2014年12月27日土曜日

インデックス

誉田哲也。

姫川玲子シリーズ最新刊。

池袋署強行犯捜査係へ異動した玲子は、所轄で起こる様々な事件解決に奔走していた。

異例の人事異動で警視庁捜査一課に返り咲いた玲子は、新生姫川班のメンバーとの軋轢に悩みながらも、目の前の事件に向かい合う。

ネタバレはいかんので、内容には触れないが、玲子の言葉の一つひとつに竹内結子が重なってくる。

テレビ、映画の影響はスゴいと実感。
(^^)

2014年12月23日火曜日

久しぶりに

図書館が年末年始体制でお休みなので、新刊を中心に本屋で物色。
琴線に触れためものをガッツリ購入。(^^)

水底の棘

川瀬七緒。

法医昆虫学捜査官第三弾。

江戸川区荒川の中洲で発見された水死体。

偶然発見者となった赤堀准教授は、死体の損傷具合に違和感を覚える。

難航する捜査に行き詰まる岩盾と相棒の鰐川刑事は、本部の捜査方針に疑問を抱きながら、死体に残されたタトゥーを追うのだが。

果たして陸上昆虫の枠を飛び出した赤堀の捜査はどこへ向かうのか。

今回の伏線はストーリー的にも素晴らしい。

久しぶりの読書だったが、大当たり。
(^-^)

2014年11月24日月曜日

カードケース

久し振りにレザークラフト。

職場の仲間の奥様が大学の研究生に合格したり、観光振興関係のお仕事をお手伝いするので名刺入れが必要なのだと言われ安請け合い。

型紙は起こしてみたものの、革の厚さがしっくりこなかったり、使い勝手を考えて大幅にリデザイン。

片方のポケットはマチつきにして大容量化。

取り出し用の開口部は、縦と横の二種類にしてみた。

ヌメ革に縫い糸は赤色をチョイス。

オイリングして完成。

自分で使いたい位の仕上がり。(^-^;)

2014年11月23日日曜日

ThinkPad

Vistaの入ったデスクトップの調子の悪さに堪えかねてノートを購入。

ノートならIBM派のmarbleは、当然lenovoをチョイス。

コスパとディスプレイの選択肢からCPUはAMDのA10にしてみた。

セットアップをして、しばらく使ってみたのだが、初のWindows8.1にはなかなか慣れない…

ゆうパックの宛名印刷ソフトを入れたので、後はかみさんに任せよう。

2014年11月12日水曜日

国境事変

誉田哲也。

韓国釜山まで50キロもない国境の島、対して九州本土までは130キロも離れている対馬。

この島で起きる発砲事件は東京のそれではない。外国人が発砲したのであれば、すなわち国境事変と化す。

警視庁捜査一課六係の東は北新宿で発見された撲殺死体の捜査に駆り出される。

過去の事件で公安と衝突し、大の公安嫌いで通る東は、今回の事件に見え隠れする公安の気配を敏感に感じ取る。

一方、公安部外事二課に所属する川尻は、自信が育て上げた在日朝鮮人二世の協力者である呉英男への感情移入が止まらない。

掌サイズの戦術核兵器であるミニニュークが、日本を経由してテロリストへ渡るという事態を阻止できるか。

国家を守る公安が描く未来は正義なのか。

結構ハード路線。
(^-^;)

2014年11月4日火曜日

ポシェット

土曜日に岡崎の革製品専門店で安価な革を入手したので、かみさんご所望のポシェットを作ってみた。

出来上がりはこんな感じで、かみさんが気に入ったというウイングスカルの飾りを取り付けてやった。


新しい作業としては、ベルト取付け部の角カンと、尾錠の処理。

各部のステッチワークは、オレンジの太糸を使い、ポイントでクロスステッチを入れてみた。


太糸は菱穴が小さいと針の抜けが悪いのでベンチで引き抜いていたら、糸を通す針の部分が破断するというアクシデントも。(-_-;)

袋状の内側は非常に縫いにくくて、あれこれ考えながら進めてみたので、スキルアップしたかも。(^^;)

食器棚

かみさんのお母さんが特注して作ったという立派な食器棚。

訳あって我が家で使うことに。

週末はお天気が悪い予報だったので、金曜日にかみさんと2トンダンプで岡崎へ。

レッドゾーンまで引っ張っても115キロまでしか出ないし、エンジン音がうるさくなるので、大人しく制限速度で。(^-^;)

棚のばらし方をお義父さんに教わっていたので、ばらしはすんなり。

二分割したらトラックに載せて、毛布とダンボールで養生してロープで固定。

その上からブルーシートで覆い雨除けにして、こいつもロープで固定。

土曜日は強めの雨が降っていたが、高速道路も問題なく、荷台の棚もほとんど濡れずに無事帰宅。

天気が良くなったので、本日掃除をしてキッチンへの運び込みが完了。
(^^;)

