福田和代。
コロナウイルス感染拡大防止のため図書館が閉館。
唯一、予約図書だけは限られた時間に受け取りが可能なため、たまに予約を入れては借りている状態。
恋人の渉が発熱し2、3時間で鼻や耳からの出血と意識がなくなり救急車を呼んだ悠希。
急性の脳炎と診断されるが、意識を回復した渉は言葉を無くしていた。
そしてある日渉は悠希の前から姿を消した。
病原体不明のまま拡大を続ける新型ウイルス「バベル」による感染症は日毎に猛威を振るい、日本は未曽有の危機に瀕していた。
自らも愛娘をバベルで亡くした総理大臣の設楽は、この状況を打破するための措置として感染者と非感染者の住み分けを行った。
一定の成果を上げた住み分け政策であったが、日本政府はバベル根絶のための一手を密かに準備していた。
感染者たちの居住区域でゲリラ的に活動しているグループのリーダーとなった悠希はムーン・レディと名乗り情報を集めていた。
悠希たちは、パンサーと呼ばれる反政府組織のテロ行為を察知しその動向を注視するのだが、その中に渉の姿を見つける。
コロナウイルス騒動の最中にタイムリーな小説を借りてしまった。
(^^;)
0 件のコメント:
コメントを投稿