2026年1月22日木曜日

エンドロール 警視庁FCⅢ

今野敏。

シリーズ第三弾。

警視庁地域部・地域総務課の巡査部長楠木肇。

とにかく楽な仕事をしていたいという彼は、その希望とは裏腹に警視庁に設けられたFC室の特命を兼務させられている。

かつて通信指令本部の統括管理官で「夜の警視総監」と呼ばれていた長門室長に、いいように使われている彼が命じられた新たな撮影はハリウッド映画。
その日本での撮影に関するフィルムコミッションである。

恐ろしく有能な上司が率いるというストーリーは、他の今野作品にも通じる安定感で、それが半端ない。

手持ちの本がなくなって図書館に何冊か予約を入れておいたら、真っ先に届いたのだが、僅か半日で読了。
(^^;)

想いをつなぐメス 俺たちは神じゃない3

中山祐次郎。

シリーズ第三弾。

表題作を含む6作品。

日々、医療現場で命と向き合う剣崎と松島のコンビに、様々な形で医療に携わる人たちの活躍と喜怒哀楽を織り交ぜた珠玉の物語。

リアリティのある描写は現役医師という著者のなせる技なのか。

一気読み必至。
(^o^)

2026年1月21日水曜日

救いたくない命 俺たちは神じゃない2

中山祐次郎。

本屋で本作と三作目が出ているのを偶然発見。

麻布中央病院に勤める中堅外科医コンビ、剣崎と松島。

彼等が日常的に向き合う手術を巡る表題作を含む6作品。

登場人物も魅力的だしストーリーも秀逸。(^-^)

2026年1月18日日曜日

気仙沼ミラクルガール

五十嵐貴久。

事実に基づく物語で、登場人物や団体などにはそのモデルがいると前置きされた創作小説。

大震災から半年が経った気仙沼で、高校にも行かず仮設住宅で引きこもり生活を送る詩織。

東京での夢が破れ気仙沼の写真館で働く隆一に、高校の大先輩でチョーが付くほどの面倒な人、通称サトケンさんから声が掛かる。
「おめえ、ミュージシャンなんだってな」

気仙沼のアイドルをプロデュースするというサトケンにまんまと丸め込まれた隆一と、そこに集いしアイドルを目指す詩織たち。

面白おかしくストーリーは進むのだが、ドンデン返しが待っている。

とても良かった。
(^-^)

2026年1月15日木曜日

成層圏の墓標

上田早夕里。

表題作を含む短、中編10作品。

SFであったり、不思議なモノを主題とした作品に若干戸惑いつつも読了。

一つひとつの話しには、きちんと結があり奥深さも感じられる。
(^^)

2026年1月11日日曜日

令和ブルガリアヨーグルト

宮木あや子。

明治ブルガリアヨーグルトの50周年という節目に執筆されたお話し。

かなり久し振りに図書館に行き借りてきた。

株式会社明和大阪支店量販部に配属された朋太子由寿。

彼女にとりつく吾輩ことブルガリア菌20388株。

この吾輩の一人語りと共に由寿の会社での奮闘を描くお仕事小説であり、ブルガリアの歴史をミクロルガニズミたちの視点で描くという、なかなかコアな小説。

本家の明治ブルガリアヨーグルトのサイトも併せて見ると、より理解が深まる。(笑)


宮木らしいストーリー。
(^^)

2026年1月5日月曜日

コンクールシェフ!

五十嵐貴久。

第10回ヤング・ブラッド・グランプリ。
若手料理人の発掘と育成を旗印に開催され、エントリー資格は料理人歴10年未満だけという日本最大のコンクールである。

いよいよ始まるその決勝大会に臨む6人の若手料理人たち。

大会テーマである「十年ぶりに会う友人との夕食、その一皿」を彼らはどう表現するのか。

6人の料理人と審査員の心情を軽やかに描いたキッチンバトル。

素直に面白い。
(^o^)

2026年1月2日金曜日

この夏の星を見る

辻村深月。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、休校措置がとられたり登校日が限られてしまった学生たち。

茨城県立砂浦第三高校の二年生になった天文部の渓本亜紗たちの活動もまた厳しい制限の中、やりたい事が出来ずにいた。

東京都渋谷区立ひばり森中学校に通う安藤真宙は、男子生徒が真宙ただ一人という状況の中、理科部に入部する。

長崎県五島列島で旅館業を営む家庭に育った佐々野円は、長崎県立泉水高校の吹奏楽部に所属していたが、旅館を営む家の事情から友人たちに距離を置かれてしまう。
そんな時、留学してきていたクラスメイトの武藤柊から天文台に誘われる。

リアルな活動に制限が掛けられている中、彼らはオンラインでつながり、一つの目標に向かって動き出す。

それは、スターキャッチコンテストと呼ばれる、手作りの望遠鏡を使って星を観測するというものだった。

これを主軸に繰り広げられる青春群像劇。

昨年7月には本作原作の映画が公開されたのだそう。
そちらは観ていないけれど、きっといい映画になっていることだろう。

辻村らしいストーリーに没入間違いない。


2025年12月26日金曜日

レベルアップ?

不肖marble、本日55歳を迎えました。

一番上の孫を連れて、かみさんとバースデーランチと洒落込みました。

初めてのお店。

サラダと、
前菜と、
マルゲリータピザと、
生パスタと、

ティラミスと、
ドルチェ盛り合わせ。

太ったわ。
(^^;)

2025年12月22日月曜日

交番相談員 百目鬼巴

長岡弘樹。

「教場」シリーズの著者による新たなシリーズ。

警察を定年退職し、交番相談員として各署の交番で働く巴。

彼女に纏わる噂は、ものすごく優秀な警察官だったということと県警内に持つ影響力だった。

連作短編6作品は、彼女の印象を受け入れるのに十分な内容。

シリーズで続いてもらいたいね。
(^^)