2014年11月2日日曜日

本日は大安なり

辻村深月。

ホテル・アールマティに勤務するウエディングプランナーの山井多香子は、自身の結婚式の準備中に破局し、前職を辞めた末にプランナーになったという異色の経歴を持っている。

11月22日の日曜日、何事においても全く良く、成功しないことはないとされる吉日の大安に予定された4組の結婚式。

一見幸せそうに見えるそれぞれの新郎新婦や親族、招待客は、様々な問題を抱えながら式に臨んでいた。

暗雲立ち込めるアールマティに突然火災報知器のベルが鳴り響く。

大安を象徴した結末に胸をなで下ろすことができるのだが、序盤からの雰囲気はそれを許さない。

莫大な金額を必要とする結婚式、通常では考えられないような一日の消え物への出費は、目に見えない縁起にこそ支払われるものだという多香子の思いが、老舗ホテルを救う。

テーマも登場人物も悪くない。
(^.^)

2014年10月26日日曜日

ディアジャーキー 薫製編

乾燥が十分進み頃合いになったので最終工程へ。

アウトドア用のガスバーナーに鉄皿をのせ、スモーカーのかさ上げは植木鉢で。

昔、買っておいた「さくら」のチップ一握り×2回で50分程度燻す。

匂いを嗅ぎつけたかみさんと三男坊が試食に加わり、あっという間に減っていく。(~_~;)

以前作った時よりも塩抜きをしっかりしたので、薄味に仕上がったが、まあまあの出来。
(^-^)

神様のカルテ3

夏川草介。

恩師の死からふた月ほどが経ち、相変わらずの忙しさの本庄病院に召喚された膵胆管造影のスペシャリストである美人女医。

ICUの重症患者を管理人しながら外来と内視鏡検査をこなし、夜間緊急の当直も行いつつさらに論文を書くという彼女のやり方を目の当たりにした一止は、己の信念に僅かな疑問を抱く。

患者に向き合うことについては常に真摯であったが、現在の医療の限界点で鑑別診断を下すことの重大さに気付いた一止は、新たな道に進もうと決意するのだった。

シリーズ3作目は書き下ろし多数で、本庄病院編を描ききった感。続編がもしあれば、大学病院編なんだろうな。
(^-^)

2014年10月25日土曜日

スモーカー

3年前に作ったダンボールスモーカー。

だいぶくたびれてきたので、明日の本番に備えて新調することに。

◆材料◆
倉庫に積んであった育苗マットのダンボール1箱。
粘着テープ。
網2枚。(1号機から移植)
網を載せる棚用の棒2本。(1号機から移植)

◆作り方◆
ダンボールを組み立て、縦にして使います。
上の開口部は食材の出し入れがし易い様に、上と正面にかけて開くように開けます。
下の開口部は底面にのみ開けます。
テキトーな高さに側面方向から棒を2本差し込み、網を置いたら完成。

肉の乾燥も順調な感じ。
(・ω・)

2014年10月23日木曜日

ディアジャーキー 乾燥編

水分も大分なくなってきたのと、お天気が回復したので本格的に乾燥を開始。

ゼムクリップを折り曲げてS字型に加工したら、片方を肉に突き刺し、反対側を網へ吊していきます。

この網ををウッドデッキの屋根の下へ吊したら、本日はこれまで。

◆おまけ◆

ステーキ焼いてみた。

時間をかけてアロゼしてから寝かしておいたので、しっかり火がとおっても中はピンク色で、お肉も柔らか。(^-^)

ジェノベーゼをベースに甘みはウスター、酸味はトマトのmarble特製ソースと、付け合わせはキッチンに転がっていた野菜で。

2014年10月22日水曜日

神様のカルテ2

夏川草介。

松本の一病院を舞台に、変わり者の内科医の奮闘を描く第二弾。

端々に描写される松本や信州のスポットが、地元民にはたまらない。(笑)

映画は観ていないが、CMでの
櫻井翔のセリフ「医師の話ではない。人間の話をしているのだ!」が、どこで出てくるのかとやきもきしたのだが、なるほどなぁの場面でしっかり登場。

病魔に倒れる先輩医師の秘めたる志と、親友でありかつての恋敵であった血液内科医の葛藤に、地域医療の何たるかを紡いだ、珠玉の一作。
( ̄∇ ̄)

2014年10月19日日曜日

悪あがき

ついに霜が降りる季節に突入。

夏の間楽しませてくれたバジルとパセリ。
裏庭の露地栽培も終わりなのだが、バジルが芽を出していたのと、パセリはまだ使えそうだったので、根こそぎ鉢に移してみた。

ダメもとでウッドデッキのバルコニー屋根の下に置いておくことに。

まぁ、期待はしないでおこう。
(^^;) 

