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2025年3月6日木曜日

ヴァンパイア探偵2 ブラッディ・ハンター

喜多喜久。

シリーズ第二弾。

紅森市郊外の森の中で発生した殺人事件。

銃撃を受け麻酔をされた上で逆さ吊りにされ血を抜かれるという凄惨な犯行が立て続けに3件も起き、桃田遊馬たちはその捜査に奔走するのだが、事件の手掛かりさえ掴めない。

ヴァンパイアと呼ばれる親友の天羽静也に血液分析を依頼しようと訪ねた遊馬は、静也の態度に異変を感じる。

紅森市に伝わる吸血鬼伝説を伏線に物語は意外な展開を見せる。

次回作があるのでは、と思わせるねぇ。
(^^)

2025年2月24日月曜日

ヴァンパイア探偵 ディスティニー・ブラッド

喜多喜久。

関東地方の人口二十万人の都市、紅森市。
犯罪発生率は全国平均値とそう変わらないが、殺人事件の件数は平均値を大きく上回る。
そして、吸血鬼に関する伝承が多く伝わる土地とされている。

紅森署刑事課の刑事である桃田遊馬は、同僚の虎姫と殺人事件の捜査にあたるのだが、手掛かりとなる血液鑑定は、幼なじみである天羽静也に頼る事が多い。
上司の高月や鑑識の墨染もその分析能力を大いに期待しており、静也のその容姿から受ける印象も相まってヴァンパイアと呼び一目を置いている。

喜多らしからぬところはあるが、変わったジャンルだしな。
書き下ろしの本作で完結なのかなと思いきや続編もあるらしい。
(^^;)

2025年1月20日月曜日

真夏の異邦人

喜多喜久。

超常現象研究会に所属している大学1年生の星原俊平は、夏休みを利用したフィールドワークのため、実家である冥加村にサークルの先輩たちと訪れていた。

ある晩、彼は黒い直方体の物体が悠然と空を飛んでいるところを目撃し、その物体を追いかけ冥加山の崖の麓に辿り着く。

棺にも似たその直方体からは、金髪の美少女が現れ…

著者の十八番とも言えるラブケミストリー仕立ての少し変わった青春ミステリー。
(^^)

2024年12月16日月曜日

プリンセス刑事 弱き者たちの反逆と姫の決意

喜多喜久。

シリーズ第三弾。

連続殺人事件と連続爆弾テロ事件以降、大した成果をあげられないでいた日奈子とそのパートナーである直斗。

未解決事件ではなく、現在進行形の事件捜査に携わることを決めた彼らは、豊洲で発生した無差別殺傷事件に臨むのだが、捜査線上に浮かび上がる過去の亡霊とも言える南条彩美の影。

第一弾から続く伏線だったり、まだまだ仕掛けがありそうな本シリーズ。
(^^)

2024年11月19日火曜日

プリンセス刑事 生前退位と姫の恋

喜多喜久。

プリンセス刑事第二弾。

都内で連続する爆弾テロと思しき事件。

日本を統治する女王の姪で第5位の王位継承権を有する白桜院日奈子とそのパートナーとして捜査に臨む直斗だったが、犯人の目星は全くたたない。

そんな時、現女王の心臓の病が発覚し、女王を譲位するという話題が持ち上がるのだが、女王の次女で王位継承権第2位の紫桜院理紗子は、王位継承権順位を守る必要はないと異議を唱える。

爆弾テロ事件と王位継承権問題に日奈子はどう立ち向かうのか。

有り得ない設定なのに、ほぼ違和感なく読み進められてしまう。
(^^;)

2024年3月11日月曜日

プリンセス刑事

喜多喜久。

日本が一人の女王によって統治されているという変わった設定の中、三鷹警察署刑事課の芦原直斗は連続殺人の捜査にあたっていた。

捜査会議の冒頭、新たに捜査本部に加わった捜査員は白桜院日奈子、現女王の姪にあたる本物のプリンセスだった。

彼女のパートナーとして捜査にあたることになった直斗は、様々な困難にぶつかりながらも仕事を進める。

犯人にたどり着いた日奈子と直斗は、単独行動にでるのだが…

ほんわかとした雰囲気が喜多特有だよね。
(^^)

