2025年1月29日水曜日

任侠梵鐘

今野敏。

シリーズ第七弾。

今月の新刊のため帯から引用。

義理人情に厚いヤクザの親分・阿岐本雄蔵のもとには、一風変わった経営再建の話しが次々と持ち込まれ、その度に代貸の日村は振り回されていた。

今度は神社と寺!?

テキヤが祭に露店を出せなくなったことを憂いていると、除夜の鐘がうるさいというクレームまで来る始末。

「この国は滅びるぞ」と怒り心頭の住職をなだめていた日村たちも、警察に通報されたり、追放運動をされたりと大ピンチ!

さらに不穏な動きが…
どうなる阿岐本組!?

安定の世直しストーリー。
(^^)

2025年1月28日火曜日

グランドシャトー

高殿円。

大阪京橋のキャバレー、グランドシャトー。

家庭の事情で大阪に流れ着いた19歳のルーは、グラントシャトーのナンバーワン真珠に拾われる。

ついにナンバーツーの座についたルー。
日本の社会が昭和から平成に移り変わる中、キャバレーはその姿を変えていく。

そしてルーもまた、大阪から東京へ出て行くのだった。

再び大阪に戻ったルーが仕掛けるキャバレーの立て直し。
ルーの生い立ちもさるものながら、真珠の隠された過去が明らかになるとき、何とも言えない高殿らしいストーリー展開は感動もの。

一気読み必至。
(^^)

2025年1月27日月曜日

ジウⅢ 新世界秩序

誉田哲也。

シリーズ完結編。
Ⅰ、Ⅱは新装版を入手したのだが、本冊は古いもの。ま、内容はそんなに変わらないでしょう。

信用金庫立てこもり事件現場にジウの存在を認め駆けつけた東。

直後、建物からの爆発に巻き込まれ特殊班の警部が殉職。
本件ではSAT隊員7名もの死者と3名の重体重傷者を出した。

基子は再びSATに戻され、制圧班の班長となる。

SATの小野小隊長から極秘面会を求められた東は三咲と共に小野から基子の近況を聞かされる。

現職総理大臣の拉致と新宿が封鎖されるという前代未聞の事件が発生し、東たちは基子が同僚の警察官を射殺する映像に旋律する。

黒幕とジウ、そして基子と三咲たちの息をも吐かせぬ攻防、クライマックスは一気に訪れる。

ジウが事件を起こし続けたその思いとは。

警察小説は数あれど、これほどの背景を描きまとめあげた作品は見当たらないのでは?
すごい!
としか言いようがない。
(^-^)

2025年1月26日日曜日

test ride

気温は上がらないけれど、お天気はいいので、サイドバックにも荷物を入れて試運転に。

一般道で駒ヶ根まで行って折り返し。
伊那市で懇意にしている喫茶店でソースかつ丼のランチ。
コーヒーはママさんからのサービスで!
ご馳走さまでした。

無理やり付けたリアスポイラーも問題なく使えてる。

この季節に峠は攻めないのでタイヤはこんな感じ。(笑)

本日の
走行距離120キロメートル。

暖かいうちに帰宅。
(^^;)

2025年1月25日土曜日

ジウⅡ 警視庁特殊急襲部隊

誉田哲也。

一冊目に続き新たな局面に。

写真週刊誌に掲載されてしまった基子の記事。
あらゆる情報は秘匿されなければならない特殊部隊の隊員としては有り得ない状況であったが、その真意を知るところとなり、彼女は自らの特進と引き換えにSATを去る。

一方の三咲は、逮捕されたジウの共犯者から情報を引き出そうとするのだが、新世界秩序という謎の言葉を残したまま自殺されてしまう。

ジウが起こす連続事件と、その背後に潜む新たな権力者。

物語は一気に途轍もない方向に向かっていく。

誉田の筆はとどまることを知らない。
かなり驚きの展開。
(^^)

Z1000 冬仕様

毎年恒例の三種の神器。
ハンドルカバー。
レバーラップ。
グリップヒーター。

カバーの中はこんな感じになってます。 

見た目はイマイチなんだけれども。
これがあれば、スリーシーズン用の薄手の革グローブでいけちゃうので、操作性は抜群だしマジ暖かい。

塩尻あたりまで軽く流してみたのだが、モーマンタイ。

ワイルドファイアのジーンズとタイツのみという下半身が一番寒かったという結果に。
やっぱりオーバーパンツはかなきゃダメだな。
(^-^;)

