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2026年4月5日日曜日

ヴァンパイア・シュテン

福田和代。

久し振りに福田の新刊を発見。

丹後の海岸に立っていた少年時代の聖徳太子とその母である間人皇后をモチーフにした巨大な母子像が何者かによって倒されており、その地下を掘り返そしている男たちは、そこに眠る悪しきもの、伝説によれば酒呑童子という鬼を復活させようとしていた。

それを阻止しようとする、安倍晴明の末裔で陰陽師である那智行人たちであったが、酒呑童子は復活を果たし行人の息子である瑞祥をさらって姿を消してしまう。

なかなか珍しいプロットで始まる本作。
どうなることかと読み進めたのだが、これが意外としっくりくるストーリー展開。

後段は一気読み。
(^^)

2026年1月26日月曜日

梟の源流

福田和代。

シリーズ第五弾。

つい先日発売され、偶然旅先の本屋で発見。

新刊のため、裏表紙から引用。

かつて忍者として暗躍した、眠らない一族〈梟〉。
その末裔である史奈は、一族を奇病から救う特別な水源を探して、〈梟〉のルーツを辿る旅を続けていた。
望みを懸けていた“はじまりの地”高千穂も空振りに終わり、失意のままむかった阿蘇。
だがそこで、思いがけない運命の出会いが!
白馬に乗って現れた、孤高を纏う謎の美青年の正体とは?

まだまだ続く本作のこれからが待ち遠しい。
(^-^)

2025年5月8日木曜日

梟の咆哮

福田和代。

シリーズ第四弾。

一族のルーツを解き明かす旅に出た榊史奈の探し物の一つであるシラカミを予防するための成分を含む水。

各地の名水と呼ばれるそれを汲んでは父の研究者に送り分析してもらうのだが、未だ目的の水には巡り会えずにいた。

京を舞台に、宿敵である狗の一族に力を貸すことになった史奈たち。
蛇の様な男・奥殿の悪意に満ちた策略にどう立ち向かうのか。

新たなる人物が登場し、今後の展開に期待大。
(^^)

2025年1月8日水曜日

S&S探偵事務所 いつか夜は明けても

福田和代。

シリーズ第三弾。

新型ウイルスの蔓延による緊急事態宣言により開店休業状態になった探偵事務所。

暇を持て余すしのぶとスモモの元に古巣の防衛省から連絡が入る。

部外者立ち入り禁止エリアの中央指揮所でサイバー防衛隊の飛田隊長から各国の政府機関、軍隊、主力企業へのハッキング被害が東京から行われていることを知らされ、防衛隊の別働隊としての業務依頼を受けたしのぶたちは、さっそく調査を開始するのだが。

こいつはなかなか面白いプロットだったのと、しのぶが思いを寄せるデラさんとの恋の行方も気になる展開。

これで終わってもいいのかもしれないけれど、二人の活躍はまだあってもいいな。
(^-^)

2024年2月25日日曜日

梟の好敵手

福田和代。

梟シリーズ第三弾。

ドーピング上等を謳う新競技「ハイパー・ウラマ」。

この主張に真っ向から反対するスポーツ用品メーカーのアテナから大会出場選手として登録された史奈は、素性を隠すため、揚羽蝶をモチーフにしたメイクを施し、同じ梟の仲間、諒一・容子と共に試合に臨む。

梟と同じく忍者の末裔とされる狗の一族との対決。

ハイパー・ウラマを主宰する謎の組織。

まだまだシリーズは続きそうな予感。(^^)

2023年12月14日木曜日

梟の胎動

福田和代。

シリーズ第二弾。

「梟」と呼ばれる特殊な体質を持つ一族のリーダーの一人として、その能力を隠しながら大学生活を送る榊史奈。

自らにその資質があるのか葛藤を抱える彼女の元に現れた出水敏郎と名乗る謎の人物。

出水の依頼の真意が見えない史奈たち梟の面々に次々と新たな展開が待ち受ける。

福田らしいストーリーの設定。
そして次へと続くこの物語の行方は目が離せない。
(^^)

2022年8月11日木曜日

スパイコードW

福田和代。

5月の新刊のため帯から引用。

強力な新指導者を得た中国が、長年の野望だった台湾侵攻に乗り出す。
世界の秩序を揺るがす事態に、旧日本軍が残した伝説の“特務機関Ω”が行動を開始。
正体を隠していた工作員たちが世界各地でミッションに挑む。
彼らは台湾を、そして世界を救うことができるのか?
中国を止める禁断の切り札「W」とは?
裏の裏をかき合う、スパイたちの競演が始まった!

