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2026年10月6日火曜日

ひまわり

新川帆立。

総合商社に勤務しカナダ出張から帰国したひまり。
成田空港から会社へ向かう大通りの交差点で信号待ちをしている彼女にトラックが突っ込んで来る。

一命だけはとりとめたひまりだったが、脊髄損傷により肩から下は自分の意志で動かす事ができなくなってしまう。

厳しいリハビリに耐え復職を願った彼女だったが更なる現実が突きつけられる。

職探しに苦労するひまりに弁護士を目指せと言った幼なじみのレオ。

彼の言葉に一念発起したひまりは司法試験を受けるためロースクールに出願する。

様々な困難に直面しながらも前を向き進んでいくひまりと彼女を支える人たちを描く。
(^-^)

2026年9月16日水曜日

競争の番人 内偵の王子

新川帆立。

シリーズ第二弾。

九州事務所に異動となった楓。
第四審査課に配属され、呉服業界の内偵を進めていたが、対象者の口は堅く思うように成果はあげられない。

そして、楓を悩ます原因の一つは同じ職場の上司や同僚との関係もあった。

そんな中、同じ係長職の常盤恭太郎だけは上手く働けそうだと感じていたのだが…

楓を巡る常盤と小勝負の三角関係という単純じゃないあたりも気になったが、呉服業界という普段目にしない舞台と九州という土地柄の暴力団関係を絡ませた最後まで面白いストーリー。
(^-^)

2026年9月11日金曜日

競争の番人

新川帆立。

図書館でシリーズ2冊を発見したので借りてきた。

同名でドラマ化もされているそうなのだが知らなかった。

警察官になる夢を諦めて、公正取引委員会の審査官になった白熊楓。

公共工事発注に関する聴取対象者からの証言を得た3日後に対象者が何の前触れもなく自殺したことで配置換えとなった楓は、同期で天才との呼び声が高い小勝負勉を新たに迎えた風見チームの一員となる。

何かとぶつかる楓と小勝負だったが、栃木県のホテル3社によるウエディング費用のカルテル疑惑の調査に赴く。

ところが、対象ホテルのオーナー社長が刺される事件を皮切りに、調査はあらぬ方向へ動き出す。

著者のデビュー2作目というのに、それを感じさせない面白さ。
自作も楽しみ。
(^-^)

2026年7月6日月曜日

先祖探偵

新川帆立。

先祖の調査という一風変わった職業を生業とする邑楽風子。

5歳の時に母と生き別れてから、この名になった彼女は、先祖を調査して欲しいという依頼をこなしながら、いつかは自分の母親を探したいと考えている。

そんな風子が戸籍をはじめ様々な証拠を探しながら依頼人の希望をかなえていく短編連作5作品。

物語の要所に散りばめられた食べ物の描写がいいアクセント。
(^^)

2025年3月16日日曜日

剣持麗子のワンナイト推理

新川帆立。

「元彼の遺言状」から続くシリーズ第三弾。

亡くなってしまった弁護士の村山から預かった携帯電話に次々と舞い込む珍依頼。

夜中に呼び出されることもあり、麗子は睡眠不足で解決に臨むのだった。

連作短編5作品を通じて一つの大きな謎が解けるのだが、せっかくの黒幕がこれで終わりなのはもったいないのでは?

弁護士ネタが多い著者の次の作品にも期待したい。
(^^)

2024年8月14日水曜日

倒産続きの彼女

新川帆立。

剣持麗子シリーズなんだろうけど、今回の主人公は、麗子の同僚として働く、ぶりっ子弁護士・美馬玉子。

婚活に励む玉子は辛い過去を持ち、祖母と二人暮らしをしている。

玉子たちが勤務する山田川村・津々井法律事務所の倒産チームが対応しているゴーラム商会の倒産案件。

そのゴーラム商会から内部通報されてきた別件にあたることになった玉子たち。

会社を倒産に導く同僚の女性がいるとの内部通報に困惑しながらも、その調査に乗り出したのだが、その矢先、関係者の死体を発見する事になる玉子。
そしてプライベートでも辛い思いをする彼女は弁護士としての人生を歩み続けることができるのか。

「このミステリーがすごい!」大賞受賞作。

このシリーズにちょっと期待!
(^^)

2024年2月27日火曜日

元彼の遺言状

新川帆立。

現役弁護士である著者の出世作。
第19回このミステリーがすごい!大賞受賞作。

大手法律事務所で弁護士とし働く剣持麗子。

才色兼備な28歳。毎日の残業も厭わず働いてきた彼女に示された年に一度のボーナスの額に激怒した彼女は、事務所を飛び出した。

暇を持て余す麗子の下に届いた元彼の訃報と友人からの依頼。

そして麗子自身にも元彼からの遺贈の話しが舞い込む。

なかなか伏線が張り巡らされており、ストーリーとしても面白い。 

初読の作者なのだが当たりだった。
ネットオフで続編も併せて購入。
(^o^)