ディアジャーキー 続き

昨日塩漬けにしておいたものを少量の流水に2時間ほど浸して塩抜き。

お次は、肉の水分を除くためにキッチンペーパーに並べ、新聞紙でサンドイッチしての吸水を二度繰り返す。

2時間程度放っておくと、これでかなり水気が取れます。

このまま干してもいいのでしょうが、しばらく冷蔵庫で寝かしながらさらに水気を除くのがmarble流。

野菜室の中トレイに収まるように、ロールのキッチンペーパー1枚の大きさに並べ直して、これも新聞紙でミルフィーユ風に重ねます。

本日はここまで。

しばらく様子を見ながら、つぎは乾燥工程へ。
(^-^)

2014年10月18日土曜日

ディアジャーキー 仕込み編

いつもの猟師さんから鹿肉が届いた。

ステーキには向かないサイズの部位はジャーキーにしたいと思います。

1 まずは、ソミュール液を仕込む。
水500cc、塩75グラム、砂糖50グラム、ブラックベッパー、裏庭のパセリを煮立て、冷ます間に次の工程へ。

2 包丁を研ぐ。
ステンレスの安物ですが、ジャンジャン研いで切れ味は抜群に。

3 肉を処理する。
脂肪、筋膜、筋をできるだけ取り除く。
正味800グラム程になりました。

4 切り出し。
小さい部位なので、一度包丁を入れてからそぎ切りにして開くと、あら不思議。
おっきくなっちゃったぁ。(^-^;)

5 塩漬け。
タッパーに入れて、先ほどのソミュール液に浸したら明日まで冷蔵庫で寝かします。

本日の作業、終了〜。
(^.^)

2014年10月13日月曜日

流転の細胞

仙川環。

大日本新聞北埼玉支局、支局長と事務員をいれて総勢3人所帯に身を置く友美。

本社勤務を切望していた友美は、支局への異動は左遷だと感じ、大したネタのない支局での仕事に自分を奮い立たせることが出来ずにいた。

国内2例目の赤ちゃんポストの運用が埼玉の病院で始まり、取材を始めた友美の前に現れた1人の女性。

赤ちゃんを連れた女性の行方を追う友美は、その女性が経験した辛い過去に直面する。

命の問題を扱う時、マスコミの立ち位置はどうあるべきか。

そして友美もまた女としての決断を迫られる…

中盤からヘビーになる展開。
早くから見え隠れする伏線を後段まで引っ張ってくれるのが、marble的には気になったかなぁ。
(^.^)

2014年10月9日木曜日

トッカン the3rd おばけなんてないさ

高殿円。

死神とあだ名される鏡の下での特官付きも2年目を迎え、ちょっぴり成長したぐー子。

調子に乗って鏡の怒りを買ったぐー子は、霊感商法法人の滞納案件を一人で片付けるよう命令され、単身宇都宮に乗り込むことに。

嫌われ者の税務署の知名度を上げるための裏工作など知る由もない彼女は、自らを奮い立たせるのだが…

人のこころに巣くうおばけを主題とした本作、若干の重たさもあり、新たな局面が新鮮。

問題物件ばかりに移り住む鏡の心情が明らかになったり、基本の登場人物が固定したりと、かなり熟成されてきたトッカンシリーズ。

さて、次はあるのかな。
(^.^)

2014年9月29日月曜日

トッカンVS勤労商工会

高殿円。

トッカンシリーズ第二弾。

鏡が担当していた滞納者が自殺し、勤労商工会の弁護士である吹雪が代理人としてぐー子の前に現れる。

自らを正義の味方と言い放つ吹雪の言葉に揺れるぐー子であったが、自殺した食堂の主人の妻のわずかな綻びに気付く。

女の体裁、男の体裁。
誰もが作り上げる体裁に翻弄され、自らの体裁にも気付いたぐー子。

彼女は4年目の国税職員として独り立ちできるのか。

前作からかなりパワーアップし、登場人物も充実してきた。さて、三作品目はどうかな。(^-^)

2014年9月25日木曜日

トッカン 特別国税徴収官

高殿円。

東京国税局京橋税務署の特別国税徴収官であり「死神」と呼ばれる鏡は、ゼネコンと税務署ぐるみの収賄事件で責め立てられたこの支店を立て直すため、本店である国税局から遣わされたエリート徴収官である。

トッカンと呼ばれる鏡をサポートするのは、言いたいことを言えずに「ぐ」と詰まってしまい、みんなから「ぐー子」とあだ名される新米徴収官の鈴宮深樹。

井上真央主演でドラマになったが全く観ていないので、そちらは分からない…

税務署に敵意を持ちながらも、自ら税務の道に進んだ深樹。

鏡の過去や、滞納者の苦悩を知った彼女は、それまでの自分の仕事ぶりを振り返り成長していく。

高殿は、前に読んだ本が好印象だったので、図書館に並んでいたシリーズ3冊を借りてきた。
( ̄∇ ̄)