読み終わったときには何となく理解した気になるのだが、序盤は話しが繋がらず混乱。

ストーリー的には続編もありかもと期待。
(^^;)

2022年5月25日水曜日

繭の季節が始まる

福田和代。

2月に発刊。

次々と現れる強力な新型ウイルスに対抗するため、「繭」という仕組みが作られた日本の近未来を描く。

期間限定の強制巣ごもり中であっても一定の職種に就く者は外出を余儀なくされる。

警察官であるアキオもその一人で、猫型ロボットの人工知能・咲良とともに街の治安を守るため巡回に出掛けるのだった。

新型コロナウイルスに端を発した現在の状況を題材に福田が描く近未来。

これも図書館で借りてきた。
(^.^)

2022年3月27日日曜日

ディープフェイク

福田和代。

最近は忙しくなってきたので、机の上で埃をかぶっていた本を久し振りに手に取った。

昨年の新刊なので帯から引用。

過去、生徒間の事件を解決したことからメディアに取り上げられ、「鉄腕先生」と呼ばれ、コメンテーターとしても活躍する教師・湯川。
彼はある日、自分が女生徒とホテルで密会したという週刊誌報道が流れていることを知る。
さらに、「ディープフェイク(AIによる画像合成技術)」で精巧につくられた、湯川が生徒に暴力を振るっている動画もネット上に拡散。
出勤停止、テレビ番組の降板、さらに妻子が家を出ていく中、ネット上では湯川に対する大炎上が巻き起こる。
果たして、湯川を陥れようとしているのは誰なのか。
そんななか、湯川の働く学校ではさらなる事件が起き…

福田の真骨頂ともいうべきテクノロジーと社会問題のミックスをベースに人間模様が描かれる。

一気読み必至。
(^-^)

2022年1月11日火曜日

因縁

福田和代。

「黄金の代償」が改題され文庫本として発行。

灘にある白亀酒造で蔵人としと働く葉山和之は、病気の妹の治療代のために謎の男・クロエから誘われた金塊強盗に手を染める。

和之はクロエから「お前の父親は日本史上最高金額の銀行強盗だった」と聞かされる。

強奪後の待ち合わせ場所で和之が目にしたものは、変わり果てたクロエの姿だった。

目まぐるしい展開と多彩な登場人物を追うだけで一気読み必至。
(^^)

2021年6月12日土曜日

走れ病院

福田和代。

以前読んだ「ヒポクラテスのため息」の改題。

すっかり内容は飛んでしまっていたので改めて楽しく読めた。(笑)

裏表紙のあらすじから引用。

勤め先が潰れたうえ、故郷の市で唯一の総合病院長だった父が急逝。
遺された病院も倒産寸前!
息子の風祭翔は医師免許も持たずに三か月間限定の病院理事に就任した。
消えたカルテ、医療難民、医師の勤務体系問題…。
経営立て直しの使命に燃える翔はどこまで走れるのか!?
病院の「今」を描く青春お仕事小説。

サクッと読めちゃうけど中身は濃い!
(^-^)

2020年7月25日土曜日

侵略者

福田和代。

この5月に発行された新刊。
図書館に予約してようやく順番が回ってきた。

航空自衛隊の飛行教導群、またの名をアグレッサーと呼ばれる戦闘機パイロットの技量向上を目的とする部隊でF-15Jイーグルを駆るクロウこと深浦三等空佐は、格闘戦訓練の最中に正体不明の二機のアンノウンの襲撃を受ける。

