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2026年2月8日日曜日

偽医者がいる村

藤ノ木優。

一年ほど前に上梓された書き下ろし。
「あしたの名医」シリーズで気に入ったのでこちらも入手。

産科医の一馬は、大学病院で起きた医療事故を取り上げたネット記事によりその職を追われ、東北のある村に辿り着くのだが、道中の電車内で破水した妊婦に遭遇する。

裁判中の一馬は頑なに医療行為を拒むのだが…

一馬のネット記事を書いた美希もまた、自分の書いた記事によりひとりの医師の人生を奪ったことに苦悩し、この村に辿り着く。

限界集落の医療体制にも言及した力作。
(^^)

2026年2月4日水曜日

あしたの名医3 執刀医・北条衛

藤ノ木優。

シリーズ第三弾。

二作目最終話から繋がる、北条にとって大きな転機となる腹腔鏡手術に臨む姿を描く。

ドクターヘリで搬送された異所性妊娠による腹腔内出血患者。
伊豆中にある二世代前の古い機材で執刀を始めた北条は、その原因が卵管間質部妊娠であり、本来ならば開腹による手術の適用だと判断するが、その刹那、手術室に入ってきた三枝教授の言葉で迷いを捨てるのだった。

伊豆中で働く医師や看護士に助産師たちの日常を鮮やかに描き出した短編連作6作品。

次作に繋がりそうなラストに期待大。
(^-^)

2026年2月3日火曜日

あしたの名医2 天才医師の帰還

藤ノ木優。

シリーズ第二弾。

通称「伊豆中」に赴任して3カ月が経った北条衛。
ようやく日々の業務にも慣れてきたが、如何せんその忙しさには閉口していた。
そんな中、10月の人事異動でやってきたのは腹腔鏡界に旋風を巻き起こし天渓大学ラパロチームのエース中のエースと言われる海崎栄介准教授と研修医の阿佐ヶ谷ゆめ。

新たな登場人物を得て、波乱の物語は進行する。

巻末の解説を書いた書評家の吉田伸子曰わく、ドラマ化してほしい!
同感です。
(^-^)

あしたの名医 伊豆中周産期センター

藤ノ木優。

よく文庫本の後ろに掲載されている本の案内。
たまたま目について気になったのでネットオフで注文した初読の作者。

天渓大学医学部附属伊豆中央病院、通称「伊豆中」は、東京から最も遠い関連病院である。

本院では入局5年目で腹腔鏡手術の術者を任されるまでになった北条衛は、突然の異動で、総合周産期母子医療センターを有するこの特殊な病院に勤務することになった。

伊豆中は、絶対的権力者の三枝善次郎教授率いる封建的な体制で「教授ルール」と呼ばれるマニュアルが徹底されているという。

着任初日から嵐の様な緊急対応に追われる衛は、三枝教授が執刀するカイザーの助手に就くことになる。

何とも緊迫する第一話を始め、先輩医師の塔子や、田川など個性豊かな登場人物と伊豆の美味しい料理をからめた短編連作6作品。

医療ものは色々読むのだが、これもまた素晴らしい。
発売中の続編2冊もまとめてポチッた。
(^-^)