ピエール・ルメートル。
「その女アレックス」の著者が、アレックス以前に上梓した本作。
帯にある「アレックスの原点」は伊達じゃない。
精神的に参ってしまったソフィーの周りで起こる殺人事件の数々。
新しい戸籍を手に入れ逃亡するソフィーは一人の男性フランツとの結婚を目論むのだが…
物語が進むにつれ、ソフィーの精神状態の理由が明らかになり複雑さも増してくる。
さらにどんでん返しからのフィニッシュは気持ち的にはブルーが入るけれど、完成度は高し。
(^^)
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