2015年8月14日金曜日

天空の救命室 航空自衛隊航空機動衛生隊

福田和代。

最大92名の隊員を載せて飛べる巨大なC−130Hハーキュリー輸送機。

その腹の中に収められる機動衛生ユニットと呼ばれる大型コンテナは防音性能と電磁波遮断性能を備え、ICUで使われるような医療機器が詰め込まれており、被災地などで患者に対して手厚い医療を受けさせることができる。

これを運用する航空機動衛生隊は、小牧基地に設置された少数精鋭の部隊である。

30歳になったばかりの内村彰吾は一等空尉の医官として初めての災害派遣要請の任務に就く。

彰吾を取り巻くベテランパイロットの鰐淵、救急救命士の米津、管理要員の水瀬たちの活躍。
現場経験を積むために赴いた小牧市民病院の看護士前島との恋模様。
妹の優衣の妊娠と彰吾と父親との確執。

盛り沢山のプロットにも関わらず、しっかりしたストーリーが福田の得意とするところ。
文句などありませんな。
(^-^)

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