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2026年10月1日木曜日

炎陽を撃て

上田早有里。

図書館の新作台に置かれていたのを発見。

この8月に上梓されたばかりなので、本の紹介文を引用。

1947年初夏、中国山西省。敗戦から2年。だが、加藤道雄の戦いはまだ終わっていなかった。日本軍司令部が国民党軍と結んだ密約により、国共内戦に身を投じているのだ。出口のない戦いに身を置く彼のもとに、坂木少尉と名乗る男が特命を携え現れる。任務は、軍事機密を握ったままチベットで行方不明になった米国人の捜索と奪還。共産党軍や米軍との戦闘が予想され、監視役として国民党軍も同行するという。かき集められた元日本兵たちは隊商に紛れて聖地へと潜入。過酷な環境に苦しみながら、ついに首都ラサに到着するが…。

史実と著者による創作が見事に融合し、終わらない戦争を考えさせられる作品。
(^^)

2026年1月15日木曜日

成層圏の墓標

上田早夕里。

表題作を含む短、中編10作品。

SFであったり、不思議なモノを主題とした作品に若干戸惑いつつも読了。

一つひとつの話しには、きちんと結があり奥深さも感じられる。
(^^)

2014年4月12日土曜日

ブラック・アゲート

上田早夕里。

瑪瑙模様をした新種の蜂。
それはアゲート蜂と呼ばれ、世界各地で大繁殖を始めた。

哺乳類に卵を産みつけ、宿主の体を食い破って羽化する習性を持ち、幼虫に寄生された動物は様々な症状に襲われ、確実に死に至る。

そして、アゲート蜂は、宿主として人間を選びだした。

瀬戸内海に浮かぶ鰆見島でもアゲート蜂が発見され、高寺の一人娘が、蜂に刺されていたことが判る。

本土で新薬による治療が行われていると知った高寺は、厳重に見張られた島からの脱出を試みるが…

なかなかの出来。(^-^)