2025年12月14日日曜日

新・教場2

長岡弘樹。

新・教場シリーズ第二弾。

警察学校に赴任し、2クール目となる第95期初任科短期課程を教えることになった風間と教場の学生たちを描く連作中編6作品。

各話には、風間道場の門下生たちが臨時の講師として登場し、警察官の心得を伝えていくという新しい試みもあり、一気読み必至。
(^^)

年明けの2月には、刑事時代を描く新刊が刊行されるらしい。
(^o^)


2025年12月12日金曜日

職分

今野敏。

萩尾警部補シリーズ第四弾。

表題作を含む連作短編7作品。

警視庁捜査第三課・盗犯捜査第五係の萩尾秀一と相棒の武田秋穂。

プロの窃盗犯を相手にする萩尾たちが捜査に臨む日常を描く短編。

秋穂の成長ぶりが微笑ましい、安定のシリーズ。
(^^)

2025年12月10日水曜日

さらば!店長がバカすぎて

早見和真。

シリーズ第三弾。

35歳になった谷原京子。

武蔵野書店でかつての同僚だった磯田真紀子が結婚し、店長とは相変わらずの関係だが、他の店員たちとは一線を画す間柄の日々を送る。

それでも、新しい出会いや書店を取り巻く状況に対応するうちに、少しずつ打ち解けることが出来てきたある日、京子は社長からの呼び出しを受けるのだった。

社長が告げたその言葉に京子の心は動揺する。

これで終わりなのか、続編もあるのか、微妙なところだな。
(^^;)

2025年12月9日火曜日

Winter touring in KANTO day3

今日は午後から来客の予定があったため、真っ直ぐ家に帰るだけ。

海老名のサービスエリアでお土産をゲット。

長野県に入るとやっぱり寒くて、諏訪湖サービスエリアで暖をとる。

本日はほぼ高速道路。

本日の走行距離240キロメートル。
3日間の走行距離は940キロメートル。
(^^)

Winter touring in KANTO day2

勝浦を出発して外房黒潮ラインで南下。
太平洋の朝焼け。

バイカーの聖地?
BINGOバーガー本店。
残念ながらこんな時間にやっている訳もなく、店前で記念撮影。

安房グリーンラインでさらに南下。

野島崎灯台。
明治2年に初点灯したが、関東大震災で倒壊し、現在の灯台は大正14年に改築されたそうな。ちなみに高さは29メートル。

房総半島最南端の地、という石碑あり。

こんなベンチもありました。

ちなみに、この場所からの朝日はこんな感じ。

こんな石碑も発見。

近くまで行ってみたが、駐車スペースがなくたどり着けなかった洲崎灯台。

道の駅たてやまから望む館山湾。

東京湾フェリーのバイクは1台きりでした。

金谷港を後に、房総半島からはおさらば。

横須賀の久里浜港に上陸。

大根畑を抜けて三浦の城ヶ島へ渡るが、特に寄る所もなく先へ。

鎌倉では高徳院の本尊、阿弥陀如来坐像を参拝。

後ろ姿は、こんななんだ。
江の島ヨットハーバーでは、小型のトラクターでヨットをけん引していて笑える。

端っこには湘南港灯台。
こちらは昭和39年に初点灯し、平成6年に改築されているとのこと。
サザンビーチちがさき。
奥に見えるのは江の島。

これが有名な烏帽子岩。
う~ん、サザンだねぇ。

本日最後の訪ね所。
これまたバイカーの聖地、TRIPLE CAFE。

シングルバーガーとジンジャーエールのセット。

店長さんと、料理を作ってくれる奥様の二人で営業されている。

ツーリングの話しやらバイクの話しで盛り上がりました。ありがとうございました!