2022年9月8日木曜日

推理は空から舞い降りる 浪速国際空港へようこそ

喜多喜久。

浪速国際空港で管制官の職に就く藤宮つばさ。

彼女は小さな頃からの夢だった仕事に張り切って臨んでいる。

既に他界している叔母で日本で六番目の女性管制官だった真紀子から言われた「つばさちゃんは、管制官に一番必要なものを持っていると思うから」ということの答えを探しながら。

空港を舞台に、日々巻き起こるトラブルを乗り越えていくお仕事ミステリー。

喜多らしさ溢れるストーリーはどこかホッコリする。
(^^)

2021年12月26日日曜日

はじめましてを、もう一度。

喜多喜久。

『「はじめまして」を3000回』が改題され文庫本として発行されたもの。

高校2年生の北原恭介は学年トップの成績を誇る理系男子で趣味はプログラミング。

そんな恭介に突然話し掛けてきた華やかな美少女・佑那。

恭介は佑那から不思議な告白をされる。

佑那の言葉を信じられないまま付き合うことになった恭介は、自身もまた不思議な夢を見る。

二人の恋の行方を握るのは、牛の体に人間の頭を持つ妖怪・くだん…

著者お得意のラブコメ路線なのだが、その結末はいかに。
(^^)

2021年2月16日火曜日

科警研のホームズ

喜多喜久。

鋭い洞察力と推理で科警研のホームズと呼ばれていた土屋は、ある殺人事件のDNA鑑定でミスを犯し誤認逮捕の責任を取る形で科警研を去ってしまった。

科警研の所長である出雲は類い希な才能を持つ土屋を何とか復帰させるべく科学警察研究所・本郷分室の室長というポストを与え、三人の研修生を受け入れる荒療治に出るのだが。

喜多の書き下ろし。
今回はケミストリーはあってもラブコメは無いんだなこれが。

ま、悪くはない。
(^^;)

2020年12月7日月曜日

リケジョ探偵の謎解きラボ 彼女の推理と決断

喜多喜久。

シリーズ第二弾。

保険調査員の江崎と婚約者でいわゆるリケジョの久理子。

結婚に向けて準備を進める二人に降りかかる難題を科学の力で解決出来るのか。

中編連作4話。

前作より面白みに欠ける気がするのは気のせいか?
(^^;)

2020年9月3日木曜日

捏造のロジック

喜多喜久。

手持ちの本が無かったので図書館の蔵書検索で面白そうなモノを探してみた。

タイトルでこちらの本もヒットしたので併せて借りてみたところ、基本的に同じモノだった。(-.-;)

万能細胞をめぐる論文の捏造事件から2年。

執筆者は亡くなったり失踪し世間からは忘れ去られようとしていたのだが、何者かによって再び件の論文が投稿されてしまう。

研究室内部の犯行を疑うセンター長の東堂は研究員の円城寺に聞き取り調査を命じるのだったが、めぼしい結果は得られないまま文部科学省研究公正局の調査が入ることになり、調査員である二神冴希の監視役として再び円城寺にその命が下る。

冴希の調査により新たな事実が暴き出されていくのだが、2年前の論文捏造のロジックとは。

ラブとケミストリーの組み合わせは著者の得意分野。
まずまずの面白さ。
(^-^)

2018年6月15日金曜日

リケジョ探偵の謎解きラボ

喜多喜久。

保険調査員の江崎誠彦は、交通事故や死亡事故が発生した際、結ばれた保険契約に添って被保険者側に問題がないかどうかを確かめ、クライアントである保険会社へ報告する仕事をしている。

誠彦の密かな楽しみは、近所の定食屋マル喜のランチで、思いを寄せる国立T大学理学部の助教であるリケジョの久理子と鉢合わせること。

ある日のランチ時、不審死案件を久理子に相談した誠彦は、ひょんなことから久理子と一緒に調査に赴くことになり…

心優しき青年保険調査員と飛び切りの美女だが研究第一優先のリケジョとの恋の行方も気になるラブコメミステリー。

この手の話は喜多の得意分野。
(^^)

2016年1月9日土曜日

二重螺旋の誘拐

喜多喜久。

大学の神経薬理学研究室で助手として働く啓介。彼は幼かった妹を悲しい事故で亡くしていた。

啓介の大学時代の先輩である佐倉は、啓介の幼なじみだった貴子と結婚し、一人娘の真奈佳たたちと幸せな家庭を築いていた。

ある夏の日、一人でプールに出掛けた真奈佳が行方不明になり、佐倉は誘拐犯からの電話を受ける。

登場人物たちのバックグラウンドが凄いのと、啓介と佐倉のそれぞれの視点で進むストーリーに騙されるのだが…

喜多の持ち味である大学、理系、ラブコメディにきっちり仕上がっている。
(^^)