ジウⅠ 警視庁特殊班捜査係

誉田哲也。

著者の代表作の一つ。

これまであえて読まずにきたのだが、満を持してブックオフで全3巻を入手。

警視庁刑事部捜査第一課特殊班捜査係の門倉三咲と同僚の伊崎基子。

相反する性格の二人を主軸に物語は進行する。

たてこもり事件の現場に臨場した特殊班。
事件は解決したのだが、三咲はそこでの失態から碑文谷署へ異動となり、誘拐事件特別捜査本部の任に就く。

一方の基子は今までの活躍を認められ、警備部第一課特殊急襲部隊、通称SATへ引き抜かれた。

三咲がペアを組む東弘樹殺人犯三係主任は、この誘拐事件での禍根を胸に黙々と捜査に臨む。
三咲はこの孤独な上司に惹かれつつ、事件の首謀者であるジウという少年の犯罪心理に思いを馳せる。

いかにも誉田らしいストーリー展開。
このままで映像化は困難な気がするけれど、多部未華子、黒木メイサの主演ですでにドラマ化されているらしい。
機会が有ったら観てみたいかな。
(^-^)

2025年1月22日水曜日

Z1000 リア積載改善

東北ツーリングの際、マフラーと近かったせいで溶けてしまったサイドバック。

これを何とかせんとイカンということで年末から模索していたのだが、とりあえず形になった。

まずはヘプコアンドベッカーのリアシート置き換え型のスピードラックをヤフオク!で入手。
まずまずのキレイなものが届いて良かった。

ちなみに、ノーマルのリアシートはこんな感じ。
これでシートバックなんかは普通に積載できるのだが。

次に、みんカラの先輩たちの記事を参考に拡張ラックを自作。
9ミリの板材で40センチメートル角として製作。
何度も黒を吹いて、さらにクリアもこれでもかと。
おかげで端部と裏側以外は木材っぽくない仕上がりに。

スピードラックはリアカウルとの間の隙間がめっちゃ広いので、スポンジを貼り付けて異物の侵入を防止。

見た目はイマイチなのだが、裏側だしバッグをつければあまり見えない部分なので良しとする。

このままで走る事はないと思うけれど、意外とスマートな感じ。

が、しかし。
拡張ラックの幅を40センチメートルにしたため、以前作ったつっぱりステーが短くなってしまい、サイドバックの下側がすぼんだ状態に。
ちょっとカッコ悪いかも…

で、またまた同じ手法でつっぱりステーを再製作。
今回はつや消し仕上げにしました。

上が従来品。
下がバージョン2で、長さは45センチメートルと5センチメートル長くした。

バージョン2でつっぱってみたところ。
これならいいんじゃない。

バッグ側の当てゴムの位置はギリギリだけど、しばらくこれで使ってみよう。

従来の積載状態。
積載物がシートまで迫っており若干自由度が犠牲になっていました。

こちらが改良型。
どうでしょう。
全体的に積載物を後方へ移動したことで、窮屈感がなくなりました。
この差は大きい!

ますますストリートファイターっぽくなくなってきましたが、快適ツーリング仕様なので。
(^-^;)

2025年1月20日月曜日

真夏の異邦人

喜多喜久。

超常現象研究会に所属している大学1年生の星原俊平は、夏休みを利用したフィールドワークのため、実家である冥加村にサークルの先輩たちと訪れていた。

ある晩、彼は黒い直方体の物体が悠然と空を飛んでいるところを目撃し、その物体を追いかけ冥加山の崖の麓に辿り着く。

棺にも似たその直方体からは、金髪の美少女が現れ…

著者の十八番とも言えるラブケミストリー仕立ての少し変わった青春ミステリー。
(^^)

サニーレタス

年明けの仕事として、サニーレタスの定植。

ビニールハウス8棟のうち、本日は5棟まで終了。

不織布を掛けてからしっかりかん水。

残りの3棟は明日の予定。
3月下旬から4月の頭に出荷します。

2025年1月14日火曜日

K2 池袋署刑事課 神崎・黒木

横関大。

池袋署刑事課強行犯係に配属された神崎。
そこには同期の黒田がいるはずだったのだが、出勤しておらず連絡もつかない。

黒木を探し出すよう命じられた神崎は黒木の足取りを追うのだが。

警察学校時代の二人や、黒木が刑事を志した秘密など、なかなか見せ場のあるストーリー展開。
(^^)

