シリーズ完結編。
Ⅰ、Ⅱは新装版を入手したのだが、本冊は古いもの。ま、内容はそんなに変わらないでしょう。
信用金庫立てこもり事件現場にジウの存在を認め駆けつけた東。
直後、建物からの爆発に巻き込まれ特殊班の警部が殉職。
本件ではSAT隊員7名もの死者と3名の重体重傷者を出した。
基子は再びSATに戻され、制圧班の班長となる。
SATの小野小隊長から極秘面会を求められた東は三咲と共に小野から基子の近況を聞かされる。
現職総理大臣の拉致と新宿が封鎖されるという前代未聞の事件が発生し、東たちは基子が同僚の警察官を射殺する映像に旋律する。
黒幕とジウ、そして基子と三咲たちの息をも吐かせぬ攻防、クライマックスは一気に訪れる。
ジウが事件を起こし続けたその思いとは。
警察小説は数あれど、これほどの背景を描きまとめあげた作品は見当たらないのでは?
すごい!
としか言いようがない。
(^-^)
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