2015年9月23日水曜日

収穫の秋

稲刈り真っ只中の我が家。

7条借りのヤンマー7114Rを筆頭に、イセキのモンスターマシンJAPAN9120の2トップ体制。

9120のカッタートラブルのTカーとして本日はヤンマーGC90が登板。

ジジは往年の名機、初代JAPANを駆る。
我が家で唯一のオープンカーは、既にクラシックカーの趣。

蝶ヶ岳

9月21日。
蝶ヶ岳 2,677m。

村うちに2つあるライスセンターが一杯で稲刈りが開店休業となったため、急遽登山を決行。

今年は一泊して蝶ヶ岳から上高地までの縦走を計画をしていたのだが、休みが合わず断念。
妻と二人で蝶ヶ岳の日帰りとした。

前日に登山計画書を作って、朝は4時に家を出発。

三俣の臨場駐車場に車を停めて、5時にぼちぼちとスタート。

三俣駐車場までは600m。途中に路上駐車が沢山あって、案の定満車

さらに林道を800mほど進み、5時45分に三俣登山口で登山計画書を提出。

吊り橋を渡ると登山道ぽくなり、力水という水場を通過、名物のゴジラのような木には6時18分の到着。

標高1,900mの豆うち平には7時30分、2,000m地点が8時5分。

途中、前常念?が望める絶景ポイントがあったりするのだが、山の名前よく知らないし…(笑)

ダケカンバの紅葉を見ながら2,350mの古いベンチに9時14分、2,500mの最終ベンチは10時7分。

樹林帯を抜け出した大滝山への分岐点に10時28分。ここから草原とハイマツの中を抜け、10時45分に蝶ヶ岳ヒュッテに到着。

小休止の後、11時には標高2,677mの頂上で記念写真。

お昼はテント場で辛ラーメンとおにぎり。
風が強くなってきたので、暖かいモノがいいですな。

ゆっくりもできないので12時に下山を開始するが、ここからmarbleの地獄が始まる。

左膝に簡単なテーピングを施すも古傷が痛み出し、左足を庇いながらゆるりゆるりと。

途中、もう少しガッチリとテーピングをやり直すが、階段だらけの登山道を考えるとフルに巻く訳にもいかず、ある程度は妥協。

相当苦しかったが、4時40分に何とか車まで戻って来られた。

この痛みでは今シーズンの登山は絶望的。(-_-;)

新調した登山靴が快適だったのが救い。
(^-^)

2015年9月16日水曜日

ユニット

佐々木譲。

妻と子供を殺された真鍋、警官である夫の暴力から逃げ出した祐子。

鉄道に飛び込む自殺未遂の女性を救ったことから、彼らを雇い入れることになった工務店社長の波多野。

それぞれに深い事情を持った3人は、奇妙な共同生活を経てその呪縛から解放されつつあったのだが、真鍋は復讐の相手から、祐子は夫から追われる身となる。

少年犯罪や家庭内暴力に対する法の裁きの正否を問う社会派ミステリー。

ユニットという単位が示す幾つもの在り方。

久し振りの佐々木作品。
結構考えさせられる。
(^^)

2015年9月12日土曜日

スマート・テロワール

松尾雅彦。

元カルビー株式会社社長。
NPO法人日本で最も美しい村連合副会長。

美しく強靭な農村自給圏を提唱するもの。

まぁ、様々な考えはあってもいいでしょうな。

2015年9月10日木曜日

白砂

鏑木蓮。

年頃の一人娘にはからっきしの刑事、目黒。

警察学校では法医学を修め、将来は検視官を志す彼の捜査手法は、物証よりも心を解き明かすことに重点を置く。

女性の変死体発見の連絡により臨場した目黒は、慎ましやかな生活を送っていた小夜という若い女性が殺害されなければならなかった理由に思いを馳せる。

捜査を続ける目黒たちの前に立ちはだかる謎の遺骨は何を語りかけるのか。

事件の真実と、更なる罪に向き合わなければならない目黒、犯人の悲しき過去にまで寄り添う彼が辿り着く全ての真相。

初読の鏑木。
読書好きの幼なじみから借りたのだが、作風は気に入ったし、プロットも秀逸。
( ̄∇ ̄)

2015年9月7日月曜日

ハケンアニメ!

辻村深月。

ハケンアニメ?
なんのこっちゃと思ったのだが、ハケンとは覇権の意であった。

まぁ、好きではあるけれども、その道の領域にどっぷり浸かるほどでもないので、単語がまず分からないのだが、勢いはすごく感じる。

王子と呼ばれる訳ありのイケメン若手監督と、女王の如き振る舞いを求められスタッフの扱いに苦悩するうら若き女監督。

そして、彼らを取り巻くアニメ業界の烏合の衆。

神と呼ばれる原画マン女性の葛藤と恋模様が一体となり、二次元とリアルとの境が消滅するとき、人は幸せを感じるのだろうか…

一度、図書館で借りて読んでいたのだがタイムリミットで返却。その後なかなか借りられずにいたが、漸く手元に。

登場人物多くシーンも様々だけれど、結局は狙い澄ました結末に音もなく着地。

あ、決して予定調和ではない感動のラストエピソードが想像を駆り立てる。

辻村、作風や言葉の使い方も結構気に入っている。

( ̄∇ ̄)

2015年9月2日水曜日

奪還

麻生幾。

宮古島沖で海上保安庁の巡視船が北朝鮮の工作船と遭遇し3名の海上保安官が拉致された。 

救出任務に向かうバットマンこと特別警備隊小隊長の河合が率いる精鋭隊員たち。

決死の作戦で2名の殉職者を出した河合はぞの責任を負わされ、自ら職を辞した。

一年後、フィリピンのミンダナオ島のダイビングショップでボランティアとして働く河合は、この地で密かな計画を企図する。

正体を秘匿し生活する彼に、国境なき医師団として大地震後のコタバト市で医療従事していた心臓血管外科医の捜索依頼が舞い込む。

特別警備隊で磨き上げたスキルを駆使して争乱のコタバトへ侵入した河合を待ち受ける壮絶な戦い。

ハードボイルド。
(^^;)