2026年1月31日土曜日

佐伯警部の推理 道警・函館方面本部

佐々木譲。

札幌大通署から北海道警察函館方面本部捜査課の課長補佐として異動になった佐伯。

函本でも彼の有能さは知る人ぞ知るというくらいの噂にはなっていた。

深夜2時過ぎに架かってきた110番通報を端緒に浅野町工業団地の岸壁から引き上げられた食品加工会社社長の老人。

事件性ありと判断され、西署に設置された捜査本部で実質的に指揮を執る佐伯の緻密な捜査と刑事の勘が冴える。

佐伯の新たな活躍と秀逸なストーリー展開に期待大。
(^^)

2026年1月27日火曜日

憂いなき街 新装版

佐々木譲。

道警シリーズ第七弾。

サッポロ・シティ・ジャズの開催が近づく札幌で、機動捜査隊の津久井巡査部長は、ジャズピアニストの安西奈津実と出会う。

中島公園の池で発見された女性の死体の捜査に就いた津久井は、奈津実がその容疑者ではないかと疑念を抱くのだが、ピアニストとして再出発を図る彼女の容疑を晴らそうと躍起になる。

佐伯と百合の進展も描かれる一方で、津久井の許されざる恋を軸に道警の5日間を切り取った異色作。
(^^)

2026年1月26日月曜日

梟の源流

福田和代。

シリーズ第五弾。

つい先日発売され、偶然旅先の本屋で発見。

新刊のため、裏表紙から引用。

かつて忍者として暗躍した、眠らない一族〈梟〉。
その末裔である史奈は、一族を奇病から救う特別な水源を探して、〈梟〉のルーツを辿る旅を続けていた。
望みを懸けていた“はじまりの地”高千穂も空振りに終わり、失意のままむかった阿蘇。
だがそこで、思いがけない運命の出会いが!
白馬に乗って現れた、孤高を纏う謎の美青年の正体とは?

まだまだ続く本作のこれからが待ち遠しい。
(^-^)

2026年1月25日日曜日

Short trip in KANTO day2


本日の朝ご飯。
朝からお腹いっぱい。

大学時代の同級生と合流し、お馬さんを所有するこれまた同級生に会いに乗馬クラブへ。

愛馬のサンサン号。
真っ白な毛並みのハーフだそう。

別の白馬で乗馬体験をさせてもらう妻。(笑)

その後は4人で遅昼をいただき談笑。

関越道と上信越道で帰宅。
本日の走行距離は約250キロメートル。
(^^)

2026年1月24日土曜日

Short trip in KANTO day1

昨年結婚した次男坊夫婦が川崎にマンションを購入したというので、かみさんとお祝いがてら来訪。
バルコニーからは東京タワーとスカイツリーが両方見える!

お昼は近くの韓国料理ソウル食堂へ。

ランチメニューのサムゲタンとピリ辛豚肉炒めをいただく。

ついでに、弊社で出荷している東急ストアの売り場を視察。

小さいながらも充実した店内。
よきよき。

一路、本日のお宿を目指すが、途中で長瀞を経由。

まあまあ観光客がいる岩畳通りを通り河原を目指す。

通りはインターロッキングだけど、岩畳とは如何に。

解説を読みつつ。

一応、記念撮影。

水溜まりに空の青が映える。
予定通りに宿に到着。

秩父小鹿野温泉旅館 梁山泊。

部屋は和モダンのスーペリア。

部屋の名前にもこだわりがあるみたい。


客室露天風呂もあり。
寒いので入るかはビミョー。

フリードリンクでお酒も飲めるので、まずはビールで乾杯。

夜は12品の懐石。

ワインもいいけど、やっぱりお燗だよね。

本日の走行距離、約350キロメートル。

2026年1月22日木曜日

エンドロール 警視庁FCⅢ

今野敏。

シリーズ第三弾。

警視庁地域部・地域総務課の巡査部長楠木肇。

とにかく楽な仕事をしていたいという彼は、その希望とは裏腹に警視庁に設けられたFC室の特命を兼務させられている。

かつて通信指令本部の統括管理官で「夜の警視総監」と呼ばれていた長門室長に、いいように使われている彼が命じられた新たな撮影はハリウッド映画。
その日本での撮影に関するフィルムコミッションである。

恐ろしく有能な上司が率いるというストーリーは、他の今野作品にも通じる安定感で、それが半端ない。

手持ちの本がなくなって図書館に何冊か予約を入れておいたら、真っ先に届いたのだが、僅か半日で読了。
(^^;)

