2018年8月29日水曜日

暗闇のアリア

真保裕一。

経済産業省通商政策局調査課に勤務する課長の富川光範が神奈川県の山中で遺体で発見される。

振込者不明のたった50万円の入金が発覚したことにより、光範の死は収賄罪を問われることを苦にした末の自殺と断定された。

光範の自殺を信じられない妻でジャーナリストの真佐子は、つてをたどり警視庁に籍を置く井岡に夫の死の不審な点を訴えるが…

妻に自殺された過去を持つ井岡は、この話に乗り気ではなかったが、刑事だった性から事件を洗いはじめる。

富川から繋がる関係者たちが次々と自殺をしていることが判明し、事件は意外な方向へ転がり出す。

なかなか難しいストーリーだが、真保らしい硬質な筆使いはmarble的にはオッケー。
(^^)

2018年8月17日金曜日

あの子が結婚するなんて

五十嵐貴久。

高校で同じグループだった女子5人組。

32歳の今も変わらぬ友情を守り続けてきた。

ある日、一番結婚とは縁がなさそうな美宇から婚約の報告が入り、美宇は彼女たちに結婚式でのブライズメイドを依頼してきた。

美宇とは一番古い付き合いで親友とも呼べるナナは、メイド・オブ・オナーを任されることになる。

新郎側もアッシャーと呼ばれる男性版のブライズメイドを立てることになり、ナナはそのオナーであり、新郎とは兄弟同然に育った従兄弟の英也と共に、美宇の結婚式に向け準備を進めることになる。

32歳独身そこそこにイケてるナナに巡ってきた英也との恋の予感。

美宇たちのワガママに振り回されながらも、ナナは自身の幸せを掴むことが出来るのか?

女のポジショニング争いって怖いよね〜って話。

(^-^;)

2018年8月11日土曜日

沈黙法廷

佐々木譲。

赤羽署管内で発生した一人暮らしの資産家を狙ったとされる強盗殺人事件。

早々から容疑者をハウスキーパーの女性に絞る捜査一課のやり方に不満を持ちつつも、組織としては従わざるを得ない所轄捜査員の葛藤。

容疑者とされた女性は、人には話したくない過去もあったことから、無責任なマスコミの餌食にされてしまう。

そして、裁判員裁判で争われた公判を複雑な気持ちで傍聴する青年に待つ判決の結果は。

一つの事件を色々な角度から追う佐々木の作品。

法廷小説としての臨場感を求めた著者の思惑は成功している。
(^^)

2018年8月9日木曜日

福島県

東日本選抜野球大会出場のため、かみさんと福島県、会津入り。

台風への対応で試合日程が調整され、第二試合へと変更になったので、空き時間で喜多方の朝ラーメンを堪能。

ガイドブックには必ず載っている坂内食堂で肉そばと支那そばを注文。

試合の方は4対2で2回戦への進出を決めた。

その足で6年前にお世話になった南相馬へ移動。

事務所を訪ねたところ、当時一緒のチームだった方とも再会できた。

夜は長野から派遣されている仲間と一献。
雨の影響か、排水機場トラブルで1人は残業が決定したため会えないままだったが仕事では仕方ない。

台風がどうなるか若干の不安はあるが、今日は帰路につく。

2018年8月5日日曜日

結納

自分じゃありません。(笑)

長男の結納を略式ではありますが執り行ってきました。

世間に向けて正式に婚約を宣言することができるので、見合った心構えを持つことを切に期待するもの。