼は法外な報酬と引き換えに完全敗訴の犯罪者を減刑、時には無罪にしてしまう気鋭の弁護士として検察庁の不倶戴天の敵と目されていた。
製材所を営む夫が事故で意識不明となり、その妻が保険金目当てに人工呼吸器の電源を落として夫を殺害したとされる事件の弁護を請け負った御子柴。
同じ頃フリーランスのライターの死体が水死体で発見され、捜査にあたる埼玉県警の渡瀬と古手川は、御子柴が四半世紀前の殺人犯であることに気付くのだったが、御子柴には鉄壁のアリバイがあった。
第一弾なので何とも言えないが、法曹界を揺るがす新たなダークヒーローの誕生か。
(^^)





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