真保裕一。
経済産業省通商政策局調査課に勤務する課長の富川光範が神奈川県の山中で遺体で発見される。
振込者不明のたった50万円の入金が発覚したことにより、光範の死は収賄罪を問われることを苦にした末の自殺と断定された。
光範の自殺を信じられない妻でジャーナリストの真佐子は、つてをたどり警視庁に籍を置く井岡に夫の死の不審な点を訴えるが…
妻に自殺された過去を持つ井岡は、この話に乗り気ではなかったが、刑事だった性から事件を洗いはじめる。
富川から繋がる関係者たちが次々と自殺をしていることが判明し、事件は意外な方向へ転がり出す。
なかなか難しいストーリーだが、真保らしい硬質な筆使いはmarble的にはオッケー。
(^^)
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