2025年10月30日木曜日

警察官の心臓

増田俊也。

初読の作者なのだが、何かの本に挟まっていた広告で気になりネットオフで注文。

初めに感想を述べるとすれば、参った!かな?
読んでみなければ、この作品のすごさは分からないので、帯から引用でご容赦。

灼熱の岡崎市の池で、ある高齢女性の遺体が引き上げられた。
47ヵ所もの刺創があり、その残忍な犯行に市民は戦慄する。
刑事たちの地を這うような捜査の中で浮かび上がってきたのは、被害者の人生の光と闇だった…。
東大を卒業し、大手局アナとして華々しい世界に身を置いていたが、亡くなる前は極貧生活を送っていたという。
しかも、驚くことに、彼女は現役の風俗嬢だった。
なぜ、彼女は殺されなければならなかったのか?
愛知県警本部のエース刑事湯口と岡崎署の変人刑事蜘蛛手が、時に衝突し、時に協力しながら、底なしの謎に挑む!

久し振りに読み応えたっぷりな警察小説を堪能。
(^-^)

2025年10月19日日曜日

ストラングラー 死刑囚の逆転

佐藤青南。

シリーズ最終章。

逃亡を続ける蓑島。

彼の仲間たちは、ストラングラーの正体暴こうとしつつ、彼の身を案じそして彼を探し続けた。

蓑島の潜伏先を推理した死刑囚の明石は、仲間たちにその行方を教えるのだが、彼の見つめる先に邪魔はしないよう頼むのだった。

無実の罪は晴らされるのか、蓑島は復讐を果たすのか。

驚愕のクライマックス。
(^^)

2025年10月6日月曜日

ストラングラー 死刑囚の悔恨

佐藤青南。

シリーズ第三弾。

死刑囚の明石の冤罪を証明しようと動いていた蓑島ダったが、明石が別の殺人を犯していたことを知り、明石への信頼を失ってしまう。

かつての上司であった伊武の幻影につきまとわれる明石は、精神的に追いつめられていたが、デリヘル嬢がアパートの一室で殺害される事件が発生。

ストラングラーの仕業なのではないかと捜査に臨む蓑島だったが、あらたな事件に巻き込まれていく。

いよいよ次号で終結。
(^^)