2016年3月6日日曜日

所轄魂

笹本稜平。

かつて警視庁捜査一課殺人犯捜査係に籍を置いた邦彦は、突然の妻との死別に自分を責め、自ら所轄への異動を申し出た。

そんな父の背中を見て育ち警察庁のキャリアとなった一人息子の俊史は、その後警視庁捜査一課の管理官に着任し階級は既に警視である。

邦彦の休暇中に起きた江東区内の殺人事件は、特別捜査本部を設置することとなり、俊史はその担当管理官として着任する。

強引なやり方で酷評される捜査一課殺人犯捜査第十三係や、総勢150名に及ぶ捜査員たちをまとめあげることが俊史の仕事となるのだが、これが初めての捜査本部詰めとなる息子のことを心配し、邦彦は捜査デスクとしてサポートにまわる。

新たに発見された死体の状況から連続殺人の様相を見せ始めた事件は、状況証拠からある人物が容疑者として浮上するのだが、邦彦の刑事の勘はそれを受け入れられない。

シリーズものだったので図書館でまとめて借りてきた。
意外といい感じ。
(^-^)

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