ドラマ化もされてるそうなのたが、こちらは未観賞。
(^-^;)

2025年1月11日土曜日

物語の種

有川ひろ。

今日は久し振りに農作業。
来週のサニーレタスの定植準備で施肥と耕耘を少々。

さて、本題。
新型コロナウイルスに翻弄される中、著者が思いついたのは。
物語の種を募集して、著者がそれを元に一つの物語として発表するというもの。

芽吹いた10作品は有川らしさ満載で、農作業後でも一気読み必至。
(^^)

検索用のラベルは、有川浩で統一しているのであしからず。

2025年1月10日金曜日

一夜 隠蔽捜査10

今野敏。

シリーズ第十弾。

神奈川県警の刑事部長となった竜崎。

小田原署管内で発生した小説家誘拐事案の捜査本部に詰めた彼に、別の小説家が捜査協力を申し出てきた。

敵同士なのだと言う小説家の言葉を聞く竜崎は何を思うのか。

竜崎の家庭の問題も伏線に事件は思わぬ方向へ進み出す。

安定、安定。
(^^)

手持ちの本が無くなってしまったので、午後はかみさんとブックオフへ。

2025年1月9日木曜日

架空犯

東野圭吾。

昨年11月に上梓された最新作。

帯に「白鳥とコウモリ」の世界再びとの記載があったので、まずは本棚から引っ張り出してこちらを再読。パラッと捲るつもりだったのだが、結局はじっくり読んでしまった。
本作でも登場するのは警視庁捜査一課の五代努。
桜川班の五代は切れると噂される刑事が臨んだ事件の真相は。

これまた帯から引用。
誰にでも青春があった。
被害者にも犯人にも、そして刑事にも…。
燃え落ちた屋敷から見つかったのは都議会議員と元女優夫婦の遺体だった。
華やかな人生を送ってきた二人に何が起きたのか。

前作「白鳥とコウモリ」やこれまでの著者の傑作の数々の根底に流れる「罪と罰」。
またしても東野にやられた。
これも傑作。
(^o^)

2025年1月8日水曜日

S&S探偵事務所 いつか夜は明けても

福田和代。

シリーズ第三弾。

新型ウイルスの蔓延による緊急事態宣言により開店休業状態になった探偵事務所。

暇を持て余すしのぶとスモモの元に古巣の防衛省から連絡が入る。

部外者立ち入り禁止エリアの中央指揮所でサイバー防衛隊の飛田隊長から各国の政府機関、軍隊、主力企業へのハッキング被害が東京から行われていることを知らされ、防衛隊の別働隊としての業務依頼を受けたしのぶたちは、さっそく調査を開始するのだが。

こいつはなかなか面白いプロットだったのと、しのぶが思いを寄せるデラさんとの恋の行方も気になる展開。

これで終わってもいいのかもしれないけれど、二人の活躍はまだあってもいいな。
(^-^)

2025年1月6日月曜日

警官の酒場

佐々木譲。

シリーズ第十一弾。

昨年の新刊のため、帯から引用。

捜査の第一線からはずされ続けた佐伯宏一。
重大事案の検挙実績で道警一だった。
その佐伯は、度重なる警部昇任試験受験の説得に心が揺れていた。
その頃、競走馬の育成牧場に強盗に入った四人は計画とは異なり、家人を撲殺してしまう。
"強盗殺人犯"となった男たちは札幌方面に逃走を図る…。

道警・大通警察署シリーズも既にここまできた。
途中が未読のものもあるので何とかしないとな。
(^-^)

2025年1月4日土曜日

ドクター・デスの再臨

中山七里。

犬養隼人シリーズの一つで「ドクター・デスの遺産」の続編。

かつて20万円で安楽死を請け負っていたドクター・デスこと雛森いずみ。

投獄中の彼女を模倣した事件が発生し、犬養と高千穂は専従の捜査員として現場へ向かった。

続く安楽死事件で犯人はJKギルドを名乗っていることが分かり、犬養は東京拘置所へ向かう。

どんでん返しの中山が繰り出す結末は。

第三段弾にも期待したいところ。
(^^)