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2026年8月18日火曜日
神酒クリニックで乾杯を
知念実希人。
月に2回だけの個人病院での当直勤務中に、激しい出血の若者が運び込まれた。
緊急対応をしようとした外科医の勝己は、その刹那気を失ってしまう。
結果的に青年は亡くなり、勝己は職を辞することになる。
新たな職場として恩師の教授から紹介された神酒クリニックは、厳しい守秘義務を強いられる特殊な医療機関だった。
ちょっと想像していたものとは違う話の展開に若干戸惑ったものの、著者らしさは十分感じられる。
(^^)
2026年3月25日水曜日
機械仕掛けの太陽
知念実希人。
2020年から始まった新型コロナウイルスによる人類への脅威。
医療従事者たちの終わりの見えない戦いをリアルに描いた意欲作。
心泉医大附属氷川台病院呼吸器内科の医師、椎名梓。
36歳で病棟長を務める彼女は、重症化リスクの高い母と喘息の持病のある4歳の息子と共に暮らしていたのだが、この未知のウイルスに対する最前線の戦場で感染者の治療にあたることになる。
救急救命部の看護師、硲瑠璃子もまたコロナ病棟への勤務を打診され、心身のバランスを崩しながらも自らの居場所を求めて懸命にもがき続ける。
町医者として地域医療を守る長峰邦昭は、70歳を過ぎてもなお現役の医師としてコロナに立ち向かう決意を燃やす。
3者の視点で語られていく2年半に渡る長い戦いの記録。
時が過ぎ、過去の話となってしまった世界のあの時をまざまざと描いた医療ドラマ。
(^-^)
2026年3月10日火曜日
崩れる脳を抱きしめて
知念実希人。
広島中央病院から研修医として神奈川県にある葉山の岬病院に派遣された碓氷蒼馬。
彼が受け持つ患者の中に最悪の脳腫瘍といわれるグリオブラストーマを患う女性、弓狩環がいた。
ユガリではなくユカリと呼んで欲しいという彼女にだんだんと惹かれていく蒼馬。
この恋の行方は非常に複雑な様相を呈する。
先般読んだ死神シリーズからもゲストが出てくるあたり、ファンサービスもしっかりしている。(^^)
2026年3月8日日曜日
死神と天使の円舞曲
死神シリーズ第三弾。
人間界に降臨していたレオとクロ。
それぞれが、名付けてくれた友との約束を果たすべく奮闘していたのだが、街で起こる不審火や次々と舞い込む未練を抱えた人たちと魂たちに翻弄される。
タイトルどおり本当の死神が現れ、物語は一気にクライマックスへ。
(^^)
2026年3月7日土曜日
黒猫の小夜曲
知念実希人。
死神シリーズ第二弾。
前作で犬の姿となって人間界に降臨した死神の同僚が、黒猫の姿となり未練に縛られた魂たちを我が主様のもとへ帰すべく奮闘する。
高貴な存在である死神が人間たちと接触することで、次第に人間くさくなっていく。
そして、本作もまたミステリーとして完成している。
m(_ _)m
2026年3月6日金曜日
優しい死神の飼い方
知念実希人。
死んだ人間の魂を、我が主様の元へ導く存在。人はそれを死神と呼ぶ。
ごくまれに人生に未練を持ち、死後も未練に縛り付けられ地上に留まる魂である地縛霊。
その魂を我が主様の元へ確実に導くため、犬の姿で人間との接触を試みるよう特命を与えられた死神は、ある病院の庭先に放り出される。
死が間近に迫った入院患者たちの未練を探る死神の活躍と、この病院の建物に纏わる悲しい出来事を紡ぎだす。
シリーズをまとめて図書館で借りてきた。
(^^)
2024年7月31日水曜日
ドクターM
海堂尊、久坂部羊、近藤史恵、篠田節子、知念実希人、長岡弘樹、新津きよみ、山田風太郎。
医療ミステリーを手掛ける人気作家8人の中、短編を集めた医療ミステリーアンソロジー。
初読の著者も3人いる。
既読の作品もあったが、読み返してみるのもいい。
Mって、ミステリーってことだよね?
(^^;)
2024年3月13日水曜日
螺旋の手術室
知念実希人。
純正会医科大付属病院に勤務する冴木裕也。
彼が第一助手として入った腹腔鏡下胆嚢摘出術の最中、不慮の出血に襲われた患者は命を落とした。
それほど難しくない手術で亡くなってしまった患者は、同大学の外科医でもあり、次期教授選の候補者と目されていた冴木真也、裕也の父であった。
教授選を巡っては、他の候補者が暴漢に襲われて殺害されており、大学を探る探偵がいるなど、不可解なことが続き、警察も捜査に乗り出していたのだが、裕也は一人事件の調査を始めるのだった。
螺旋が示す真相とは。
驚愕の医療サスペンス。
(^^)
2023年12月20日水曜日
祈りのカルテ 再会のセラピー
知念実希人。
シリーズ第二弾。
研修医を経て30歳になった諏訪野良太は、学会発表のあと、医学生時代の友人達と出会う。
研修医の頃に経験した体験を話す良太には人しれない思い出があった。
三重県出張の移動時間に読了。
意外な展開に軽く衝撃。
(^-^;)
2023年12月17日日曜日
祈りのカルテ
知念実希人。
純正医大付属病院で二年間の初期臨床研修中の諏訪野良太は、数ヶ月ごとに様々な科を回り医者としての基礎的な力を身に付けようとしていた。
患者の悩みを真剣に考え、それを解決するだけの能力と優しさをを持つと評される良太は自らの進む道をどう定めていくのか。
久し振りに図書館でたくさん借りてきたうちの一冊。
シリーズ2作目もあったので、併せて借りてきた。
なかなかいい感じの中編連作5作品。
(^-^)
2023年12月7日木曜日
となりのナースエイド
知念実希人。
つい10日ほど前に上梓された新刊なので裏表紙から引用。
新人ナースエイドの桜庭澪は、星嶺大学医学部付属病院の統合外科病棟に配属された。
技術至上主義の天才外科医・竜崎大河と時にぶつかりながら、医療行為が許されない立場で患者に寄り添い、癒やしていく。
澪がナースエイドを志したのは、半年前に起きた凄惨な事件がきっかけだった。
ある日、澪の身辺に怪しい影が差し事件がまだ終わっていなかったことを知る…。
どんでん返しの連続に息を呑む、ノンストップ医療サスペンス!
なかなか穏やかではないストーリーに、そういえば知念の作品ってこんなだったかも、と思い出す。
あとは、空想の病気や医療技術が描かれるため現実感が薄い。
大きな謎が一つ残ったのもモヤモヤ感が消えない。
続編があるなら解決してほしいかな。
(^^;)
2023年1月2日月曜日
十字架のカルテ
知念実希人。
光陵医科大学雑司ヶ谷病院、大学付属病院としては珍しい精神科の専門病院に配属された弓削凛。
院長であり、精神鑑定の分野では第一人者として一目をおかれている影山准教授に弟子入りを志願した彼女は、影山の助手として経験を積んでいく。
同僚女性の刺殺事件の容疑者の本鑑定を依頼された影山は凛と共に面接に臨むのだが、9年前の十字架を隠した凛の行動を悟った影山は彼女を面接から外す。
事態は進展しないまま、鑑定期限が迫る。
心の闇を扱った医療ミステリー5連作。
(^^)
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