2015年4月4日土曜日

美少女教授・桐島統子の事件研究録

喜多喜久。

理系ラブコメミステリー。

齢88歳の桐島統子は日本人女性初のノーベル生理学・医学賞受賞者であり、8年前に拓也を理系の道に導くきっかけとなった人物である。

東京科学大学に入学した拓也は、彼の持つ特殊な体質を見初められ、統子の下でアルバイトをすることになるのだが、8年振りに再開した統子は特殊な病に冒されており、その姿はうら若き美少女に変貌していた。

一方、大学構内では吸血鬼や怪しい人物が現れると噂される中、友人の一人が原因不明の病気に倒れる。

原因を探る拓也にも、吸血鬼の魔の手が伸びる。

著者お得意のストーリー。
まぁ、軽い感じで。(^^)

2015年2月1日日曜日

化学探偵Mr.キュリー

喜多喜久。

著者お得意のケミストリーかつ大学モノに少々のラブコメ。

大学庶務課に勤務する七瀬舞衣は、着任早々、学生のモラル向上対策という仕事を任される。

理学部化学科先進化学研究室のミスターこと沖野春彦准教授とともに、モラル向上委員の仕事とは名ばかりの、学内の難事件解決に飛び回る舞衣。

ミスターと舞衣の微妙な距離感がどうなるのか気になるところ。果たして続編は出てくるのかな?
(^-^)

2014年8月23日土曜日

恋する創薬研究室

喜多喜久。

2013年10月、書き下ろしで上梓。

例のシリーズからは外れて、SF色は払拭されたが、理系ラブコメベースで、既出作品ともリンクするなど、シリーズもの感はある。

今回はいい意味でヤラれたのだが、読者を巧みに騙した著者の狙いは大成功だといえる。映像化はできないだろうけどね。(笑)

ネタバレ注意なり。
( ̄∇ ̄)

2014年8月20日水曜日

猫色ケミストリー

喜多喜久。

理系ラブコメミステリー第二弾。

今回、死神は出て来ないのだが、魂という概念は踏襲。

人と関わりを持ちたくない大学院生の明斗は、近くにいた同級生のスバル、可愛がっていた猫と共に落雷にあう。

その刹那、二者と一匹の間で魂の入れ替わりが起こり、明斗は女子学生のスバルの身体に、スバルは猫の身体に乗り移ってしまう。

突然の出来事に戸惑う二人だが、明斗の身体だけは目を覚まさない。

修士論文のデータどりのため明斗はスバルの身体で実験に臨むのだが、満足のいく結果が得られない。

元の身体に戻る方法を探す二人は、研究室で覚醒剤が作られていることに気づく。

果たして三人は元に戻れるのか、そして、入り乱れる恋愛模様の行方は。
(^^ )

2014年8月18日月曜日

ラブ・ケミストリー

喜多喜久。

第9回このミステリーがすごい!大賞の優秀賞受賞作品にして、著者のデビュー長編。

前回、理系ラブコメの三作目から読み始めてしまったので、原点に立ち帰るべく図書館の書棚から、残りの関連作品をごっそり借りてきた。

余命わずかとなり、この世に未練を残してしまう者の魂を浄化するために現れた死神カロン。

恋愛経験ゼロの理系大学院生の奮闘振りが微笑ましい。

ラストサプライズはベタなのだが、このシリーズはありだね。
( ̄∇ ̄)

2014年8月14日木曜日

ラブ・リプレイ

喜多喜久。

「ラブ・ケミストリー」で、第9回このミステリーがすごい!!大賞優秀賞を受賞した著者のラブコメミステリー。

惚れ薬を開発した幼なじみの宗輔の命を救うため、未来の改変に挑む大学院生の奈海。

死神から10回までという制限付きでこの僥倖を与えられ奔走する奈海だったが、望む未来はなかなか訪れない。

人間不信だった死神の心を揺さぶる奈海の行動が未来を変えていく。

完全にSFなんだけど、すんなり受け入れられるストーリー。

ラブコメサイドも正統派の香りがプンプン。

表紙が可愛すぎて図書館で借りるときに躊躇したが、まぁオッケー。
( ̄∇ ̄)