2012年3月31日土曜日

ディスポーザブル

久しぶりに実店舗でコンタクトレンズを購入。
いつもはネットでポチッなんだけど、最近視力が気になっていたので。(汗)
コンタクト歴は、かれこれ十数年。
2weekはケアが面倒だったので早々に諦め、専ら1dayばかり。
アキュビューやアクエアも使ってみたが、お気に入りはチバビジョンのフォーカスデイリーズで10年程はこれ一筋。(^^;
視力を検査してもらうと、右目はやはり乱視の影響が強いみたいだったので、乱視用を検討してもらう。
デイリーズシリーズのトーリックも過去に使っていたので、同じものでいいかと思っていたのだが、デイリーズは設計が古いことを理由に別のものを勧められた。
親切な感じのあんちゃんがイイ感じだったので、オススメをチョイス。( ̄▽ ̄)
新しい相棒はクーパービジョンのワンデーアクエアエボリューションと同トーリック。
MADE IN USAの使用感は今のところ順調。(^O^)
そうそう、今日は車で駅前まで出掛けたので、コインパーキングに駐車したのだが、出庫の際に前の人の駐車券が精算機に詰まり警備員を待つことしばし。
その後、自分の番だったのだが、釣り銭切れで警備員がまたダッシュ。(-"-;)
やれやれ。|( ̄3 ̄)|

2012年3月12日月曜日

転迷 隠蔽捜査4

今野敏。
「2012このミステリーがすごい!」で14位。
竜崎シリーズ第四弾。
事情により降格人事をくらった元長官官房のキャリア、竜崎署長は、管内と隣接所轄で同時に発生した事件に対処する羽目になる。
多忙を極める勤務の竜崎に、次から次へと難題が降りかかる。
そして、山積した難題の断片が収まるところに収まり、一つの構図を形作る。
お馴染みの登場人物との駆け引きと、誰も真似の出来ない本音のやり方を貫く竜崎。
一気読み必至の警察小説。( ̄▽ ̄)

2012年3月10日土曜日

アンダー・ザ・ドーム

スティーヴン・キング。
2011年ミステリー&エンターテイメントベストテン海外編にて12位。
著者の長編小説としては、「ザ・スタンド」「IT」についで三番目の大作。
メイン州の小さな田舎町が、ある日突然透明なドームに覆われ、外界と遮断されてしまう。
ドームの中に取り残された人々は恐怖に押し潰される。
町を裏で牛耳る第二町政委員の愚かな私欲のために罪のない人々が殺され、また投獄される。
逃げ場のない閉鎖空間で悪事の限りを尽くす狂った若者たち。
奇怪なドームの正体を究明し、ドームを破壊するため、囚われの陸軍大佐を救うため、秘かに集結した良識のある僅かな住民たち。
ハロウィンを前に町の行く末はどうなるのか、そしてドームが創られた目的は何か。

終盤のごく僅かの部分のみ心安らげるが、ほとんどが暴力と虐待描写の連続で苦痛な読み心地。
作者の持ち味と恐怖小説としてはこんなものなんだろうが、marble的にはNO GOOD。
(-"-;)
忙しかったこともあるのだが、読破に10日も掛かってしまった…
口直しに次の本は何がいいかなぁ(-.-;)

2012年2月28日火曜日

水底フェスタ

辻村深月。
「2012このミステリーがすごい!」で13位にランクイン。
閉鎖的な村に脈々と受け継がれる、ことなかれ主義。平穏な村の大人が見せる残酷な一面に少年が決意したものは…
村の存続をかけた野外ロックフェスタは大成功のうちに10年目を迎えた。
フェスの晩、村長の息子は、中学卒業と同時に村を出て女優になった由貴美に出会い、歳上の女性に惹かれていく。
村への復讐のために戻ってきたという彼女に夢中になった少年は、村に隠された裏の実態を突き止める。
誰もが犠牲者になりうる閉鎖共同体を舞台に多感期の少年・少女を描き出す。
繊細なタッチが好印象。(^-^)

2012年2月26日日曜日

脱出山脈

トマス・W・ヤング。
2011年ミステリー&エンターテイメントベストテン海外編にノミネートされた。
惜しくも21位以下ではあったが、注目作品として紹介されている。
百年に一度の猛烈なブリザードに見舞われるヒンズークシ山脈に不時着したC−130輸送機。
捕虜にしたタリバンの聖職者を連れて、過酷な山脈から脱出を命ぜられた航空士の少佐は、通訳の女性軍曹とともに夜の闇の中へ歩き出す。
たった一発のミサイルが非日常の恐怖に変わり、鍛え上げられたアメリカ軍人たちが死闘を繰り広げる。
著者のミリタリー&サバイバルフィクションデビュー作。
従軍経験を生かしたクオリティはハイレベル。
( ̄▽ ̄)

2012年2月24日金曜日

秘密の窓、秘密の庭

スティーヴン・キング。
妻と離婚し、独り湖畔の別宅に暮らす小説家。
彼のもとに突然の訪問者が現れ、過去に書いた小説が盗作だと言い放つ。
身に覚えのない疑惑を晴らすため、当時の出版物を探すのだが、次から次へと災難が襲う。
愛する妻の情事を目の当たりにした時から、小説家の創造力は人知を超えてしまったのだろうか…
現実と創造が入り交じる恐怖。
あえて、鉄板のテーマを題材にした中編小説。

2012年2月22日水曜日

ランゴリアーズ

スティーヴン・キング。
ロスアンゼルス発ボストン行きの767夜間飛行便。
離陸後間もなく、数名の乗客を残しほとんどの乗客が忽然と姿を消してしまう。
彼らの腕時計や歯の詰め物、ペースメーカーなどを残して…
偶然乗り合わせたパイロットのブライアンは、消えてしまった乗務員に代わり、バンゴア国際空港に緊急着陸を試みる。
そこは全てが色褪せた世界だった。
そしてランゴリアーズと呼ばれる怪物たちが世界を貪り喰う音が近づいてくる…
モダン・ホラーの巨匠が描く恐怖。
まぁ、外れはありませんな。(^^;

2012年2月7日火曜日

エナメルの証言

海堂尊。
デジタル・ハウンド・ドッグの異名を持つ加納警視正が玉村警部補を引き連れ、謎の歯医者の裏の仕事を探る。
「このミステリーがすごい!」に掲載された海堂の特別書き下ろし短編。

2012年2月5日日曜日

警官の条件

佐々木譲。
警察官三代の人生を描いた「警官の血」。
この作品に登場した安城和也が再び登場。
組織暴力を相手に情報収集を行い、時には銃器、薬物も扱う。
高価な身なりで高級外車を転がす孤高の警部。彼は部下に売られ一旦は警察官を辞したのだが、時代は彼を必要としていた。
佐々木の警察小説、読み応え十分。
( ̄▽ ̄)

2012年2月2日木曜日

神の島

米山公啓。
外科医として素晴らしい腕を持ちながら国立医療査察機関で極秘に働く医師。
彼の次なる潜入捜査先は、南の孤島で老人医療を手掛ける個人病院だった。
一見穏やかな雰囲気の入院患者たちに秘められた何かを感じ取った医師は、そこで行われている神の医療にたどり着く。
フィクションぽさがちらほらで残念な感あり。
(^^;