棚にたまった雑誌類を片付けている最中、パラパラとめくったページの中程の広告が目に留まった。
早速図書館で予約を入れ手元に届いた。
道警釧路方面本部刑事課強行犯係に籍を置く大門真由。
警察官だった父母の養女として育てられた真由は生みの母を知らず、また知りたいとも思わなかった。
釧路の海岸で上がった他殺死体。
この天涯孤独な老人の死の謎を追う真由たちは、八戸の街で半世紀前に起きた母と娘たちの辛い出来事を掘り起こす。
「ひとり」に苦しんだ男と「ひとり」を選んだ女たちを描く悲しみの物語。
初読みの桜木。
なかなかの手応えを感じたので、本作にも登場する松崎比呂を主人公にしている「凍原」も予約してみた。
(^-^)
0 件のコメント:
コメントを投稿