2013年12月22日日曜日

処断〜潜入捜査〜

今野敏。

環境犯罪研究所に勤める佐伯。
彼は、元警視庁刑事部捜査四課のマル暴刑事で、現在は環境庁の外郭団体であるこの研究所に出向していた。

頑なに暴力団を嫌う所長の内村は、千葉県の小さな漁港で起きた若い漁師の事故死と、岐阜県東濃地方の山中で行われているカスミ網による密猟の関係に考えを巡らす。

内村の命を受けた佐伯は、エコ・フォースと名乗る環境団体と共に山中に潜入するが、そこには凶暴な暴力団の代貸、乾の姿が…

佐伯の過去は明かされないため、二人の美女との関係は見えてこないのだが、このシリーズって他の作品もあるのかな?

ハードボイルドテイストだが、すんなり読めてしまうかな。
(^^)

2013年12月20日金曜日

世界でいちばん長い写真

誉田哲也。

中学三年生、写真部所属、超がつく綺麗な従姉に可愛がられている少年、宏伸。

幼なじみの洋輔が引っ越してしまい、消沈の日々を過ごす彼が、ある日出会ったmamiya6×7の改造カメラ。

それは、宏伸の学生生活を激変させるグレート・マミヤだった。

大人しくて目立たない少年、綺麗なのにオヤジ化したお姉さん、元気なクラスメートと、可憐な学年のマドンナ、親友と、いじめっ子に、破天荒な爺さん…という、いかにも的な素晴らしいキャスト。

ほのぼのな中にも、銀塩カメラという無骨な機械をあしらった青春ストーリー。

誉田の多才振りが伺える。
(^O^)

2013年12月19日木曜日

オメガ 警察庁諜報課

濱 嘉之。

極秘裏に組織された国防の要。
警察庁諜報課、通称Ωオメガ。

高度なインテリジェンス活動をミッションとする特殊な組織は、精鋭の捜査官を擁しイリーガルな作業をこなす。

北京支局香港分室に籍を置く、美貌の持ち主、榊冴子。
彼女に与えられたミッションは、北朝鮮から密輸された麻薬の精製工場の把握と殲滅。

時を同じくして、北朝鮮側への攻撃を仕掛ける土田。

更に、中国サイバー軍中枢部を探る岡林。

一つのミスが取り返しのつかない事態を招く過酷な作業に、それぞれの思いを抱えて臨むエージェントたち。

鮮烈な冴子のデビュー戦を描く新シリーズ。
まぁ、ベタではあるがそれなり。
(^^)

2013年12月11日水曜日

疾風ロンド

東野圭吾。

「白銀ジャック」に続くいきなり文庫。
そして、これまたスキー場が舞台となる大活劇の長編ミステリー。

大学の医科学研究所から盗み出された生物兵器。
犯人は、それをスキー場のどこかに隠し、研究所の所長に脅迫メールを送った後で事故死してしまう。

僅かな手掛かりを頼りに捜索に臨む研究員とその息子。

タイムリミットが迫る中、様々な登場人物と、彼らの心の描写が織りなす人間模様にホロリ。

そしてダイナミックなアクションシーンと、圧倒的な描写力に、読み手の気持ちを高ぶらせること必至。
!(^^)!

2013年12月2日月曜日

祈りの幕が下りる時

東野圭吾。

加賀恭一郎シリーズ書き下ろし最新作。

加賀が幼い頃に家を出た母。

彼女が仙台で亡くなったと連絡を受け、遺骨を受け取った加賀は、自分の連絡先がどうして知れたのか疑問を抱きつつ、その謎を追い続けていた。

加賀の従兄弟で警視庁捜査一課の松宮は、小菅のアパートで見つかった他殺死体の捜査に臨むが、捜査は難航。

走査線に浮かぶ人物を繋ぐ母の影に加賀は何を想うのか。

日本橋に拘る加賀の謎が氷解するが、ネタバレ注意のためこの辺で。
(^^;)

2013年11月25日月曜日

ATOK

日本語入力システムを20年以上慣れ親しんだATOKにしたくてお試し版をインストール。

フラワー入力は若干戸惑ったが、ここまで入力してみたところ、Xperia標準よりもいい感じ。(^-^)
というか、変換効率がイイネ!

職場のPCはMS-IMEなんだが、こいつがまた相性が悪い…(-_-#)

いや、ホントなかなかイイぞATOK(ノ^^)ノ

2013年11月23日土曜日

林檎

本日から我が家の晩秋のイベント、林檎の収穫が始まりました。

親族総出で四分の一ほどが終わり、中間慰労会をカルビ大将で。(^-^)

今年は凍霜害と4月の降雪の影響で果実が小振りなのが残念ですが、色付きはなかなか。

例年並みに贈答用の注文があるので、なんとかせんとねぇ。

2013年11月13日水曜日

標高ニ八〇〇米

樋口明雄。

短編全八話。

山の話かな?と思って読み始めたのだが、系統は大分違った。

現代版、遠野物語と、原子力発電がもたらす悲劇のミックスダブルス。
しかも、SF入ってるという斬新な組み合わせ。

他にも色々書いているみたいなので、引き続き注目するかな。
(-.-)

2013年11月8日金曜日

首都感染

高嶋哲夫。

中国で発生したH5N1型の新型インフルエンザ。
サッカーワールドカップの観戦者が感染し、一気に全世界に広がる。

いち早く不穏な動きに気付いた元WHOメディカルオフィサーである瀬戸崎医師は、猛威を振るうウイルスの首都封じ込め作戦を政府に提案する。

環状8号線の内側は戒厳令さながらの様相を呈するが、針をも通さぬ鉄壁の守りで、日本各地への広がりは食い止められる。

世界中が感染者で溢れる中、奇跡的な取り組みを見せた日本の総理と厚労省大臣の英断。

異例のスピードで変異する強毒性ウイルスに対抗するパンデミックワクチンの製造は間に合うのか。

致死率60%の新型インフルエンザと人類との戦い結末は。

緊迫したストーリーにのみ込まれ、ページが進む。
( ̄▽ ̄)

2013年11月3日日曜日

ライジング・ロード

高嶋哲夫。

オリエント電気中央研究所でメガソーラーシステムの開発に取り組んでいた陽子は、会社を辞した後、潰れかけの東北科学大学の非常勤講師になった。

与えられた仕事は、全日本ソーラーカーレースでの優勝。

一癖も二癖もある学生たちを集めた研究室、僅か二百万円の資金と三ヶ月という期間で、予選会出場用のマシンを一から作るという極めて困難なミッションが始まる。

地域の力に助けられながら完成したチェリー1。ギリギリで掴み取った全国大会出場のキップ。

その祝賀会の最中に襲った東日本大震災。

自分たちも被災した陽子と学生たちは、それまでに培った知識とチームワークを発揮し、避難所の生活を支える。

一度は津波にさらわれたチェリー1が奇跡的に見つかり、もう一度研究室に集まった彼らが目指すものは。

レースに臨む彼らの前に、太陽が昇り出す。
そして陽子にも転機が訪れる予感が…

フィクション…だよな?

まぁ、押さえるべき所は押さえてますな。
(^-^)