本日は横浜スタジアム近くに宿を取る。
ホテルにバイクの駐車場がなくて、結構離れた駐車場に停めてきたので、ちょっと心配。

本日のルート。

本日の走行距離は240キロメートル。

あちこち寄ったり、フェリーもあるので1日走ってこれだけ。
(^^;)

晩御飯は中華街まで出掛ける元気もなく、近くの鮨屋で。

2025年12月7日日曜日

Winter touring in KANTO day1

会議などがない今日から火曜日の午前中で行ける範囲でツーリングを決行。

路面の凍結などない事を確認して6時半に出発。

中央道から首都高、京葉道路と東関東道を経て潮来で一般道へ。

ちなみに、道中の最低気温はマイナス2℃。

一路犬吠埼を目指す。

13時頃に到着。

明治7年に点灯を開始したという犬吠埼灯台。
高さは31メートルだそう。
入場料を支払い灯台の上まで登り、鹿島灘方面を望む。

その後は銚子ドーバーライン、九十九里浜シーサイドライン、九十九里有料道路、九十九里ビーチライン、外房黒潮ラインで勝浦まで。
九十九里浜が見られるのは、有料道路のみ。
他は一本内陸部を走るため海は全く見えないのだ。

本日のお宿は勝浦駅前の三日月イン。

夜は隣接の居酒屋魚祭さんで。

とりあえず刺身と海鮮かき揚げで乾杯。
 
地酒の飲み比べセットでほろ酔い。

本日のルート。

走行距離は460キロメートル。

ま、冬だしこんなものでしょ。
(^^)

2025年12月2日火曜日

エピクロスの処方箋

夏川草介。

スピノザの診察室、これが新たなシリーズだとすれば第二弾。

久し振りに本屋さんで物色。

10月の新刊のため、帯から引用。

大学病院で数々の難手術を成功させ、将来を嘱望されながらも、母を亡くし一人になった甥のために地域病院で働く内科医の雄町哲郎。
ある日、哲郎の力量に惚れ込む大学准教授の花垣から、難しい症例が持ち込まれた。
患者は82歳の老人。
それは、かつて哲郎が激怒させた大学病院の絶対権力者・飛良泉寅彦教授の父親だった…。

著者独特の文章も慣れてしまえば、心地良く読み進められる。

哲郎が抱く医師としての道や、新展開が期待できそうなラストシーン。

是非とも第三弾を出して欲しい。
(^-^)

2025年11月30日日曜日

ポルターガイストの囚人

上條一輝。

あしや超常現象調査シリーズ第二弾。

今回もカバー裏から引用。

「あしや超常現象調査」の芦屋晴子と越野草太は、古い一軒家でポルターガイストに悩まされる人物の依頼を受ける。
世界で起こったポルターガイスト現象から法則性を導き出し、独自の対策を編み出して超常識現象に立ち向かう二人。
やがて現象は収束した…と思った矢先に、依頼人が失踪してしまう。
さらに晴子と越野の周囲までもが奇怪な現象に蝕まれ始め…。

やっぱりホラーでもありミステリーでもある。

登場人物は固定化されて、それぞれの個性も際立っているし、晴子の過去にもこれからの伏線があるのではと、シリーズとして次作にも期待したい。
(^^)

2025年11月27日木曜日

関係人口 都市と地方を同時並行で生きる

高橋博之。

去る10月28日、関係する団体の交流会で著者と初対面。

パネリストとしても登壇され、大変興味深い話題を提供していただいた。

懇親会の場でも一献傾けながら気さくに話をしてくれる方であった。

これからの地方の在り方に大いに参考になるということだけ触れておく。
(^-^)

2025年11月13日木曜日

深淵のテレパス

上條一輝。

著者のデビュー作にて、創元ホラー長編賞の受賞作。
ちなみに、この彼はmarbleの高校時代の恩師の息子さんである。

昨年恩師にお会いした際に本書を上梓されたことを聞き、気になっていたのだが、ようやく手に入れた。

カバー裏から引用。

会社の部下に誘われた大学のオカルト研究会のイベントでとある怪談を聞いた日を境に、高山カレンの日常は怪現象に蝕まれることになる。
暗闇から響く湿り気のある異音、ドブ川のような異臭、足跡の形をした汚水…
あの時聞いた“変な怪談”をなぞるかのような現象に追い詰められたカレンは、藁にもすがる思いで「あしや超常現象調査」の二人組に助けを求めるが…

ホラーといわれれば、その要素はしっかりと入っているし、ミステリーといわれれば、ストーリー展開はそれそのもの。

なかなか楽しく読ませていただいた。
(^^)