海堂尊。
前作「ケルベロスの肖像」が、バチスタシリーズの最終章だと思っていたら、とんでもない、またまた同時進行の別物語を用意してくれた。
「螺鈿迷宮」をはじめ、これまでの数々の名作のエピソードを散りばめながら、医大生、天馬大吉が医者を志した思いと、青春の偶像を描き出す。
碧水院の天使すみれ、幼なじみの葉子、天馬を慕う才女の深雪。
これほどのラッキーペガサスが、他にいるのか?
己の命運を背負い、東城医大の未来を掛けた骨肉の争いに巻き込まれた青年の眩しい日々を描きつつ、バチスタ最大の謎を白日の下にさらけ出した渾身の一作。
次もあるんじゃないかとキタイシテイイのか?
(^-^;
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