想いをつなぐメス 俺たちは神じゃない3

中山祐次郎。

シリーズ第三弾。

表題作を含む6作品。

日々、医療現場で命と向き合う剣崎と松島のコンビに、様々な形で医療に携わる人たちの活躍と喜怒哀楽を織り交ぜた珠玉の物語。

リアリティのある描写は現役医師という著者のなせる技なのか。

一気読み必至。
(^o^)

2026年1月21日水曜日

救いたくない命 俺たちは神じゃない2

中山祐次郎。

本屋で本作と三作目が出ているのを偶然発見。

麻布中央病院に勤める中堅外科医コンビ、剣崎と松島。

彼等が日常的に向き合う手術を巡る表題作を含む6作品。

登場人物も魅力的だしストーリーも秀逸。(^-^)

2026年1月18日日曜日

気仙沼ミラクルガール

五十嵐貴久。

事実に基づく物語で、登場人物や団体などにはそのモデルがいると前置きされた創作小説。

大震災から半年が経った気仙沼で、高校にも行かず仮設住宅で引きこもり生活を送る詩織。

東京での夢が破れ気仙沼の写真館で働く隆一に、高校の大先輩でチョーが付くほどの面倒な人、通称サトケンさんから声が掛かる。
「おめえ、ミュージシャンなんだってな」

気仙沼のアイドルをプロデュースするというサトケンにまんまと丸め込まれた隆一と、そこに集いしアイドルを目指す詩織たち。

面白おかしくストーリーは進むのだが、ドンデン返しが待っている。

とても良かった。
(^-^)

2026年1月15日木曜日

成層圏の墓標

上田早夕里。

表題作を含む短、中編10作品。

SFであったり、不思議なモノを主題とした作品に若干戸惑いつつも読了。

一つひとつの話しには、きちんと結があり奥深さも感じられる。
(^^)

2026年1月11日日曜日

令和ブルガリアヨーグルト

宮木あや子。

明治ブルガリアヨーグルトの50周年という節目に執筆されたお話し。

かなり久し振りに図書館に行き借りてきた。

株式会社明和大阪支店量販部に配属された朋太子由寿。

彼女にとりつく吾輩ことブルガリア菌20388株。

この吾輩の一人語りと共に由寿の会社での奮闘を描くお仕事小説であり、ブルガリアの歴史をミクロルガニズミたちの視点で描くという、なかなかコアな小説。

本家の明治ブルガリアヨーグルトのサイトも併せて見ると、より理解が深まる。(笑)


宮木らしいストーリー。
(^^)

2026年1月5日月曜日

コンクールシェフ!

五十嵐貴久。

第10回ヤング・ブラッド・グランプリ。
若手料理人の発掘と育成を旗印に開催され、エントリー資格は料理人歴10年未満だけという日本最大のコンクールである。

いよいよ始まるその決勝大会に臨む6人の若手料理人たち。

大会テーマである「十年ぶりに会う友人との夕食、その一皿」を彼らはどう表現するのか。

6人の料理人と審査員の心情を軽やかに描いたキッチンバトル。

素直に面白い。
(^o^)

2026年1月2日金曜日

この夏の星を見る

辻村深月。

新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、休校措置がとられたり登校日が限られてしまった学生たち。

茨城県立砂浦第三高校の二年生になった天文部の渓本亜紗たちの活動もまた厳しい制限の中、やりたい事が出来ずにいた。

東京都渋谷区立ひばり森中学校に通う安藤真宙は、男子生徒が真宙ただ一人という状況の中、理科部に入部する。

長崎県五島列島で旅館業を営む家庭に育った佐々野円は、長崎県立泉水高校の吹奏楽部に所属していたが、旅館を営む家の事情から友人たちに距離を置かれてしまう。
そんな時、留学してきていたクラスメイトの武藤柊から天文台に誘われる。

リアルな活動に制限が掛けられている中、彼らはオンラインでつながり、一つの目標に向かって動き出す。

それは、スターキャッチコンテストと呼ばれる、手作りの望遠鏡を使って星を観測するというものだった。

これを主軸に繰り広げられる青春群像劇。

昨年7月には本作原作の映画が公開されたのだそう。
そちらは観ていないけれど、きっといい映画になっていることだろう。

辻村らしいストーリーに没入間違いない。