佐々木譲。
妻と子供を殺された真鍋、警官である夫の暴力から逃げ出した祐子。
鉄道に飛び込む自殺未遂の女性を救ったことから、彼らを雇い入れることになった工務店社長の波多野。
それぞれに深い事情を持った3人は、奇妙な共同生活を経てその呪縛から解放されつつあったのだが、真鍋は復讐の相手から、祐子は夫から追われる身となる。
少年犯罪や家庭内暴力に対する法の裁きの正否を問う社会派ミステリー。
ユニットという単位が示す幾つもの在り方。
久し振りの佐々木作品。
結構考えさせられる。
(^^)
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