帰投を命じられたクロウは、アンノウンに襲われる後輩のボルトが操縦するF-4EJ改ファントムを救うため、命令を無視して丸腰のイーグルでアンノウンに対峙するのだった。

ガメラと呼ばれる特殊迷彩のイーグルがアグレッサーであると知られ、あえなくアンノウンの機銃にやられてしまったクロウと同乗のカイトはイーグルからベイルアウトした後、「ラースランド」という独立国家を名乗るオマル・アハマト達の捕虜にされてしまう。

緊張感ある戦闘や個性溢れる人物を生き生きと描ききるのは福田の得意とするところ。

この長雨でジュース用トマトの収穫を始めてはみたが、遅々として進まないので、空いている時間に一気読み。
(^^;)

2020年7月3日金曜日

東京ホロウアウト

福田和代。

この雨で大豆のは種作業は中断。
ハウスのトマトを整理した後、図書館で借りてきた福田和代の新刊に手を伸ばした。

裏表紙の内容紹介から引用。

2020年7月。オリンピック開催間近の東京で、新聞社に「開会式の日、都内を走るトラックの荷台で青酸ガスを発生させる」という予告電話がかかってきたのが、全ての始まりだった。
直後、配送トラックを狙った予告通りの事件が次々と起こる。
さらには鉄道の線路が破壊され、高速道路ではトンネル火災が。
あちこちで交通が分断され、食料品は届かず、ゴミは回収されないまま溜まり続け、多くの観光客がひしめく東京は陸の孤島に…。

福田らしいリアリティ溢れる圧倒的な描写と研ぎ澄まされたストーリー展開。

東京オリンピックはコロナウイルス騒動で開催が延期されてしまったが、何が起きてもおかしくない世の中を切り取った本作は一気読み必至。
(^-^)

2020年3月24日火曜日

バベル

福田和代。

コロナウイルス感染拡大防止のため図書館が閉館。
唯一、予約図書だけは限られた時間に受け取りが可能なため、たまに予約を入れては借りている状態。 

恋人の渉が発熱し2、3時間で鼻や耳からの出血と意識がなくなり救急車を呼んだ悠希。

急性の脳炎と診断されるが、意識を回復した渉は言葉を無くしていた。

そしてある日渉は悠希の前から姿を消した。

病原体不明のまま拡大を続ける新型ウイルス「バベル」による感染症は日毎に猛威を振るい、日本は未曽有の危機に瀕していた。

自らも愛娘をバベルで亡くした総理大臣の設楽は、この状況を打破するための措置として感染者と非感染者の住み分けを行った。

一定の成果を上げた住み分け政策であったが、日本政府はバベル根絶のための一手を密かに準備していた。

感染者たちの居住区域でゲリラ的に活動しているグループのリーダーとなった悠希はムーン・レディと名乗り情報を集めていた。

悠希たちは、パンサーと呼ばれる反政府組織のテロ行為を察知しその動向を注視するのだが、その中に渉の姿を見つける。

コロナウイルス騒動の最中にタイムリーな小説を借りてしまった。
(^^;)


2019年11月19日火曜日

カッコウの微笑み

福田和代。

この9月に発刊された最新作。

図書館で予約してから20人くらい待ってようやく順番が回ってきた。

家族に恵まれず酷い少年時代を送った太一は待野というハッカー集団のボスに救われ、彼の片腕として裏の仕事をこなしていた。

ある依頼で製薬会社に侵入した太一は、直後から依頼者とも連絡がつかなくなり、便りの待野は轢き逃げ事故で亡くなってしまう。

偶然とは思えない事態と待野の孫娘である里穂子を守るため、待野が残したであろう事件の証拠を探す太一。

わずかな手掛かりから引き寄せた黒幕とは。

福田の小説は一気読みだね。
(^-^)





