誉田哲也。
「ドルチェ」に続く魚住久江シリーズ。
富士見フーズ専務の副島と中華レストラン点点楼大塚店店長の村瀬が誘拐され、誘拐事案の指定捜査員である久江に招集がかかる。
中野署特別捜査本部で腐れ縁の金本と組み、村瀬の妻、瑶子の動向をあたる久江が感じた瑶子の女心は、捜査にどう活かされるのか。
瑶子と副島の愛人関係に心を悩ます村瀬。
擬装結婚ではあるが、お互いの気持ちを感じ会う瑶子と村瀬。
二人が求めた些細な幸せは、大きな障害に阻まれ、瑶子の幸せを願い解決の道を探る村瀬は、副島の悪巧みに巻き込まれていく。
その結末は…
物語の伏線として、久江をめぐる金本と後輩刑事の峰岸巡査長の水面下の争いがあるのだが、43歳の久江になす術はあるのだろうか。
シリーズの行く末も見逃せない。
d(^-^)
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