2020年10月26日月曜日

始まりの木

夏川草介。

この9月末に刊行された新刊。
図書館にはまだ入っていなかったので本屋で購入。

国立東々大学民族学研究室の大学院生となった藤崎千佳は、偏屈だが優秀な民俗学者で准教授の古屋神寺郎と共にフィールドワークに出向く。

行く先も告げず「藤崎、旅の準備をしたまえ」と言われ引きずり回される千佳だったが、行く先々で民族学の奥深さと生きること、学ぶことの意味に気づかされるのだった。

当然松本も舞台となる連作5話。

神様のカルテの著者が紡ぐ遠野物語。
(^^)

ちなみに本家、柳田国男の遠野物語もmarbleの本棚に鎮座している。

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