近未来の疲弊した日本の首都東京に設けられた「安楽死特区」。
認知症を患った女流作家の澤井真子は、最期の連載を安楽死特区の住人として過ごす体験談を書くことに決める。
難波大学心臓外科のエース尾形紘は、急性大動脈解離の84歳のVIP患者よりも植込型小児用補助人工心臓手術を行った9歳の女児の急変対応を優先させたことへの制裁人事により、特区での主治医を命じられる。
安楽死を望む患者たちが次々と移り住む築地のタワーマンションで始まった特区での生活。
医療の問題を国策にする日本の政治は何を目指すのか。
ちょっと怖い未来の姿。
(^^;)
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