鏑木蓮。
年頃の一人娘にはからっきしの刑事、目黒。
警察学校では法医学を修め、将来は検視官を志す彼の捜査手法は、物証よりも心を解き明かすことに重点を置く。
女性の変死体発見の連絡により臨場した目黒は、慎ましやかな生活を送っていた小夜という若い女性が殺害されなければならなかった理由に思いを馳せる。
捜査を続ける目黒たちの前に立ちはだかる謎の遺骨は何を語りかけるのか。
事件の真実と、更なる罪に向き合わなければならない目黒、犯人の悲しき過去にまで寄り添う彼が辿り着く全ての真相。
初読の鏑木。
読書好きの幼なじみから借りたのだが、作風は気に入ったし、プロットも秀逸。
( ̄∇ ̄)
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