誉田哲也。
韓国釜山まで50キロもない国境の島、対して九州本土までは130キロも離れている対馬。
この島で起きる発砲事件は東京のそれではない。外国人が発砲したのであれば、すなわち国境事変と化す。
警視庁捜査一課六係の東は北新宿で発見された撲殺死体の捜査に駆り出される。
過去の事件で公安と衝突し、大の公安嫌いで通る東は、今回の事件に見え隠れする公安の気配を敏感に感じ取る。
一方、公安部外事二課に所属する川尻は、自信が育て上げた在日朝鮮人二世の協力者である呉英男への感情移入が止まらない。
掌サイズの戦術核兵器であるミニニュークが、日本を経由してテロリストへ渡るという事態を阻止できるか。
国家を守る公安が描く未来は正義なのか。
結構ハード路線。
(^-^;)
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