安東能明。
かつて軍都と呼ばれた赤羽に、戦後作られた大規模団地。
50年あまりが経ち、老朽化した団地に住む者は減少し、老人の一人住まいや空き部屋が目立つ建物も多い。
ある日、葵ヶ丘団地に住む小学一年生の女児が行方不明だと母親から通報が入る。
赤羽中央署生活安全課の疋田は、相棒の晩嬢こと小宮真子とともに母親から話を聴くが、要領を得ない回答に不審な思いを抱く。
身代金誘拐に発展した後、願いもむなしく死体で発見された女児だったが、解剖の結果は乳幼児突然死症候群の可能性がありというものであった。
難航する捜査と、副署長からの執拗な横槍に悩まされながらも、事件の真相に近づいていく疋田と小宮。
己の欲望のために、ペドファイルに娘を差し出す母親たち。
団地という生活圏で繰り広げられる アンダーグラウンドの異常な世界。
まあまあ。(^^;)
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