2019年8月4日日曜日

キボウのミライ S&S探偵事務所

福田和代。
最強美女ハッカーコンビ、しのぶとスモモシリーズ第三弾。
純喫茶バルミのマスター、通称デラさんがいれるコーヒーに心酔するしのぶ。
IT探偵事務所を主宰するしのぶたちに舞い込んだ新しい仕事は「キボウ」と呼ばれるマルウェアの調査に、あらゆる家電がネットワーク
でつながる高級ゲートマンションのウイルス騒動対策。
にわかに忙しくなった師走のある日、7年前に誘拐され消息不明になったデラさんの愛娘の靴と娘が生きていると書かれた手紙が届いた事を知ったしのぶたち。
ダーティーヒロインたちはまたしても世界を救う事ができるのか。
こいつは第四弾もあるね。
(^ー^)




2019年7月30日火曜日

サムデイ 警視庁公安第五課

福田和代。
前作「ゼロデイ」から半年後、クーガと名乗るテロリスト集団との戦いで1名の死亡者と2名の重傷者を出した特殊警備隊ブラックホークは新人隊員を補充しながらVIP専門の警備業務を続けていた。
業務の引き継ぎのため警視庁を訪れた最上は、新たな仕事が現役警視庁長官の警護であることを知る。
通常、長官の警護はSPが担うところを、民間企業であるブラックホークがその任に就くことに違和感を感じる最上だったが、長官を自宅に送り届けた直後、自宅の執事が何者かに殺害され、その嫌疑を掛けられた長官は最上たちと現場の離脱を図ることになる。
自由という名の下、放任に甘えてきた国民により滅亡の淵に瀕している日本の復活を願う一部の者たちが想像する新しい未来。
その実現のため密かに整備されてきたケルベロスというシステムと、政治力を手にするための選挙戦が始まった。
謀略ともいえるこの選挙戦と冤罪を生み出すことで自分たちの正義を貫こうとする者たちに挑むため、最上たちブラックホークは宿敵であるクーガと手を組むのだった。
福田の鋭い筆が描く近未来の日本。
シリーズ三作目らしいが、一作目を読んでないや。
(^^;)






2019年5月19日日曜日

梟の一族

福田和代。
滋賀県犬上郡の山間に隠れる小さな集落。
現在は8軒で13名の住民だけになってしまったこの限界集落は、江戸時代より以前から梟と呼ばれ、住まう彼らは頑健で眠らず忍者の末裔だと噂されていた。
集落で只一人の高校生である史奈は集落の長老格でツキとよばれる祖母の桐子と二人で暮らしていた。
ある晩、梟の集落は何者かに襲撃を受けるが、いち早く桐子から逃げるように指示された史奈は一人襲撃から免れる。
梟として育てられた史奈は、授かった能力と梟の伝承に守られながら祖母たちの行方を探すのだが…
サイエンスミステリーになるのかな。
複雑なプロットを組み上げる福田の構成力には舌を巻くばかり。
(^^)




2018年9月29日土曜日

堕天使たちの夜会

福田和代。

杉並警察署交通課の雲母。

彼は2年前の少女拉致事件を独断で解決したことから捜査一課を追われ、職場を転々としていた。

組織でのやる気を無くした彼を救ったのは、オンラインゲームの中でだけ集まる「夜会」、法で裁けぬ悪党を裁くための活動だった。

母親とその子供を殺害する犯人の正体を探る雲母は、警察学校の同期だった関根から情報を得ながら、警察が手繰り寄せられない犯人へと近づいていく。

福田の多様な作風の一つではあるが、後味はすっきりしない。
(^^;)

2018年7月8日日曜日

星星の火2

福田和代。

シリーズ第二弾。

妻と別居し男手一つで一人娘を育てるため、刑事から中国語の通訳捜査官として通訳センター勤務を選んだ城。

警視庁保安課の上月とは官舎の隣同士でもあり、共に事件を追う仲間であった。

高校生売春を摘発した上月のチームは、中国人による新たな売春組織を追うことになり、「赤い虎」という謎の言葉を耳にする。

日本に増え続ける中国人。
言葉の壁や制限される仕事に悩む彼らは、日本の法律に縛られず自分たちの世界を作り出そうとする。

同じ街に暮らしているのに、あたかも別々のレイヤーに存在するようにお互いを感知しない日本人と中国人という切り口はなかなか新鮮。
(^^)